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時効レポ 忘れた頃に 最終回。 えー。 梅雨入りです。 時効が最終回になったあの頃はまだ山には雪がたっぷり残っていたものでした。 いや本当に。 最後の1歩が踏み出せないのは無意識に霧タンとの別れを迎えたくなかったからなのです。 …かもしれません。 ともあれ、最後の1歩を踏み出しますので、最後まで、よろしくお願いします。 ◆まぁ、、最後とは言っても、一話完結の 『時効警察』。 今週も最終回だよと言われなければ 「そうですか、」 と気付かないほどに、いつもの時効課のだらけた風景、 いつものフザケタ面々がまったーりと昨今の世知辛い事件の数々とは無縁のような、 平和脳の詰め込まれた頭を痛めてるのは、 ”温泉旅行はどこにするか” っていう事だったりするのです。 『湯冷温泉』 湯ざめしたくないよなあ。 『架空温泉』 あるのかないのか。 『骸骨温泉』 死にそうです。。。 等々、黒板に上がってる候補地はどこもイマイチ。。 それはやっぱりポツネンが幹事だからでしょうか。 ◆で、今回はもはや懐かしくも思える1,2話から数ヶ月。 コネタ警察、、 いや、時効警察脚本演出のリーダー(?)三木監督の再登場って事で、 四方八方に放り投げていたコネタの落とし前をつけておりますなぁ。 自分的にちょっと衝撃的だったのは、うさぎのタメちゃんが、 「フン〜!!」 だった事ですよ。 えぇぇぇぇ〜〜〜〜軽くショック。 「ん”〜〜〜〜〜っ!」 にしか聞こえなかったのだけどなぁ 。 ま、とか書いてみると、然程ショックでもないです。 それより タメちゃんぬいぐるみが可愛くないのが気になります。 他にもきっちり、又来さんをどつく十文字に黒板に正の字を書き加えるサネイエさんとかね。 つか、それにしてもドツかれた又来を観て、何でそんな妙に嬉しそうな顔でニコニコしてるかなぁ、霧タン。 何を見ても楽しそうな霧タン。 和みな生き物だなぁ。。。 ◆「話はすっかり聞かせてもらいましたよ」 と一生に一度は言ってみたいセリフを言って満足気な十文字、 何か知らないけど霧タンに文句言いながら飛び込んで来た鑑識の諸沢さん、遠慮もなく放屁する蜂さん。。 狭い時効課にどんどん人が溜まって行く。。 蜂さんのアレの香りも溜ま った時効課に大トリで熊さん。 やっぱ落ち着くのかしらね、ココ。 ◆「殺されたこの人には予定がびっしり。 生きてる霧山には温泉旅行の計画がさっぱり。」 ちょっと十文字さん、今日は言葉が冴えてるなあ。 ナイスライム調。 ついでに 「ポツネン」 を迷うことなく 「ポテチン」 と言い間違い。 でも何か、ぽてちん、てのも可愛いーんじゃなーい? ポテチン、ていう語感がいいの。 ◆こんだけヒマそうにしてるのに、三日月くんが 「行くんでしょー慰安旅行〜♪」 と何気に話しに混じろうとすると、時効課一同、突然真面目モードで邪魔者扱い(笑) 「絶対終わらないですよ! へっへっへっへ」 突然悪者風笑いの三日月君。 この 「へっへっへ」 が憎たらしくも可愛いのだよねー。 「何だって始まりゃ終わる。」 とクールに言い放つ熊本課長に 「wow! 意味深ですねぇ〜〜」 と霧山。 時々さらっとこんな感じのちょっと胸に来るセリフがあるのが三木脚本なのだ。 始まれば終わる。。。 そんな最終回。 いつもの鳩時計とも、いつもの由紀さおりさんのこのトボけた声のナレとも今日でお別れなのねん。。 あっ。何か今猛烈に寂しくなってきた。。。 『時効警察を趣味で解決する霧山修一郎。 きりしゅ〜!』 って最後の最後にそんな省略愛称提案されても、さおりさん。 ◆とりあえず食堂でいつもの様に、霧&しずかで今回の時効捜査の相談。 これもすっかりいつもの流れになったもんだなぁ。 1話で 『うどんの「!」』 に対して最終回は 『なるとに「?」』。 どうでもいい事を作って楽しい、見て楽しい。 それが時効警察だもの。 ◆毎度モリモリおかず沢山ランチの三日月は温麺一品の霧山に勿論突っ込むけど 霧山は当たり前の様にこう言うのだ。。 ”早くおなかがすけば、夕飯に何食べようかなと思う幸せな時間が長くなる” どんな些細なこともこう、、 幸せに結び付けていける霧山の生き方って何かいいよねえ。 単純なんだけど、説得されます。 ダイエッターにもちょっと座右の銘にしたい感じです。 が、思わず感化され、駄洒落+ナンチャッテ!とおどける三日月くんには ぴくりとも笑わない。 愛想笑いさえもない…。 そんなSぽさも相変わらずです。 ◆が、お金がなくなったからこれで趣味の捜査は最後にすると言う霧山。 しかもこれから捜査しようとする事件は交通費がかかる遠方…… って、だったら近場の事件にすればいいじゃん! などと、時効捜査の素人は思いがちですが、 趣味ゆえに、そこはやはり興味がなければ始まらないのです。 仕事じゃないから近いからとか、 そういう問題じゃないのですね。 霧山のまったりしたアンテナに、パコッとくる事件じゃないと。 お金の問題じゃないのです。 ま、結局交通費なくなっちゃうから最終的にはお金の問題です…、 って説得されないなぁ。。 ま、趣味とはそもそも無駄にお金がかかるものなのだ。 ◆警察署内にピアノルームってあるん? と思ったら、取り調べ室なのね、ここ。 もともとソコにピアノがあるのか。 たまたま今、ピアノがあるのか。 気になります。 もともとあるなら どんな取り調べがこのピアノによって展開されるのか。。。。などと想像はつきませんが、 それよか 「浪花のモーツァルトていましたよね。」 と霧山が言うと、 「キダタロウだそれは」 って一瞬又来さんにキダタロウが降臨したような?! 。。。。気のせいね。 ◆熊本さん、ピアノ弾けるんだなあ。 ちょっと感動。 ただのウ●コ好きな課長じゃないんだ。 ◆「線路の匂いがキライ」 とサネイエさんと又来さんで盛り上がってますが 線路の匂いって嗅がずに人生終わる人も多いと思われます。 私もその1人でありたい。 でも何となく分るかも。 想像の範疇で。 ”カブトムシの味がする〜” とか良く言うのと同じ感覚で。。。 言うよね? 食べたことないけど何となく。 ◆毎回奇怪な登場人物が現れる時効警察。 今回のミノムシ男とかに至っては、もはや人間離れして妖怪系ですが、 結婚してて確定申告してて、 コーヒーなんかも嗜んでたりして、ちょっとぶら下がり具合も居心地良さそうに見えるし… 大自然の中で、案外ナイスな生活営んでるんじゃなーい? でも下ろすと死んじゃいそう。 いやなんとなく。 ◆ダイイングメッセージについて雑談中の時効課。 又来「犯人は腕を伸ばした時に肘がくっつく男なのか。」 サネ「サルウデですよそれ。」 霧修「サリエリなのだ。」 ←この言い方がめちゃ可愛いのだ。 じゃああれだ、お尻がキュートな女の子を演じたハニーな超足長タレント、、、 それはサトエリなのだ。 。。。あああ。 自分でボケて突っ込むのはつまらなくそして寒い。 いいなあ、ボケがいがある時効課。 とか言いつつ、つい頭の中でセルフボケしてしまう自分。 宮崎あおい×浅野忠信×青山真治監督の爆音映画、、 それはエリエリレマサバクタニなのだ。。。 長っ なんだかすんません。。 ◆今回のどうでもいいけどとっても時効的ネタは 『二度見』。 麻生さんが某雑誌でのポラ日記でも使ってた、あの、二度見。 『二度見のテーマ曲』 まで又来さんが即興?で作り上げてるし。 ♪にーどみ にどみ 何見て 二度見 十五夜お月さん 見て に〜〜〜ど〜〜〜見っ♪ 熊本、三日月、又来、サネイエ、蜂須賀、霧山、即興でこの完璧な二度見っぷり! いいなあ、二度見。 いつかはナチュラルにこなしてみたい二度見。 又来さんの二度見ソングはどう聞いてもパクリですが(笑) もはや私の中でこのメロディは二度見の歌です。 ま、作詞作曲者不明の歌だからよいのだ! ◆ずうっと持ち歩いていた婚姻届に、ついに霧山のハンコを押す三日月くん。 「やってしまった。。」 と鏡に映った自分の姿を見て、二度見。 「私ほとんどビョーキですよ。」 もはや先週、勘違いだったとは言え、変態霧山を受け入れ、 セーラー服を着てベッドに自ら潜り込んだところで既にビョーキは確定ではありますが、 勝手にどこで手に入れたのか買ってきたのか霧山ハンコを押し、 自分のハンコもしっかり 「ええいっ」 と押した挙句に 「やってしまった、、へっへっへ」 と開き直りの悪者笑いしちゃう三日月くんに、 恋愛末期を感じさせます。 誰か彼女を救ってやって。 ていうか救えるのは霧修だけです。 その霧修は同じくハンコを持って同じ時間に悩んでますが、悩みの方向が現実的。 「この一線は越えたくないけどなーーー」 と悩む目の前には 『定期預金解約書』。 んでも、失礼ながら50万。。。50万て所がポツネンぽいよねー。 で、こちらは恋愛ではなく、趣味への飽くなき探究心を押さえる事が出来ずに 「ええいっ」 …と、それぞれの思いを込めて押したハンコが運命を、、 変えるとか言う程の事もないのだ。 ◆さて、そんな覚悟を決めた最後の趣味調査デートですよ。 「へへへっ」 と、嬉しそうに。 ほんっとぉぉぉぉにうれしそうに満面の笑顔でソーセージを買ってくる三日月君、 私はこんなに嬉しそうにソーセージを手にして笑う女優を他に知らない。 が、霧タンは冷たく 「なんでこんな天気の良い日にソーセージ食べるかなぁ」 と言い放つ。。 追い討ちかけて派出所では、1話で登場した口が臭い林田さんのお兄さんの林田さんも 当たり前の様に、『ソーセージは曇りの日に食べないと。』 でさ、1話の 「日曜にメガネはイギリス人ぽい」、 そのイギリス人のメガネの謎は今回解けるわけですが (解けたのかあれで?) このソーセージの謎は放りっぱなですよ三木さん。 それはぜひとも続編で? ◆トムソーヤを剥がした痕がとても痛々しいです。 全く、トムソーヤには気をつけないと。 ◆いきなり渡されたヨロレイヒな帽子を素直に被り、林田さんの後についていく二人。 。。。てか早っ! 超競歩。 もはや小走り。 そりゃあ脇っぱらも痛くなります。 ”ピンクの仕事をしていた” あんずの話をしながら、チョイ、 と脇ばら押さえてる霧タンの胸をつつく林田さん。 「ほ。 ほっほっほ。」 どうやら何かツボがソコらしく、こそばそうに胸を押さえて妙な笑いをこぼす霧タン。。 この脱力な本当に思わずこぼれた笑い声が可愛い。。。つか、結構こう、、敏感ですね、霧タン。 …つつきたい。。。 ◆金貸しの浦部と雨田との間には 『ドロドロ』 とした 『金銭トラブル』 があった。。 と言う事で、泥レスする二人に舞うお札、、って泥違いだよ。 が、このマニアックな映像はタモリ倶楽部かと 思う程、インパクト大でございます。 ◆時効課では雨田、冴島、アンズの三角関係を皆で検証。 三日月君も霧山の秘書として口出しするものの、 一同にいちいちムカツクとか言われちゃってるし、相変わらず冷たくあしらわれてます。 ムカムカしつつ言葉にならない怒りで口をパクパクもぞもぞしてる三日月君って、、 なんだかウサギぽくてかわいいなあ。 ◆冴島宅をご訪問。 雨田の遺留品の箱を差し出す霧山。 家の柱を通した凝ったデザインのテーブルですが、問題なく、ズズズ。 ◆で、ついに 『日曜にめがねはイギリス人ぽい』と言う1話の時効警察的常識の謎は、 『日曜にかけておけば、月曜日にかけなくてすむでしょ』 と、本場イギリス人のリチャードによって解説されて、ああすっきり!! 。。。。するわけないじゃん! あっはっはと笑って謎が解けたとか和むなよ! わかんないよ! 時効警察に出るイギリス人の考えることワカリませーン ◆帰り道。 メガネネタで置いてきぼり食ったのが面白くないのかふてくされた顔してる三日月君に、 「いつまでモヤモヤしてるのさっ。 …それより、わかったヨネ?」 って霧山の言い方がなんだか良い。 こう、慣れ親しんだ二人の会話って感じが。 それと加えて雨の中の相合傘状態が可愛い。。。 傘持ってるのが女性だけど。 でも霧山ならそれが許せるのだ。 何となーく、そんなホワワンとカップルぽい雰囲気ですが 「心が曇るとメガネも曇る。 顔にかく汗の仕業だ。」 と、辛いもので髪の毛が逆立つのと同じようなもっともらしい霧山理論で語ると、 すーっと傘を出て歩き出し、、 「三日月くんて、、良く見ると、綺麗だよね。」 と言って振り向く霧山のメガネは。。。。いわずもがな。 ほんとに霧山のこのひねくれたイジメッコな愛情てば! ![]() て事で、現地についたら早速 「柔らか度」 チェック。 新鮮な(?)地蔵の柔らかい感触を満喫する又来、霧山、サネイエ、熊本。 『この地蔵は 昔とても堅い地蔵で 旅人や子供たちがぶつかり よく怪我をしました。 その噂を聞いた 旅の途中の弘法大師が 可哀想に思い 触ったところ、 今のように 柔らかになったそうです。云々云々…』 とか看板もモットモらしくも胡散臭さ漂うよなぁ。 ◆一方誰もいない時効課の霧タンの机を摩りつつ寂しそうにしてる三日月くんに ちょっかいを出して逃げる交通課の3人組。 もはやアホなのは時効課だけじゃないねコリャ。 更には十文字。 「人という字は支えあってるんだよ。」 と言いつつ誇らしげに黒板に書いた大きな 「入」 の文字。。。 ま、それはそれで確かに支えあってますけども。 ◆サネイエの文字の下に細長〜い霧山の文字。 その下に 「しずか」。 住所の下に 「〃」 を書き入れ 「へっへっへ。。」 とまた悪者笑い。 美人さんなのにその笑いは怪しすぎだよ三日月くん。。。 宿帳で嘘はいかんざき。 ◆しかしこの旅館での時効課の面々のくつろぎっぷりは流石です。 仕事場でもくつろいでるんだから、くつろいで良い場所でのくつろぎ方は通常のくつろぎ具合を越える くつろぎっぷりも納得です。 「かしわもちぃ〜」 と布団に包まりゴロゴロ転がる熊本課長49才、妻子持ち。 大らかに気持ちよさ気に布団に寝転がるサネイエ。。。 そして我等が霧修は、、頭にタオルをハチマキ状態にしてポッキー食ったり、 ポテチでクチバシ遊びしたり。 も、すっかりリラックスして浴衣姿でこたつから体ひねって振り向いた所なんか、、 いやーん可愛いっす! でもってポテチクチバシのまま、そこに登場した三日月君に、 「ほら! フタムニヤホケヤタチャクツチャチャ!」 。。。何言ってるかわからーん! でもその手には、懐かしい靴下さんの姿が! お久しぶりです靴下さん。 時効警察の中では、そーぶ君と1,2を争う人気キャラとなった(と思う)靴下さん。 今回久々の登場でしたが、その扱いも特別の様ででございます。 こたつに一同が入って語る場面では、あらゆる角度からのショット がございますが、殆どのカットに必ず靴下さんがフレームイン。 というより、 こたつセンターに置かれた500ミリビールの缶の上に、 うやうやしく偉そうに存在していらっしゃる靴下さんがまるでこの世界の中心のような。 そんな靴下さんマニアにはたまらない靴下まくりな場面でございましたよ。 ![]() ◆そんな悪夢を観た又来を羨ましがってるのはサネイエさん。 あんな根暗風味(失礼)なサネイエさんだけど、いつもハッピー♪な夢ばかり見るらしい。 しかもハッピーな夢なのに起きると嫌な気分になると呟くのだ。。 ハッピーな夢、いいじゃん。 何で? と思ったけど、よくよく考えると、、確かに。。。 嫌な夢見て起きて、 「あああ、夢でよかったぁ」 と感じる幸せ。 凄くイイ夢だと、、 「あーあ、、夢かぁ。。。」 って思うもんね。 おお。 これも目から鱗。 色々新鮮な考えが生まれる時効警察だなぁ。 時には自ら 「デュマ…、デュマ…、デュマ…」 と唱えるのも、 ホントいいかもしれんと思うのでございました。 ところでサネイエさんの見るハッピーな夢ってどんなのかとっても気になる。 何故か私の頭には 「嫌われ松子」 的映像が浮かぶんですけども。 ◆それにしても、怪奇みのむし男@既婚 が相手でも笑顔の霧山。 どんな相手でも嬉しそう、 且つ楽しそうに、しかもナチュラルにお話しちゃう霧山。。。 そんな人間に私もなりたいなあ。 ◆コネタ。 又来さんが箱から取り出したピンク色のパンダは、これまた三木監督の 『亀は意外と早く泳ぐ』 で登場した 『あずきパンダちゃん』。 確かにかの映画でも 「あずきぱんだちゃ〜〜ん♪」 て歌ってたから、 これが 「あずきパンダちゃん」 なのは分る。 だが、何が 「あずき」 な パンダなのかが分らない。。。 誰かモトネタ情報プリーズ。。 ◆アンズ情報を求めて 『お色気サロン 火遊び』 などという、 およそ本人には似つかわしくないイカガワシげな店から飛び出してくる霧タン。 どうみてもお釜な女性に迫られたり。。 なんというか、結構本当もてるよね、霧山。 いろんな人種に…(笑) と、突然霧山のコメカミに突きつけられた銃口?! いきなり物語は『時効』系脱力警察コネタドラマから、 『顔』系シリアス刑事者サスペンスドラマに路線変更でしょうか。 大体ね、いくら時効だからって、殺人事件に足つっこんで嗅ぎまわってばかりいたわけだから、 ついにこの時が来た! という感じですよ。 これぞ最終回ですよ。 ああついに、マヂで危うし霧山修一郎! 助けてー!時効警察! って霧山が時効警察だっての。 ◆屈強な男達に囲まれ、ビビりながら組長浦部の質問に答える霧タン。。 その霧タンの目の前に謎の機械が。。。 これはもしや893さんの新しい拷問機会とかそういうのでしょうか(怖)…。 それにしてはやけに可愛らしい外見です。。。って、掃除機じゃん! だがそこで安心してはいけない。 どんな日常家庭用具も、凶悪な心があれば凶器に変身するのでいす。。 シュッと鋭い音を立て、引き出された長いコード。 ま、まさかそれで霧タンをお縛りに?! そんなハードなの時効警察じゃなーい。 と、ドキドキワクワク(?!)して見ていると、、、 首根っこを押さえつけられ、テーブルに突っ伏す状態の霧タン。 すごくピンチっぽい! 目の前のコードには、 「もうここまでですヨ。。」 の黄色いテープが。。 「you は何を嗅ぎまわってるんですか?!」 顔面筋肉をピクピクと痙攣させて組長マジ怖い。 霧タンマジヤバイ。 そして 「戻る」 ボタンをポチッとな!! シュルシュルッ!! と勢い良く、まるで龍のように蛇のように部屋の中をのたくりまわり、 蛍光灯を打ち砕き、威嚇するようにヒュンヒュンッと唸り声を上げ、触れるあらゆるものを粉砕しつつ、 その凶悪な掃除機のコードはギリギリのところでカワユイ霧タンの顔をかすめて本体に戻ってくるのだった。。 。。 おそろしい。。。おそろしいです。。。 つかハトの映像はやっぱりジョン・ウー風ですか? 何だ掃除機のコードだなんて。 とか笑ってる人は知らないのね。 あの、足のくるぶしにバシッと来る痛さを。 足なんかでお行儀悪い、 とか怒られて指で 「戻る」 ボタン押した時に、 運悪く顔にバシッとお見舞いされたときの痛さと人としての情けなさを。。。 ◆そんな恐ろしき日常に潜む恐怖を目の前にしてビビりまくりの霧タン。 でも霧山修一朗も男の子です。 恐怖に震えつつも、浦部の顔面と張り合って気張ってるよ。 ヘンな顔ならぶっちゃけ得意なオダギリ霧山。 ◆そして掃除機責めはまだ続くのだ。。 掃除機の最大の攻撃…それは吸引力っ! 浦部がスイッチをオン! そのノズルが霧山の可愛いホッペに襲い掛かるっ! 。。物凄く吸われてます。。。 それにしてもこの掃除機プレイの数々は一体。。 なんというか、なさけな〜〜く地味〜〜に喰らう精神的ダメージだね、これ。。 ![]() 周りを大袈裟に確認し。 目を閉じて。 思い切り唇を 「ちゅう」 の形に準備して待つ乙女。 vv カモン王子様。。。vv が、そんな無理矢理展開するようなラブシーンが1話のデジャブなら、 あの人もトイレからジャー。 とデジャブですよ。 「霧山くん三日月くん、わかってるね? 私がここでウ●コをしたことは…。」 「いいませんよ!」 それを聞いて安心したように満足気な顔をして去っていく、熊本課長。。。 もうさ。 今回もやたら 「ウ●コ 」発言連発する熊本課長。 小学生じゃないんだから。 もはや、ウ●コといえば、熊本さんだよね! ◆諸沢写真館。 今回は『ラーメンのもやしに七味の胡麻が乗ってヘビに見えた瞬間』 これ可愛いなあ…。 ◆さて今回は霧山と三日月だけでなく、又来さんも 巻き込んでかなり手が込んだ調査をしております。 霧山が冴島に 「デュマデュマデュマ 」とさっくり言わせ、 その時、又来と三日月は隠しマイクで密録係。。。 おいおいキリヤマくん。 個人の趣味でうら若き(勿論又来さんも含む) 乙女二人を海風吹きすさぶこんな軒下に、しかもジャージ姿で待機させるって、どうよ。。。 明らかに彼女らの方が重労働です。 お肌もカサカサになっちゃいますよ。 そして時効警察始まって以来の大災難が又来の差し入れの肉まんを頬張る三日月に降りかかろうとはっ! (折角なので大袈裟に煽ってみた) 腹ヘリンコで慌てて食べたせいなのか、又来の鼻の奥に異物感… 「フンッ!」 彼女のチャームポイントな大き目のお鼻のホールから過度な汁気を伴って勢い良く 飛び出したシイタケは、大事な大事な三日月の秘密の婚姻届にペシャリと着地、、、 それはまるでナメクジのようです。。うわぁ。。 「ちょっとーーーーっ」 激しいショックを受ける三日月を気にせず、平然とペシッとソレを指で弾き、 何事もなかったような顔をしている又来さん。。 白い紙に残る茶色の染みがイヤンな感じ。。 ◆デュマ×3の効果テキメン、冴島のうなされる声がヘッドフォンから。。。 おそるべしデュマの呪文です。 ピアノのメロディの録音に成功し、作戦の成功に酔いしれる二人。 だがここは断崖絶壁気味! 浮かれて思わず足を滑らせる又来っ! 「あぶなーいっっ〜」 もの悲しげなピアノのメロディをバックに、、、 「ファイトォォォォーーーッッ!!!!」 「イップゥアアアーーーーッッツ!!!」 って三日月くんで! 麻生久美子でそのガチネタですか三木さん?! いくらスポンサーがついてるとは言え、 誰が麻生久美子のファイトイッパツを映像として見られる事を予想したでありましょうか。。 しかもものっすご気合入ってノリノリじゃないすか麻生さん。 あっぱれ女優魂ですよ。 。。。ええ、永久保存ですとも。 ◆一難去って、また一難。 三日月くん的には、シイタケ→ファイト一発、と立て続けにすでに2難を 体験して今、3度目の正直、、じゃない3度目の災難でございます。。 いたずらな海風がびゅうっと吹き、 大事な大事な霧タンとの結婚への夢とシイタケの汁が染み付いた婚姻届は ひらり と手から離れ、遠く遠く黒い夜の海へ吸い込まれていくのでございます。。。。 さようなら、婚姻届。 さよなら霧タンとの恋。 泣き崩れる三日月のバックに流れつづける旋律が悲しさを倍増するのでございます。。。 ◆一方。 今度はアンズの元に遺留品を届けに行った霧山、 アイスコーヒーぽいソバツユを飲まされたりしてますが、雨田の過去のメロディを 「思い出したら、私をどこか遠くへ連れてってくれる?」 なんてロマンチなアンズの要求を結局受け入れたのか、 それが気になります。。 ◆時効課熊本課長の息子の 『作文代筆問題』 は、 『いい作文は、いい作文。 誰が書いたかは関係ない。 どんな形でも、いい作品が世に出ればそれでいいんだ…』 という理解のある学校のお陰で無事解決! ってダメだろう!! 丁度先日、リアルでもそんな某画家の盗作事件がありましたよ。 「私がいい作品を世に出したのだ。」 とか正にそんな勢いだったもんなあ、あの盗作画家。。 って、いかにこのレポが遅れてるか分っちゃいますなあ。 照れるなぁ。。 でもま、時効警察的には、こんなデタラメな発言も、時効推理のヒントになれば、それでいいのだ。 ◆所で三日月くんの 「えらーーい(はぁと)」 は本当にキュートだったなあ。 熊本におだてられてリクエストされてもモジモジして迷ってるのに、 霧山が一言、 「お願いできるかな」 と何故かちょっと気取った風に言うと即答で 「もぉ(はぁと)」 とか嬉しそうに了解しちゃう、とことん霧タンに弱い三日月クン。 てか、霧山も何だか普段は三日月の恋心をスルーしてるクセに、 こういう時は何気に 『自分が言えば絶対ノーと言わない』 と分ってやってる感じが致します。 ◆さていよいよ趣味の総まとめの自白タイム。 いつものように、霧山と三日月君の二人で犯人の所へ出向きます。 毎回道々歩きながら霧山をどついたり、膝カックンしたりしてない三日月くんですが、 今回はジャンケンで負けたらオンブ、てなゲームをしてるよ。 多分三日月から無理矢理霧山に提案して(笑)やってるんだろうなぁ。。 で、やっぱり霧山が(チョキ)で負けて、三日月くんを担ぐハメになってます。 おんぶして貰ってすっご〜〜く嬉しそうな三日月くん。。。 てかコレは高密着度じゃね? 羨。 後で時効オフィシャル本見たら、この時の麻生さんてば熱があって具合悪かったらしく、 オンブしてもらったのがリアルでとっても嬉しかったそうな。。。そんな可愛いエピソードですが、 もしかしたらジャンケンオンブのリアルな提案者は、 実は具合の悪い麻生さんを気遣うオダギリだったりしてネ。 ま、どっちにしても羨ましいっすねぇぇ〜〜〜。 ◆いつものようにメガネを外し、、横の三日月君に渡、、さないで、何故かヒュッと空に放り投げる霧山。 空を見上げる三日月。 落ちてこないメガネ。 なおも見つめる三日月。。 ものすごーーーい時間差で、、、やっと落ちてくるメガネ、、 って、ドンだけ高く放り投げてるんだ霧山。 ていうかどんだけ天井高いんだ。 ◆冴島の目の前で霧山自らピアノを弾いてみたり、カセットを取り出してみたり、 天井から楽譜を降らせてみたり、熊さんまで登場してピアノを弾いちゃったり、、 今回は最終回だけに段取りが多いです。 その面倒くさい余計な演出を駆け回って担当してるのが三日月くんなのだ。 いくら霧タンの為とは言え、冴島には何故か何度もきつく当られたりしつつも、 素直に頑張る良いアシスタントだよなぁ。。。 ◆しかし。 冴島が自分で作った後半部の曲は時効警察でお馴染みのメロディ。 そして 「こりゃひどい。深夜ドラマのテーマソングか?」 とか言われる程に酷いという事ですが、 そりゃこのドラマの曲担当に失敬な気も。 ◆「以上が私が趣味で調べた全てです。 後は犯人である貴女のご好意に甘えたいと思います。」 何気にとキッパリ言い放ってますなあ。 「甘えるしかないんですが。」 と控え目に言っていた頃もありましたが、数々の時効事件を解決し、いよいよラストの一件と言う事もあり、 霧山にも揺ぎ無い自信があったのか、、更には 「反省の意味も込めて、貴女が作った後半部分をもう一度お聞きください。」 犯人に戒め反省タイムまで設け、厳しい一面を見せる霧山修一朗、キリシュー。 やはり霧山はさりげないSの香りが致します。 じんわりと犯人の罪悪感にちいさーい針を刺すような、 そんなちりちりしたダメージ。。。 だってさ、時効課でさむーいダジャレとか、ウ●コの話とかばかりして、 更に人の家に飛び込んでウ●コしたり、公園の公衆便所でウ●コしたりするような、 ウ●コ好きなオッサンの手によって奏でられちゃう ”夜の深夜ドラマのような” メロディですよ。。。 なーんか、こう、がっかりしちゃうよねえ(笑)。 …はっ、気が付けば私も文字とは言え「ウ●コ」連発、、大変失礼いたしました。 ◆「誰にも言いませんよカードF」。 女性のFだそうです。 角が丸くなり、 着物の胸元に入れやすい、等、女性に優しいバージョンアップです。 が、今までの時効事件の犯人が殆ど女性だったのに、 Fバージョンにするのが遅すぎた感がございますよキリシュー。 ◆「雨田は私を愛してくれていたと思いますか?」 と聞かれた霧山、 「曲が世の中に出る為に、あなたを利用したんだと思います。」 と、はっきりキッパリ、歯に衣着せず言い放つんだよね。 顔は甘くても、ニコニコ微笑んでいても、犯人にはしかるべき罪を感じさせ罰を無意識に与える霧山なのだ。 時効警察は甘しょっぱーい、、のだ。 ◆本当はアクションスターになりたかった、と側転バク転を披露する冴島、 いっそアクションピアニストっていう新しいジャンルはどうよ。 ◆最後の事件が終わって、バスで帰る二人のシーンが凄く可愛くてジンと来たですよ。 いいよね。 三木さんの作品って、ぬるい脱力笑いの後に、 ちょっぴり切ない場面とかあってさ、油断したところでやられるのだ。 「あのさぁ。 今までどうもありがとね。 僕の趣味に付き合ってくれて。」 とか改めて笑顔で素直に言われるとさ、来るよねぇ。 こう、キュン、と。。 で、「おわり」 を感じさせる言葉に寂しさが込み上げてしまうのだ。 「捜査の交通費、私の分は自分で持っていいよ。 ディナーもイタリアンじゃなくていいし、 平日の夜でも土曜の午後でも付き合うしぃ…」 一生懸命笑顔を作って話そうとしてるのが、段々涙声になって、 両手で目をこすって子供みたいに文字通り 「えーん」 て感じで泣いちゃう三日月君。 「なーんだよ。 何で泣いてるの。」 って困り顔しつつも、なんだかあったかい霧山の目線と二人の雰囲気がすごーくイイなぁ、 きゅーと来るなぁ。 この微妙な(恋の)距離感が可愛らしくて、本当にね、霧山と三日月のコンビ、大好きだわぁ。。 ![]() 十文字へのお土産の柔らか地蔵がぁ、銅鐸とぉ、出会ったぁぁ(うるるんなアレ風に)り、 相変わらず子犬みたいな人懐こい笑顔をあちこちに向けてニコニコ笑ってる霧山がいたり。。 が、そこに 「いつも」 とは違う、なんだか暗い雰囲気を漂わせ、 見るからに落ち込んでます、てな感じにトボトボと入ってくる三日月くん。 つか、 「シリコダマでも抜かれたか?」 とか乙女に言ってはダメですよ、熊本さん。 相変わらずシモネタから離れられないんだからなあ。 始まりがあれば、終わりがある。 この物語が霧山の時効解決趣味をベースにしつつ、 三日月くんの恋と婚姻届の行方を見届けるモノであったなら、 まさに終わりが近づいてきたのだ、寂しいなぁ。。。 と思っていた所に都合よく又来が見つけてきた 『落し物の婚姻届』! そして再びジャンケンでお約束どおりに一発で1人負けする霧山。 霧山が名前を書き込んだ婚姻届が パァァァァ。。。っと 眩しく輝き、 三日月くんの恋の妄想が息を吹き返す。。。 そうです。 時間はめぐりめぐって繰り返す。 輪廻転生。 メビウスの輪。。。 っていうかこれはやっぱり 『時効警察2』 へのプロローグと考えて宜しいのでしょうか三木さん?! 考えますよ、私は! そんな感じで、今日も平和な時効管理課なのだった。。。。 ◆DVD発売告知のオダギリ霧タン、麻生三日月クンの雰囲気も最高に可愛いぞう。 このボケボケの息の合い方はこれで終わりになるなんて勿体無いぞう。 もうこれは絶対に 『時効警察2』 に続いてください。 いや、続けなさい。 て事で。。。 長々と。 ていうか、かなり遅くなりましたが、 これにてとりあえず時効警察レポはオシマイでございます。 時効警察はホンッとにオダギリテレビドラマの中でも一番好きな作品になりましたが、 このコネタの楽しいドラマをレポるのって意外と難儀でありました。 結果、まとまりのないナガーーーいレポになっちまったのさぁぁ。 ま、次回の時効警察2ではもちっとスッキリ行きたいと思いますので、 その時がきましたら、またひとつ、『よろしくお願いします。』 読んでくれた皆さん、どうもありがとう&お疲れ様でしたー。 kyomii(2006.6.15) (2006/3/10 放送 脚本・演出/三木聡) |