ああ。。最終回イブです。
クリスマスよりクリスマスイブを有難がる日本人らしく、 今回はどさっと長いわよ。 
っていつも長いっすけど。
と、最終回イブとか言っても、特に物語が架橋を迎えるという訳でもない、
それが時効警察。
それでは、よろしくお願いします。

◆「太郎君は果物屋に行き1本15円のバナナを2本と1個25円のリンゴを3個買いました。  次に魚屋に行って一匹70円の秋刀魚を2匹買おうと思ったら、30円足りませんでした。  さて、太郎君はいくらもって家を出たのでしょうか。」
と、いきなり、 ゆるいドラマを半口空けてぼけーっと見ている私たち ぬるい視聴者に  挑戦するような算数問題から始まる今日の時効課。
ガッデム。 最近はやれ頭の体操だとか脳を鍛えるとか、 塗り絵が流行っているとか、ゆとり教育がどうとか、いやそれは関係ないけども、 すっかり学校のお勉強から離れて思考するコトを忘れかけた私達おとなにも、 脳ミソを意識しないといけない事の多い今日この頃、 のんびりと週末のお楽しみ時効警察を脳みそ緩めてだらだらと見ようとした私に これは一体何の仕打ち?
でも大丈夫。 我等が時効課のメンバーは、そんなたった一つの問題にも まっすぐ向き合う事などなく、斜め25度位?みたいな中途半端な方向から 突っ込み入れまくり、大人の正しい算数の楽しみ方を見せてくれるのです。
 <<↓以下正しい算数との大人の向き合い方>>
”1本15円のバナナっていつの話ですか。 秋刀魚買うのに30円足りないなんて哀れ。  子供なんだから魚屋も負けてやったらいいのに。 いや意外と太郎君は髭ぼうぼうのおっさんかも。  太郎君て「君」づけでしょ?  でも相手が70代なら40代もまだまだ子供ですねえ。。。。”
たった一つの問題からここまで。 算数はダメでもその想像力は花丸ものですな。

◆今週の時効管理課ブーム → 親指人差し指小指を立てて、 『ME TOO』♪。

◆どうでも良い話から微妙に広がる会話の妙を楽しむ、 そんな時効管理課の憩いの空気に誘われて三日月君登場。  入り口から「ぴょんっ」と入ってくるのが今日もカワイイっす!  無駄に今日もご機嫌なのもカワイイっす。
「ねえねえ!トランプ手品やって欲しい人♪」

。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。

無言で一斉に仕事にとりくむ一同。 そんなに?そんなにイヤか?
でも三日月君めげない三日月くん。 もしや慣れっこ…。
「よぉ〜しっ!! 霧山くん、中から一枚抜いてくださぁい」
けなげにテンションをキープし続ける三日月君に対して霧山の返事は
「。。。いいよ。(もちろん、ノーサンキューの意味で。)」
…何でそこまでイヤそうなん?! さっきまでの積極的などうでもいい会話はどうした?  まあ確かにね、素人手品は結構うざいもんですよ。  だが、大人なら付き合おうぜー。。
イヤイヤ霧山が抜いたカードを見た又来に「お、ダイヤの7。」とか邪魔されつつも
「むぉう一回っ!」 「はやくっっっ!!」
もう兎に角必死。 つか意地。 さっきまで
 ”うふふトランプ手品覚えちゃったぁ、霧タンに見せて驚かしちゃおう♪” 
なんてウキウキな気分だったのに。。 しかもシレっと
「何でそんなに怒ってんの」
とか言われちゃう状態。 アンタが! 原因なのに! でも気にしない!
◆そこに蜂さん登場。 『無意識に手に亀』 な蜂さんに、 一気に時効課の注目を奪われる三日月くん。  そりゃあいきなり『亀』が平凡な日常に唐突に登場すればねえ、、というか、 そもそも三日月君のにわか手品には誰も興味ナッシンだったわけですけど。
更に ”裏の大学が今日合格発表” てなご近所ニュースに生き生きと反応する霧山。
どんだけつまんないんだ、三日月くんの手品!!
でも興味を示してくれなくても、スルーは慣れっこになってしまった三日月君は ひとりでテンション高く手品を続行するのだ 。。。寂。。。
「霧山くんの選んだカードはぁ。。ハートの8ですね!」
と、誇らしげに三日月君が差し出したカードに一瞥くれて
「よく見なかったからわかんない。」
って霧山。 百歩譲って、最初から興味なさそうだったし、、とは言え
「じゃ、それでいいよ」
とは手品に対して最高に失礼な投げやりな発言ですね霧山。
『ME TOO』 のポーズで 「数字弱いし」 とかいい訳も投げやりですよ霧山。
「何言っとるのかわからーーーん!!!」
ブチキレて時効課の机にぶちまけるトランプ。  が、一瞬驚いたものの、卓上に散らばったトランプとぶちキレた三日月君には やっぱり興味ナシの時効管理課ですとも。

◆気が付けば又来の手にやどかり
 気が付けばサネイエの手にもザリガニ
 おやおや霧山くんの制服を歩くカニ
…ほんとアホらしい。 だがそこが好き。。(笑)

◆で、その出所不明の水辺の生き物たちを全部引き受けた霧山。
わあい、これで先週寂しいって言っていた霧タンの部屋にも同居人が出来たよ!
良かったね霧タン! 机に並べた皿に一匹づつ盛った、、いや乗せただけですが、 これが妙に霧山の部屋とマッチするんだなぁ。
。。つか、どーすんのこれ? その後出てこない彼らの行く末が気になりすぎます。

◆『厳毛森における女子高生スカーフ絞殺事件』の再現シーン、、なんだけども、 セーラー服っていうのは、、なんとも不思議なモノでございます。。  それを身に付けるだけで、イヤがおうにも、何年、、十何年、、いやいや 何十年という時を越え、無理矢理 『これは若い頃なのよ』 と印象を押し付ける、、。 着るだけでタイムスリップ出きちゃう便利アイテムですが、と同時に、 その衣装を(年齢的に)正しく着こなした時との年月が、ふと、頭をよぎってしまう、 ちょっとイヤンな部分もあるアイテムでもあります。。
いやいや、お二人はとても可愛く着こなしてございますとも、ええっ。
そういえば、嫉妬の香りの時のサキしゃんのセーラー服姿も衝撃だったっけなあ。

◆オキラクゴクラクな律っちゃん。
「今からちょっとどこか行こうよ! 外国行こうよ!!」
って律っちゃんサイコー。 器がデカイよ律っちゃん。 
もうこう言うムチャクチャなノンキさに私は憧れるんだなあ。
思い立ったら吉日って言うしね! いいなあ、 いつか私もこんな風にいきなり外国に行っちゃいたいもんです。。。  ってそれは失踪とも言うかもしれない。

◆それにしても。。。今回は色んなショッキングな場面がありますが(笑)もうね。
 山崎シンヤ
とにかくこのヘンタイ霧タン!いや、霧タンはヘンタイじゃないよ、 このヘンタイオダギリ!いや、オダギリじゃ(以下略)。。
すごいね。 これ同じ人ですか。 ていうか、何だか妙にリアルなんですけど。
なんか。。お風呂は1週間に一度ですよ、てな適当なペットリした1本結びの髪型とか、 中途半端な服とか、他人にわかんないツボでいきなり笑い出したり 独り言言い出したりしそうなこの笑顔とか。。。うわああ。
しかもオダギリさん、、いや、山崎シンヤのこの生き生きとした表情はどうだ? 
女性や雌のヒツジにイタズラって、、、いやーーーっ!
ヒツジに頬をスリスリするオダギ、、いや山崎。。
そのガッポン@トイレの詰まりを直す物体 は一体何に使うの?、、いやーーっ!!
でもそんな イヤーッな山崎のあのニヤケ顔から目が話せない私がいる。。
オダギリなら何でもいいのか自分。 ヤバイ。

でもさ。 ぶっちゃけオダギリって、某忍者とか某刑事とか、キザ系シリアス2枚目の時より こういうヘンタイ?キ●ガイ?そんなアブノーマルな人格を演じてる時の方が とってもナチュラルに生き生きしてる気がするよーな。。。  と、こっそり小さく呟いておこう。

◆ネタの宝庫だなあ、『多め亭』
『当店には季節も旬もありません』 とかでっかく宣言しちゃってるし。
それって定食屋として誇らしげに掲げるものじゃないヨ!
この定食屋のおばちゃんのキャラがまた、毎回登場して欲しい程の時効警察ぽいナイスキャラです。  犬山犬子! かつてポ●モンマスターだった私にとっては彼女は●ャースなんだにゃ。
そして定食のネーミングセンスも時効ぽいセンスの鈍い光を放ってます。
『殺人的定食』 『らっきょカレー』 『福神漬けカレー』 『カツ定定食』 『キツキツ定食』  『旬無い御膳』。。心の中で突っ込みつつメモ。
個人的には 『もっさり定食』 がお気に入りです。 もっさり…てイヤな響きだなあ、ナントナク。。。

◆週刊 『実は実話』。。。

◆霧山が選んだのは 『豚肉のロースソテーたった2切れ』
これはたった2切れといいつつ、24切れあるんだよ、と多めに言って期待させつつ、 実際は12切れ乗ってるという、これだけで話がはずむ楽しい定食。
お腹の空いてない三日月君は 『ほとんど何もない定食』
何もないと言いながら、山盛りの大根2本分はあろうかと思われるマウント大根卸し に突き刺さり天を仰ぐ秋刀魚、六本木ヒルズのようにそそり立つたくあん。  ご飯も山盛りテンコモリですが、それはきっと三日月にとってはいつもの普通の盛りですな。
で、結局もちろんしっかり全部食べる三日月君。  値段1200円、高っ!と思ったら「多め」に言っただけ、とか安心させておいて、 後でしっかり”多め”にお会計。。。うーん、油断ならないなぁ、多め亭。
しかも奢って貰う筈が、奢るハメになった三日月君。。 相変わらず散々ですなぁ。

◆大学の講堂の場面。もしかしてこれが応募してた学生エキストラ? うわあ。。。いいなあいいなあ。。。若いっていいなあ。
ここで 『ME TOO』 サインを出して思わず指名されてしまった霧山、 華麗にすらすらと問題を解いてる姿を見て、そうだよなあ、確か霧山は 頭良い設定だったもんね!うひょう、霧タン、カッコいい〜(はあと)。。 などと思いっきり納得してうっとり見ちゃったよ。  なんだよ! 違うのかよ! すっかり騙されたよ! とんだピエロだよ!

◆疑惑の関ヶ原教授に会ったものの、ただ怒られただけでションボリ帰る二人。
が、そこで突然新入生を見つけていきなり話し掛ける霧山。。 タクシーの運転手? とか寒いボケをかましたりするのはともかく、 合格した新入生だと確認するや
「コングラッチュレーショーーーン!!!!」
エコーばっちり響き渡るハイテンションな声と同時に思い切り万歳して ピョンと跳ね、他人事ながら体全体で喜びを表現するいい人霧山!  だが初対面なのに近いし! スゴク近いし! 唖然とする男子を気にせず馴れ馴れしく 突然握手、、というより ”手を握り”、 握った上にそっと包み込むように更に手を乗せ、 まっすぐ目を見ていきなり質問、どん引き生徒。 別の男子が答えると すかさずそっちの手をぎゅっと握り。 もちろん両手で。
「あ、あっち系じゃないよ。」
とか見透かしたように言ってますが、どう見てもアッチ系ですよ、その行為。
とりあえず無駄に密着したそのコミュニケーションの取り方は一体?
そのボディコミュニケーションを三日月くんにしておあげなさいよ!

◆『森の荒熊』 での物忘れのヒドいマスターと霧山のやりとり、忙しいカメラワーク、 ぱっぱと切り替わる編集、リフレインする同じ会話。。。これ、舞台で見ても面白そうなやりとりだったな。 こっそりノートをガメるドキドキな緊張感もあり。。。って警察なのにー!  。。本当に趣味の為になら何でもするんだな、霧タンは。

◆時効課のモニターを見つめて呆然としている一同。
そのモニターには下北沢さんの下着を盗んだ犯人の姿がしっかりハッキリくっきりと。。  色とりどりの可憐な下着がゆれる真中で、笑顔でおパンツをチョイスする 霧山(に皆には見えてる)。。。
三日月君も見てしまった、そのモニターの中の霧山(に、三日月も勿論みえている)。。。 数枚の下着、どうせなら全部もってけドロボー!なのに、 ゆっくりと選ぶ時間すら楽しんでいるような、霧(以下略)。。
そしてカメラに気付き、おもむろに笑顔でピース!
。。。正直、キモイ。 ドン引きです。 
同期の桜の十文字も思わず目を背けて泣きそうな顔になるのも当然です。

◆そんなどん引き空気の中に、ご本人(と皆思っている)霧山登場。
しかもこの時の顔がまた。 上クチビル丸めこんでペロンと舐めて、 何かに似てると思ったらペコちゃん? 男の子だからポコちゃん?
とにかくそんな顔で、 暢気さが制服着て歩いてきましたよ。
でも。 この純真無垢な子供みたいなアホ顔が。 もうね。 可愛すぎるわけですよ。
もうヘンタイでもいい! いっそヘンタイでもいい。 かーわいいなぁ。。
とか油断してると更に霧山は言うわけですよ。
「セーラー服! もって来てくれた?」
などとね。 しかも若干、はにかんだような表情を浮かべながら。
下着ドロボーの疑いをかけられてない成人男子でも、いきなり人前で、 女性に ”セーラー服もって来てくれた?ニヤニヤ。” なんてしてたら 余裕で引かれますってのに。 迂闊な霧タン。。。
でも下北沢君は、とりあえず確かに霧山に貸す約束してるんだよねえ。  やはり霧山には、女性を油断させる天然の安心感があるというか、男性を感じさせてないっていうか、 例えば女子と旅行に行っても一緒の部屋でもオッケーなタイプなんだろうなあ、 ”霧山くんとだったら、平気だよねー。” みたいな。
(それが恋する三日月君には最悪のパターンに陥ったわけだが。)
そんな安全圏な霧山が、人畜無害な霧山が、、今、女性から、同僚から、同期の桜から、  「コイツ変態」 の目線で見られているぅぅぅぅ!
…哀しいことです。
そんな哀しい空気にも気付く事ない霧タンは、今度は三日月君に
「ちょっとこの後、森に付き合ってくれない? 。。変質者の森。。
やらしいオッサンのように聞こえてしまうのは、きっとヘンタイ霧タンの姿(違)を 目撃してしまったせいだよ、きっとそうだよ、うわーん。
「今は混乱して何ともいえないっ!」
可愛そうにショックで逃げ去った三日月くん。 が、そんな三日月くんを指差して
「なーんなんでしょ。 ホホホ
ホホホ?? ホホホって! なんかもうヘンタイ現行犯って感じの笑い方、、ツボです。

◆頭の中はヘンタイ霧タンのショックで放心状態の三日月くん。。。
道路標識に 『霧山くんは変態』
ビルの屋上に 『霧山くんは変態』
ビルボードにも 『霧山くんは変態』
標識にはご丁寧にローマ字でも 『Kiriyamakun ha Hentai』
電光掲示板にも繰り返し流れつづける 『霧山くんは変態』
空高く 飛行機雲で 『キリヤマクン ハ ヘンタイ』
手元の書類にも 『霧山君は変態』
チョークで地面に 『霧山さんは変態』
最後のはちゃんと「さん」付けなのがポイント。
ところで電光掲示板の表示は実際にやったのかなあ。。。 だとしたら見たかったなあ。

「いい!!それでもいい!」
ショックでグラグラしつつも、何かを一つ乗越えた三日月君。
どんだけ好きなんだ。。。そこを乗越えたらもう敵ナシだよ。 スゴイ愛だよ。
感動した!

◆ところで。
「身長3mくらいのおじいさんが、僕の顔を見て、ニッコニコしながら  ”喉の調子が治ったんなら、再デビューを考えてはどうか” って言うんです。  だから僕、再デビューも何も、デビューした事ありませんって言ったんですよぉ、 そしたらおじいさんが、7mくらいになって、、、、    、、、だからね、僕ももう、アッタマきてぇ、耳たぶのそのタブって何なんだって 言ったら、おじいさん2ミリくらいになって泣いてるんです。。。」
。。。。すっごくこの夢の途中と先が気になるんですけど。。

◆て事で、変態霧タンと変質者の森でデートする三日月くん、 考え様によっては普通の恋人同士より貴重な時間を過ごしてるとも言えよう。  何事もポジティブシンキングだ。 
それにしてもこの森は、、まぢで雰囲気怖いっすね。  色も落として突然ホラー調。 ブレアウィッチ風。
「足元気をつけてね。」
そんな些細な何気ない一言ですら、霧山から自分へ差し向けられた言葉は 三日月くんにとっては宝物なのね。 変態かもしれないのに。。
「うん! ありがと(はぁと)! エッヘヘ!!」
って本当に嬉しそう〜〜に笑っちゃったりしてさ。 かわいいじゃないですか。  健気じゃないですか。  でもね。 実際に転んでみると、
「だから気をつけろって言ってんジャン。」
とか面倒くさそうに吐き捨てる男なのです。 冷たっ!  つか本当に霧山くん、ちょっとSの気がありますか?  無垢な子犬ぽいのフリをしてカワイイと思わせておいて、 かなり(三日月くんには←ココ大事)そっけない。。。 

◆再び 『多め亭』 を訪れた霧山。
そんな霧山を襲ったのは、お梅おばさんの口からお茶攻撃!
ブフオッ!!
「うわーっ」 
って霧山のリアクションがまた美味しすぎ。  小気味良い反応です。 
また三木さんに誉められちゃうんじゃね?みたいな。
「うわっ! ナニこれっ」
とトンでもないお茶霧吹き攻撃に慌ててタオルを取ろうと手を伸ばした所で、 更に至近距離なおかつ真正面から
ブーーーーーーーーッ!!!
「ぷわぁーーーっ!! ちょっと!!!」
完璧です。 おばさんの霧吹きの派手さといい。 
オダギリのかぶりっぷりといい、もじゃ頭のなびきっぷりといい。
頭から顔から服から、もうびしょぬれでトホホでショボショボな顔の霧山ですが、 さり気なく水も滴るイイオトコっぷりをチラリと見せてくれたりして ちょっぴり眼福。 
髪の毛がぬれてるのって、何でセクシーなんでしょーねえ。  フワフワ霧山ヘアが濡れそぼってちょっとぺたんとしちゃってる所がまた、 何故だかこう、きゅんとしたり。  あ、あれだ。 雨の中の子犬だ。  そっとタオルで包んで、しゃかしゃかと水気を取ってあげたいみたいな。  うふふ。(妄想中…) 
しかし「多めに」霧山がいるんだったら遠慮なく一匹ほしいところです。
この際、ホンモノじゃない方でもいいです。

 ↓なんとなくオバサンが某ポ●モンぽいですが、気のせいです。
◆●ャースおばさんの 「いいねえとっかえが利いて」 の 無責任な一言にピキーンと来た霧山は、再び関ヶ原教授の所へ。
数々の言葉でいやらし〜〜くカマかけつつ、じわじわと犯人を追い詰める霧山。
 ♪♪あるーひ(あるーひ) 森の中(森の中) 
 熊さんに(熊さんに) 出あった(出会った)♪
 花咲くもーりーのーみーちー 熊さんにでーあーあったーーー♪
 あら熊さん♪♪
て、「荒熊」 だと思って店の名前が荒熊になったとか、そんな事より この4人のコーラス隊の登場はドラマの演出のボケかと思ったら ちゃんと霧山ってば雇って連れて来たってわけなのね。  あほか。 霧山あほか。 なんでそんな所に凝るんだか。 謎解き趣味の美学っすか?  …やっぱり変態だわ。 ある意味。
つか霧山、その歌いっぷりと顔が何だか非常に 神経を逆なでしませんか。 イラっときませんか。  特に「あ」の顔がもう。  真正面から目を逸らさずにあの間延びした 「あ」 の顔なんかやられたら、 かなりムカっと来ますな。

◆『心理もとむれば、おいて積み木崩さず。』 とか最後にまたでかいカマかけてるし。 でもなんかそれっぽいので 私も思わず考えてしまいました。 
そうやってじわじわじわじわと、時効過ぎてホッとしてるであろう犯人の首を 真綿で締めていくような事を、無邪気な、時にアホみたいな顔で、 短いズボンの丈で、モジャモジャ頭で、、やるんだもんなぁ。  本人自覚してるのかしてないのか、三日月くんへのそっけなさといい。  やっぱりS値高いと思うぞ霧山くん。。。

◆そして今回のスペシャルイベントですよ。。。
いきなり視界に飛び込むスネ毛。 地味な黒い靴下。
足元からナメつつ徐々に上にカメラが移動。。。
おおおおおおおおおおおおおお(言葉失)
「うん。 似合うな意外と。」
じゃなーーーーい! 何故鏡見てちょっと満足気?
おおおおおおおおおおおおお。(画面に釘付け)

◆そうとも知らず、 『人間は誰でも少なからず変態です。』 と 女子高生が読みそうな 『変態の、、、』 じゃない 『恋愛のススメ』  なんて本まで読んじゃったりして、
「そうだそうだ。 モッタイナイんじゃなぁい?」
ってホンットゥに霧山が好きなんだね、三日月君。  勿体無いって言うようなモテモテ2枚目の設定でもなく、 モシャモシャ2・5枚目霧山を ”もったいない” と思う三日月くん。
もう結婚しちゃいなさい。  いますぐ。 とか無責任に思っちゃうですよ。
もう変態の壁も乗越えた三日月くんの愛の前には障害なんてないっっ。
と思ったけど、その肝心の霧山本人が そそりたつ障害なんだもんなあ。。

◆いとしのヘンタイくんから夜中に呼び出し電話。
「ひとりじゃ、だめなんだ。。」
とか言われてドキドキの三日月君。 
「いいよ! ちょっとくらいヘンタイでも! ウフッ!!(はぁとMAX)」

。。。ってちょっとくらいのレベルを多分超えてる霧山の姿がそこに。
固まる三日月に対して、
「早く入んなよ。」
とか怪訝そうな顔してニコリともせず。 怖いって。 怪訝な顔したいのはコッチだ。
背中まるめて、にょっきりスカートから出たいつもより一層男らしく見えるO脚の足、 何だかスカーフをちゃんとまいてなくて、適当に首にぐるりとだらりと巻きつけてるだけ ってのもヘンタイぽいし、妙にスカートが短いのもアレだし、でも 実は腰が細くてヒップがあるという、ちょっとソコの当りのラインは男ぽいというより 若干女性ぽいというか グラマー系なせいか、フレアがふわーんとなっててちょっとカワイイかも?とか 思わない事もないんだけども、でもやっぱり飛び出た膝小僧とかさ、 違和感ありまくりの広い肩幅とか。。。これは。。。(じっと見る)
これはもう、永久保存かね!!! サンキュー! ケラさん!
◆呆然とする三日月の腕をとり、無理矢理部屋に引っ張り込み
「ちょっと待ってて」
といきなり目の前で今度はセーラー服を脱ぎ出す霧山。
何で目の前で脱ぐ必要が?  しかも突然ばっ、とスカートまくってパンツご披露してるし!
何故めくる? 何をしようとしたわけ?  セルフスカートめくり? そういう遊び? とか思うと余計にヘンタイ度がアップするけど その後普通にファスナー下げて脱いでるし?? なんなんだ。 でもちょっとカワイイよね。。
霧山ストリップ。 ファンサービスなのか?  ファンを何だと思ってるんだーーっ!
ヘンタイか? ヘンタイなのか? まあそうかもしれない。 そんな気もする、何故ならかなり楽しいからね!
  セーラー服脱いだ霧山は白いランニングにドット水玉のトランクス。 
そうかあ、霧タンはやっぱりトランクス派かあ。 
こんな地味な下着ファッションなのに、やっぱりボディラインに見惚れてしまう、ええ、ええ ヘンタイ視聴者ですとも。
しかも下着+靴下姿なんて、、、これもまたマニアックな姿をアリガトウ。。
◆脱ぎたてホカホカのセーラー服を下着姿で
「これ着てくれる?」 と女性にさしだす男。。。。
「人間は誰でも少なからずヘンタイ! ありあり! 全然あり!!」
と自分に言い聞かせてセーラー服にトライする三日月君。
葛藤したわりには開き直りが早いのが、いつでもポジティブな三日月君のよい所だ。
「き・が・え・た・ヨ(はぁと)」
とすっかりノリノリな三日月君の携帯からの声に、引く霧山。。
おいおい。 お前が引くなよ〜〜。

◆てか、ちょっと三日月くんのセーラー服姿、かわいいじゃん! 勢い三つ編みまでしちゃってるし! どこから出てきたんだか、 ルーズソックスまで履いてるし! 
「ぴょーん!」 と霧山の前に飛び出し、お手手をウサ耳にして
「ぴょこぴょこv」 って萌える! 
これはもう麻生ファンも永久保存。 何だか今回は色々保存版ですなあ。

「どーかちらv」
でスカートぴろっと持ってご挨拶までしちゃってカワユイ。
が、それを見る霧山ってば、しょっぱい顔してめんどくさそうに
「よく似合うよ。。。」
もしもし霧山さん? こんなカワユイのに? 不感症か? ホモか? 
そんなしょっぱいリアクションなのに
「ふふふっvvv」
って文字が浮かぶような「ふふふふ」て笑い。
なんかもう、ドッチがヘンタイなんだか。 多分両方だよ。。 やっぱお似合いだよなあ、この二人。

◆「じゃあ始めていいかな。」 と言われて
「いいよ。あんまり。。。よくわからないけど。。。 こーゆー特殊なやり方。。」
とか言いつつモジモジしながらベッドにナチュラルにイン!
みみみみみ三日月くーん。 何て大胆なんだっ。

◆が、そんなめくるめく乙女のドキドキのヘンタイ妄想も覚悟も、 後ろからスカーフ掴んで思いっきり投げられちゃって粉々です。
つかこれ何てSMプレイ。。。?!

◆。。。結局セーラー服のスカーフをいきなり後ろから外せるかっていう 実験だったわけなんだけどさ、本当に遠慮のない男です。
吹き替えアクション俳優使う程の遠慮のない投げっぷり。
乙女を何だと思ってるんだ。 そもそも三日月を女とも思ってないな。
そんな三日月くんの身も心も犠牲にした実験のお陰で、 一応霧山の趣味の推理が1歩前に進んだわけですが。。
ところで霧山の用意したセーラー服。  下北沢くんが貸してくれなかったとなると、一体どこで入手したのかが気になります。

◆とどめ。 ひと投げした後、
「三日月くん!。。。。そろそろ帰ったら」
って、おおおおお。 なんて男だ霧山修一朗。
私はアナタの何なのっ。 用がすんだらさよならなんて!  ってベタな会話は男と女のコトを済ませた後に良くあるやりとりですが、 この男と女がやったことは、『同じセーラー服を代わりばんこに来て、 投げ飛ばしただけ』 という。。。それだけ聞くと、ナンダソリャですなぁ。
三日月君、これは手引き本を見るまでもなく、霧山はモチロン、 そんな霧山を嫌いになれない二人ともぶっちゃけヘンタイです。
霧山の三日月への対応って、『放置プレイ』という、最高に変態なマニアックなプレイなのでわ。。

◆久々の諸沢写真館だワーイワーイ。
『珍獣串焼』 
は、ともかく、ココでスカーフのイニシャルの 『R』 が実は裏から透けて見えていた文字で、 本当はロシア文字の 『я』 であるコトに気付くのだ。
そういえば、、、ロシア文字って、むかーしアメリカの船が転覆して、 バラバラになったアルファベットを拾って出来た文字だから、  『я』 みたいな文字があるとか聞いたんだけど、それって嘘ビア??

◆ドライクリーニング 『はつ』
もうね。。。凄いインパクトなんですけど。。。 本気で嫌悪感です。。
緑色にかびたパン! ホコリだらけのラジカセ! 蜘蛛の巣!! シミ!! ゴキブリ!!  みのりの箱! いやそれはイイんだけど、、、ほんっとイヤーーー!
ちょっとこれホラーだよ。 恐怖のクリーニング屋だよ。  戦慄のプレスマシンだよ。 血を吸う洗濯機だよ。  ゆらりとロッカーから出てくる大きなロシア人、ゴーゴリー! キャーッ! 。。みたいな。ぅぅぅ。
この場面の美術産の仕事は凄いねえ。。。って本当にあるクリーニング屋だったりしたら、 それが一番ホラーかも。

◆いよいよ犯人の自白を頂くべく、再び大学に向かう霧山&三日月。
毎回うかれて霧山を叩いたりエルボ食らわせたりする三日月くん、 今回はブンブン振り回したカバンを霧タンの膝の裏にヒットさせ、 激しく膝カックン状態になってガクンと崩れコケる霧山。。  ここでも何とも見事なコケっぷりを披露しているオダギリ霧山ですが、それよりも、 もしかして三日月君は無意識のうちに普段の放置プレイへのお返しを してるのでは?とか思ったり。。
そう思うと尚のコト、この二人はお似合いだと思うのだ。。。

◆講堂の大きな2段黒板いっぱいに、霧山へのラブラブアピールをする三日月。
本人には決して言ってもらえないからか、霧山の似顔絵に 『三日月くんて かーわいいなぁ』 とか言わせてちゃってるのが健気だよう。
「うふふ」 「えへへ」 「夢みたい」。。。
大きな黒板に書いても描いても尽きない、楽しくてしょうがないような三日月の霧タンへの ワイルドなラブレター。
もちろん、霧山は気付くはずもございません。

◆『今週のまぢでキモイんですけど!』(今週限定コーナー)
カセットレコーダーからびっしりのザリガニ。。。
これはかなりトラウマになりそうです。。。かゆいよう
たとえばパソコンの中にぎっしりアレとかアレがいたらとか思うとあああああ。

◆『誰にもいいませんよカード』が今回は 「誰にもいいません(が)カード」に。
これってちょっとレアっすね。

◆無事今回も霧山の趣味も 『またぞろけむたりぃ』 以外はすっきり解決。
そして例の下着ドロボーの真犯人も捕まって、そっちも一応すっきり解決。
同じ顔した変態が存在するコトは知っていても、まさかその変態さんが 同じ職場の女性の下着泥棒をしてたなんて結局知らぬままの幸せな霧タン。
「ばかやろうッ。 お前オレがどれだけ苦悩したか分かってんのか!!」
と霧山のホッペをぐーりぐりする十文字。  同期の桜の無実を面と向かって喜ぶのが照れくさい故の愛情表現でしょうか。  わかります。 ぐりぐりしたくなるのはとてもよく分かります。   頭をクシャクシャと同じ位やってみたい愛で方です。
金魚みたいな顔になってされるがままの霧山。 突き出したクチビルが可愛いなぁ霧山。
何が何やら分からないままにグリグリされて、とりあえず納得する霧山。
…三日月くんといる時のSっぷりとはまるで違うぞ。 時効管理課での霧山ってペットみたいだねえ。。
◆オフでは散々三日月を振り回したり、オフじゃなくても さり気なく無視してみたりする霧山ですが、 それでも全くめげることなく三日月は霧山にちょっかい出しつづけるんだよねえ。  霧山の腕をちょっと触ったり、ちょろちょろ指這わせて遊んでる三日月に、 霧山ってばワンコみたいにガウガウ噛み付くようなフリしたりしてたり。
あっ。 無視してない。 メガネしてる霧タンはノンメガネの時より扱いやすいのか?
つか、、三日月くんの手にガウガウ言ってる霧タンがカワイイよう!
じゃれてるワンコみたいだよう!  はっ。 そうか、噛まれても噛まれても、霧山の噛み付きは歯が痒くて噛み付くワンコの甘噛みなんだ!  だから本気で怒る気になんかなれないんだっ。  ついかまっちゃうんだ! 
そういう訳で、霧山はやっぱり可愛いなあ。。と改めて思うのでございました。


…それにしても今回は一体何度 「変態」 と打った事だろう。
段々変態に鈍感になってくる自分がいます。
ええ、人間だれしも変態。
そして毎回思うのだけど、この時効警察の各脚本演出家のベタなサービスっぷりは一体??  裸体だの、下着だの、、ついには女装だもんなぁ。
みんなオダギリをオモチャにしたがってるのでしょうかね? 楽しそうだモンなあ。 オダギリで遊ぶの。。。  んでオモチャなオダギリもそれを楽しみすぎです。 そんなオダギリが大好きだっ。

てコトで、ケラさん演出脚本も、ほんと面白かったなあ。
あまりに衝撃的なネタがあって、ついつい物語をナイガシロにしがちなレポですが、 脚本も他の舞台でお馴染みの役者さんの面々も、 いやというほど散りばめたコネタも、どれも大満足でした。
残り1話ですが、きっぱり言える、時効警察にハズレなし!


そうそう。 今回は予告の前に、CDプレゼントの告知があったのだ。

霧 「来週 ”も” 最終回!」
三 「えっ。。 ”も”?」
霧 「もっ。」
三 「も?? ハハハ!!」
   かなり素で笑っちゃってる麻生ちゃん。 で、最後に霧山オダギリが
霧 「さらば! 三日月!」

さらば かよ! 霧山、三日月と結ばれる気、さらさらナシ!(笑)
もうこの二人のコンビ最高。


今回はいつもに増して「多め」にダラダラ書いてみました。
さて次週はいよいよ最終回。 寂しいのう。。。



(2006/3/3 放送 脚本・演出/ケラリーノサンドロヴィッチ ※山田あかね共同脚本)              
                                       







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