■ REPORT-3 不法侵入するイイ男。。(第7話)■

  やっと本格登場の始まった勝田君でありますが、、、ぶっちゃけ遅かったよ勝田君。
  私、すっかりこのドラマに興味が失せかけているところであります。
  それとも、今後がこの萎えた気持ちに火をつける展開とかあるんでしょうか。
  期待していいんでしょうか。。。。。
  とか思って見たけど、、駄目だぁあああ。
  でも大丈夫。 何故ならもう開き直った勝田レポなのだからね!
  と、自分に言い聞かせつつ、今週も本格登場とは言え、まだまだ数分の勝田くんではございます。
  


◆ 。。。て事で。
苦手な恋愛ドラマに萎えた私の心を引きとめるのはもはやイイ男のショット。。という。
いやー、エンケンさんとのショットは良かったなぁ。
低く響くエンケンさんの渋い男前な声と、オダギリの甘い声、二人並んで掛け合いする絵なんざ、
このドラマをやや覚めた目線で見ていた私を引き寄せるに充分なナイスシーン。
が、エンケンの前にジンコとのシーンがございます。
  実際二人が会話を交わすのはコレが始めてのジンコと勝田、結子ちゃんとオダギリの相性はどうだろうな。

◆ ジンコが電話中の研究室にイキナリ入ってくる怪しい男。
。。こういう大学の研究室ってどうなの、割と誰でも行き来出来るもんなんすかね。
このご時世、非常に危険です。
しかもこの男、周りをキョロキョロ物色しつつ、何とも挙動不審。
でもそんな男にも、何だか怯える事もなく、「あのー」程度に聞くジンコ、
そんな ちょっと抜けた感じな所は、結構好きかも。
電話しつつ気にするジンコに、「どうぞ」とそのまま電話を続けるように即しつつ、 更に部屋の奥へすすむ勝田。
それにしても今回の勝田のファッション、かなりヨイっす。
ダボったルーズな衣装もよいけども、やはり折角のナイスプロポーションをお持ちのオダギリ、
こういう少しタイトに着こなしてくれるジャケは広めの肩からきゅーっと腰へ繋ぐラインが 拝見できて良いっすね。 
スーツもそうだけど、体のラインに色気が漂う男ですからなあ。

。。。でも片もみ上げがナイよう!(笑)

既にハーフモヒカンやっちゃった後だったか。
  『顔』の時には付け揉み上げなんかして苦労してたけど 今回は帽子着用でもオッケエだし、
多少妙な部分があっても、 むしろ謎キャラには丁度イイってんで、そのままなんかな。
が、深く被ったニット帽で誤魔化しつつも、片方だけつるりともみ上げ処理しちゃってる男。。。
それだけで充分怪しい。 つか気になるよ!
で、怪しげに部屋ん中うろついた上に、勝手にかかってきた電話まで取ってしまう、
割といきあたりばったりのアクシデントに強い男、勝田。 …何も考えてないとも言える。。
「もしもーし。。」 余裕というか、力の抜けた声で電話対応する勝田、
「えっ、アオイですか?」 とキュリッと身体をジンコがいる部屋に向ける仕草とか子供っぽいなあ。
電話コードが身体に絡まってます(笑)
「今別の電話に出てますねぇ〜〜。 はい。 はぁ〜〜〜〜い。。」
と、何気に電話任務無事終了してるし。 
所で、こういう時のオダギリの小さい「ぁ」で伸ばす口調、 子供っぽくて可愛くてツボ。 甘え上手の小さい「ぁ」。(笑)
電話切った後、何故か手前にいるフクロウに唇尖らせつつガン飛ばしてる勝田くん(笑)。いい目つきっす。
フクロウなめ、勝田の2ショ(笑)、エンケンとの2ショと 甲乙つけがたい程、かなりツボ。
エンケンとフクロウを比べるのも失礼か?。。。いやどっちも知性的でありつつ野性的って事でひとつ。
つか、動物とオダギリの組み合わせは何だか妙に可愛くてツボるんだよね。

やっと電話を切った仁子に向かって、、
「あ、あぶらむし。 3ケース、明日届くって。
。。。何故こんなどうでもよいセリフをあえて大きなフォントで表示するのかってーと。。
聞き取れなかったからさ!!
もう何度も何度も繰り返し聞いたものの、この一言が何を言ってるのかちゃんと聞き取れず
最後には妹に聞かせて分析してもらったのでしたよ。。 
長年オダギリのセリフを聞いて オダギリカツゼツには慣れてるとは言っても、まだまだこんな事がございますな。。
そんなカツゼツの曖昧さも、味であり、またあの口調が好みなんだけどもね。
「さしすせそ」が「しゃししゅしぇしょ」。
。。。それが可愛いポインツでもあるんだけどね!(アバタエクボの法則発動中)

と、それは兎も角。
見ず知らずの男が目の前にいる事よりも、アブラムシに反応して大喜びでガッツポーズをとる仁子、
それをポカーンと眺める勝田、更には「メスがお腹空かすと全然交尾とかしてくれない。。。」
なーんて言葉も飛び出して勝田君は口半開き状態。。。
。。。いい間です。 もしかして結子ちゃんとのコメディノリかなりいけるんじゃないかぃ?
「南原教授ってココの人?」
と、フクロウでもアブラムシでもなく、南原を探していた事がココで判明。
いないと仁子に知らされた勝田、もう用事が果たせないんだから出て行くかと思いきや、
うだうだと帰ろうとせず、あげく発した言葉は
「どうしようっかな〜〜〜。。。。キスでもする?」
って何だよそれ!ドラマ的にいきなりジンコと勝田を絡めようとしてるのかそのセリフ。
今私はこのドラマの行き先定まらぬ展開にちょっとピリピリしちゃってますからな、
意味の無いセリフで無理矢理展開さすのは勘弁してくれ。。。と穿ちまくりつつ、
キョトンとするジンコに、「うぅん。 またくるね。」 と、しれっと言って
「キスでもする?」の言葉をその辺にポイと投げ捨てたまま
勝手気ままに動き話し関わる相手をを振り回しそうな勝田のとぼけた顔に、
ううむ、やはりオダギリは胸キュンとさせる匂いを持ってるなあ、もう勝田なら何でも許す。。
てな具合にで仁子共々誤魔化されるわけでございますよ。。。。

◆ で、今回のツボ一番のエンケンとの2ショットがここで来るのですなあ。
親友であり、今の裁判を助ける弁護士、手塚役の遠藤憲一さん。
あずみでご一緒したものの、同じ画面に映る事は無かった二人、
その二人を一緒にこうして見られるのは、苦手なドラマを頑張って観ていた御褒美と思ってよろしいか。
「会ってどうする気。 直接文句でも言うの。」
「だねー。 言いたいネエ。  ま、話の内容によっては、話し合いだけじゃすまないよねぇ〜」
と、ちょっとおどけた口調ながらも、穏やかじゃない発言しつつ、
身体を少し沈ませて下から手塚を見上げるような歩き方がまた勝田っていうキャラらしくてツボ。
何しろ、この二人が並んでるのを見れるのはかなり嬉しい。
名前を聞き忘れたと言って部屋から顔を出したジンコに名前を聞き返す勝田を見て
「またナンパしたろ」
と手塚がボソリと勝田に言うと、ポン、と軽く手でツッコミ返す勝田。  こなれた雰囲気がカッコイイじゃん。
いいなあ、いかにもお互い分かってます、てな空気が妙にツボにくるなあ。 
でもって壁にこんな風に持たれかかって立つときも身体のラインがいいんだよね、オダギリてさ。
いいS字ラインですよ。色っぽいよ、ええ。
心なしか日焼けもして、前よりもずっと元漁師らしくてかなり男前度アップしてるし。
非常にいいです。マイベスト状態の顔かもしれないです。
オダギリって結構微妙に痩せたり肉ついたりすると顔つきががらりと変わるからね。
今の日焼け具合と肉付き具合はかなり好みです。
。。。片揉み上げないけど!

「まいっか。。。次の勝負が楽しみだ。。。」
と少々かすれ気味の声(ツボポイント)で呟く勝田ですが、、
次の勝負は2年先。。。って遠っ!!

はい、南原教授は遠くアメリカへ。  その前に何故かジンコとよりを戻した模様。 
ジンコは彼氏に振られたら割と簡単に南原を許した模様。
案外♂だけでなく、♀もそんな程度のもんなのね、遺伝子。。

つか、ああもう、時間軸が非常に鬱陶しいです。正直。  本当にさ、こんなに時間を前後する必要があったんだろうかと思うですよ。  時間軸弄りまくってる割には、そう見えないところが、何より混乱して 話に全く入っていけない一因でもあるような気がいたしますよ。。。。
とか、色々不満が募りつつも、オダギリとエンケンの共演にて今回は帳消しにしておくよ!!
。。うわー偉そうだなあ、スイマセン。小さい声で言っておこう。。。


で、オマケ。
最近再燃の美女丸祭の飛び火って事で。
にしてもエンケンってほんっといい声してますなぁ。



                                                  2005/2/28 放送


                                       


■ REPORT-4 本能で動く男 (第8話) ■

ジーン特番(28日放送)でも結子ちゃんが言ってたですよ。
『7話までは過去の仁子。8話からはオダギリジョーさんが登場され、 今までご覧になっていた方からすれば新聞の切り抜き?とかもっと見せて欲しい、とか 思う部分があったと思うけども、やっと本筋に絡んできます。。』
て事で、どうもオダギリファンからしたら、8話からが本番のようです。
しかし何だね、11話を見事前半と後半にぶった切ってまるっと違う色のドラマってのも。
。。。テレビドラマなら良くある事とも言えますが。。。
でも何だかそれって今までドタバタラブコメ楽しんできた人を裏切ることにもならないかなあ。  逆に今までの展開が辛かった私が、じゃあ良かったこれから安心して見れる、と思うかというと、 首尾一貫してない物語が一番苦手なんだようようよう。  だったらいっそ、オダギリが登場してもそのままドタバタの方がいいような。
とか微妙な気持ちは残しつつ、、、確かに登場が増えた、8話でございます。


◆  で、2年後ですって。。。仁子は研究発表なんかしてて、それなりに頑張ってるみたいですな。  そこにいきなりもう勝田登場。 最初から登場するあたりで、今までとは違うなあ、、という 感じは確かにいたします。 でももはや期待は薄れているんだけども。。。
仁子と手塚が名刺交換していると、横から仁子の名刺を横取り、2年ぶりのご対面。。
「覚えてる?」 。。って、 イキナリこんなTPOまるっと気にしてないような、 見た目汚い系の無精ヒゲでもって、更に片揉みあげ(まだ伸びてないんか)に言われても、 そりゃあ 「ええっ」 って小動物のように怯えた目もしちゃいますな、仁子。  そんな怯えるウサギのような仁子に向かって、
「えええええーーっ? 覚えてないのぉ?」 と、相手の数倍の声で爆発したように口を縦に大きく開けて言われても、 驚かせるだけだってば、勝田。。。
「俺覚えてたのにぃ、、。これでヨシコって読むんだ」
凄い記憶力だよなあ、勝田。。。2年前のあの研究室以来って事だよねえ。。。 勝田的にはその更に前に食堂でチラッと仁子を見ているわけだけど、それにしても。 2年だよ。。。?勝田の♀を狙うハンター気質ってヤツがその脳みそに 仁子の記憶を刻み込んでいたにしても。。。そんなに気になっていたら その後の2年間にいくらでもモーションかけそうなものなのに、 積極的なんだか消極的なんだかよくワカンないなあ。 あ、 それは番組、オダギリ的スケジュールの都合。。。。って事で?
「お前こんな所でナンパかよ、すいません失礼なヤツで。」
横に立った手塚@エンケン。 相変わらず響くヨイ声だわな。 
手塚が無礼な勝田の尻拭いしつつ、彼を紹介しているのに、その当人を見てみると 奪った名刺を帽子のボンボンに挟み込んでいるという、ふざけっぷり。
そんな勝田の今日のファッション。
反対運動だけに身を呈しているとは思えないオシャレ楽しみっぷりですな。。。
  そんな部分に、勝田は他にも楽しみが沢山あるんじゃないかと思えるわけですが、 一体いくらするんだろう、と思えるようなロック、いやパンクなそのジャケット。  鋲が打ってあって非常にハードコアでカッコイイんですが。  そんなガッツリヘビィな個性的なジャケのインナーには古着風なぴちぴちジャージっすよ。  さらに目を引くビビットなオレンジ色のスウェットパンツにすっかりヨレヨレになって 味わい出まくりの編み上げブーツ。 
で、今回のポイントはやっぱりあのニット帽でございましょうなあ。
前から見たら、大きなボンボンが付いてるように見えるけど、
実は横から見ると ゼブラのタテガミ、いやゴジラの背びれの如く。 
ヒジョーに個性の強い帽子っす。 顔が小さいオダギリだから、 こんな強烈な帽子もすんなり似合うんでしょうなあ。 
顔でかいと、頭が異様にでかく見えちゃうもんなあ。
  で、この帽子はメモはさみにもなるという優れものという。。  いや、それは間違った使い方だから!
兎も角、そんな今日も「勝田的ファッション」に身を包み、マジメな話はシッカリモノの弁護士手塚に お任せ状態で、
小さくウンウン頷いて聞いているようで実はその目は女にロックオンしつつ 帽子に名刺を差し込む勝田。。。
。。。ちょっとびびるっていうか、引くわな、普通の女の子なら。
気を取り直して、 「はじめまして」 と挨拶すると、
「どーも、初めましてじゃないけどネェ〜〜〜」
とやはりふざけた挨拶、視線はやっぱり一時も離れる事がないし。 。。。目で犯す勢いだよ勝田。。。。
「折角だから現場でも観にいきましょーか? 車出しますよ」
と、お誘いするのも一応丁寧な言葉で言ってはおりますが、妙に有無を言わせないカンジ。

で、去っていく時に、ずっと勝田を横で冷静にセーブしている落ち着いた男に見えていた手塚が 突然振り向き、
「あーーーーっ!俺もどっかで会った!」 なんて叫んだりして、
そのいきなりの大声にビクッとしつつ、勝田のつっこみ 「遅ッ!」  っての、これ、いいっすねえ。
普段は結構バカノリで話してるのかもなんて想像すると楽しいコンビなんだけどなあ。
。。つまり、この二人の掛け合いをもっと見たかった、と。(笑)

◆堤防の上を歩く勝田。 煽りショットで全身が拝められてちょいとイイカンジです。 
外ロケのシーンだと、眩しいのか、相当目を細めた状態になって しかもかなり両目がタレ気味になるんだよね。 
そういう時の顔もふにゃっとしてて好きなんだなあ。 
さっきの2年ぶりの再会にすぐ気付かなかった事を仁子が謝ると、
「いやいや、(と、ここでエヘヘって笑うのが可愛いす) いいよ別に。 。。ほら、俺の顔って印象薄いし。」
印象うすいし。
。。。印象。。うすいし。。。?
いんしょう、、、うすいかあああっ???
と、激しくお茶の間から突っ込んだ人は多々居た事かと思います。
しかもあの服。(しつこく桂小五郎風)  当然返す仁子も、
「いや、全然薄くないですよ。。どっちかっていうと。。。」 。。。濃い?と言うと思ったら、その先の言葉を遮って
「印象良かった?」
って、勝田、そういう方向? 印象いいとか悪いとかの方向?
なんてミスリード、いや失礼、上手い事リードしてるね勝田君。
仁子もそりゃ返事に困るってもんです。。。少なくとも印象は良くはないんじゃ、、、(笑)
はっ、こういうのも何気に女落とすテクなのか、ナンパ勝田君。。。
更にその後勝田君は仁子の名前を誉めるんだよなあ。いまどき何て古風な。
「母親の名前がヨシコでさ、それで覚えてたんだよね。 。。。よしこ。 
ま、母のは美しい子って書くんだけどね。」

お? 。。。ヨシコ。 ってボソリと呟く声がちょっといいんじゃないすか?
というか、ココでの勝田の声のトーン、かなーり、やさしめトーンです。
「あー、なるほど、キレイな漢字ですよね。。。」
と、母親の話をやさしめ口調で話して、なんだこの人って見た目よりすごくやわらかい人なんじゃないか、
と 油断したところで、やおら仁子の手からカメラを奪い、
「キミもね。」
って一言呟いて仁子に向けてシャッターをきる勝田。。。 鮮やか! 
その場その場のアイテムを臨機応変に自分の流れに持っていって利用する、 その慣れた鮮やかな行動。 
今時名前がキレイだとか、何てキザなんだ、何て古いんだ、とか 思いつつも、
流れるようにあまりに自然にシャッターを切るその姿、 かなり魅力的。。。かも。。。。
「強くて凛としてて、いい名前。」
本人の姿かたちを誉めるより先に名前を誉める。。。。これが勝田テクなんでしょうか。
が、そんな強引な行動をした後には、カメラを返すときの
「はいっ」 って声がまた柔らかくて優しくて甘い声なんだよなあ。
そのギャップ。。掴みきれないキャラクターはとりあえず人を惹き付けるには充分ではございます。

◆ で、仁子にそんなくどき文句言いつつも、東京の神宮寺先輩にもデートの約束する勝田くん。
個人的には先輩との久々の2ショを楽しみにしてるんだけど、、、なあ。

◆東京に戻って来た勝田。 早速仁子の研究室にイキナリ顔だし、ていうかまた不法侵入状態すよ。
「あー、いたいたー」
ってこの人には遠慮とか人との間の壁というものがないんでしょうなあ、
もう遠慮なくずかずか相手のゾーンに入っていきます。 
そんな所も、動物行動学的にはどうよ。。。。常に責め、やはり肉食系ハンターなのか勝田。
かなり迷惑そうな顔してる仁子が、「あー。。」と引き気味に言うと
「あーーー? あ〜〜〜? 今度は覚えてるぅ?」 と又押せ押せなセリフ攻撃。
仁子が頷くと、ものっ凄く満足そうな満面の笑顔で目が細くなりまくりの上機嫌。 
でもこういう笑顔がかわいいんだよなあ、これも武器なんだろうかなあ、チクショー。
  ◇ 今日の勝田君ファッション。 以前にもましてヤバイ格好です。 
  が、デモ運動的には納得いく、デフォルトなドカジャン+ジャージスタイル。
  いくら中身が好みでも、この格好で一緒にカフェには行きたくない感じっす。 
  でもやっぱりさり気なく古着ぽい重ね着してみたりしてて、
  中身がスタイル避ければ何でも似合うんだな、と羨ましくなりますな。
  あれですよ。 目隠しして山盛りに積んだ古着を適当にチョイスしても
  着こなしてしまうんだろうなあ、オダギリ。 ちょっとそれ楽しそうだなあ。
  しかし今回のようなニットキャップは余り深く被れないので、余計に片方の薄い揉み上げが
  気になりつつ。。。寒そうなんだもん。片方だけ。

仁子と2ショで階段を下りつつ、何故自分が反対運動しているのかを話し、
仁子がどうして動物行動学なんて研究してるのか聞く勝田くん。
中々穏やかでいい雰囲気で、仁子も少し気を緩めるようなんだけど、
それが小さな密室→エレベーターに乗ると、空気が一変。
俄然勝田の♂っぽさが濃厚にエレベーター一杯に広がる感じです(笑)
そんな狭いエレベーター室内で、どんなに頑張っても相手との距離は1メートル以上は とれないんじゃないかって所を
なるべく距離のある対角線上にさりげなく、 でも必死に移動して逃げようとする仁子と、
余裕の表情でじいっと仁子から視線を 一度も外さずに彼女が距離を取ると距離を縮める勝田、
この二人のちまちました行動がなんつーか結構 面白い。。。。
こちらとしては、小さい箱にいれた♂と♀を眺めているような、 そんな観察気分でございます。(笑)
「動物行動学者なんて、ロクデモないのばかりかと思ってた。」
「私、ロクでもなくありませんでした?」
「うん、好みのタイプだった(はぁと)」
、、、また話なんか、都合の良い方向にずれてませんか、勝田君。
既に勝田の会話は♀ゲットモードなんでしょうか。
両手は手に突っ込んだまま、背中丸めて身を縮こませ、視線を仁子と合わせて見つめてるし。
も、すっげーーみてるし!!(笑) 兎に角じっと見てるし! ねっとりじっとり観つづけてるし。。。
「ま、中身はロクでもないかも。。。」
「へぇ、だったら余計に面白いよねぇ〜」
今度は身体を曲げて、手前に逃げた仁子の顔を覗き込むようにジィイイっと観る勝田。
けどニコニコともニヤニヤとも思える笑顔はやっぱりちょっ可愛いんだなあ。 で、いきなり
「ヨシコって呼んでいい?」
と思いっきり人間関係の距離を強引に縮めようとする勝田ですよ。
「え、なんで?」 「何でって、名前だから?」 
いや、問題はソコではなく呼び捨てという人との距離感が。。。(笑
「や、そーゆーのは、ちょっと。。 それにお母さんと同じ名前だし」
この二人のやりとりとか、、テンポよくて笑える。
自分の常識を押し付ける強引な男。
で、お母さんの名前、という言葉に反応して、母親の話をいきなりシリアスモードですよ。
「母は同じ名前でも虫もつかめなかった。 弱い人だった。 
魚が取れなくなって 父が飲んだ暮れて俺が高校卒業するの待たずに病気で死んだ。」

。。。突然こんな話をされても。  合って間もない人に、こんな重い話。
それが勝田の素なのか、勝田の行動の根源だからなのか、、、
それともこれもある意味ナンパのテクなのか。
だってそんな事言われたら、普通はちょっと同情するじゃんね。
同情するし、彼の行動にはこんな悲しい物語が、、、って情がわくじゃんね。。。
つまり素で天然に身についている無意識の勝田の女落としテクって事かい?

一瞬だけど仁子には恐らく長く長く感じたであろうエレベーターを降りて
勝田が仁子を連れて行ったのが、『有明海の命を守る会弁護団 東京支部』。
ざわつく一同の後ろで、いきなりボードを叩いて静まらせ注目させて
「失われた海と生活を取り戻す。明日は農林水産省に抗議に行く。」
盛り上がる一同。。 って、やっぱボス的存在に見える勝田。

で、仁子と別れ際、まだ仁子と合ってそんなに経ってない関係だってのに、 いきなりキスしようとしてるし!? しかも相手が話している途中で顔近づけてるし。
いや。。勝田としては、2年前に「キスでもする?」って宣告してるわけだから、 それは熟成させた行為だったのかもしれんけど、、って納得できるわけないじゃん!(笑)
「ごめんごめん、言葉より先に手が出ちゃうタイプなんだよねぇ」
いや、手はずっとポケットの中、手よりも先にアンタ顔もとい、その分厚い唇突き出してますから。
「信じられない。サイッテー!」
と仁子が普通の女として当たり前の怒り方をして去ろうとすると
「ヒドイじゃん。 俺の行動にだって、意味あんでしょ。 あ、なに? 俺みたいのと恋愛すんの、コワイ?」
。。。て、凄い強引な子だなあ、いきなりキスどころか、いきなり恋愛に持っていってますよ。  相手が自分に好意を寄せていく過程なんか、関係ねぃのですってか面倒なのか?

。。。ふと、この積極性にデジャブが。。。そうだ、甲田だ。 甲田敦史@『初体験』だ。  あの子もすきと分かったら突進型だったなあ。  でもって、 「俺とちゃんと恋愛しよう」 なんて、 オダギリ出演ドラマ告白セリフ個人的にかなり上位にランクする可愛いセリフもあったっけ。  しかも強引にちゅうしてたっけ、うお、同じじゃん。。(大汗)  あの時は思いっきり突き飛ばされたけども、一応キス成功はしてたんだけどなあ。。。  あのドラマもやっぱりグダグダ恋愛展開と、敦史の当て馬扱いに、やはりイライラしたっけなあ。。  (遠い目。。。)  そういう嫌な部分が同じでないよう祈ろう。。

ぷりぷりと怒って去っていく仁子を 「ちぇっ、、」 とか小さく舌打ちしつつ、 尚も追いつづける視線は、
確かにハンターぽくて、ちょっと深く関わると怖いカンジがしますな。 
そのハンターな目線が揺らいで、あれれと思ったら。手には、サイコロ。。。
神宮寺先輩との約束も、同じこの日だったようで、つまりすっぽかしちゃった…と気付く勝田、、
その微妙な表情の変化がイイなあ。。
結局慌てて先輩に電話しても、残されたのは「さよなら」メッセージ。
「あいやー。。 ダブルでフラれた。」
。。あいやーって。(笑)
がっくり肩を落として少し自虐的に笑ったかと思うと、「ま、いっか。」 と、意外と気にしない勝田。 
女のゴタゴタは慣れっこなんでしょうか。
でも、えーー、よくないっす。 先輩とのよりを戻して欲しいぞ、と切に願う私は、 先輩と勝田コンビ復活希望ファン。

◆  うわーもう。 苦節何週間よ。
もうずっと待っていた先輩との2ショ。。。だったのになあっ。。。
「誰とデートしたの」 「夫よ」 「うっそぉ」  「ホント」 久々のサイコロゲームをしつつ、こんな会話をする場面、 やっぱりテンポが良くてさ、いいなあって嬉しかったのにさ。
今回もまたサイコロ勝負には負けて、ちぇって顔しつつも、 「ま、いいや」 とサイコロ握った手で鼻を擦る仕草とかめちゃかわいいんだけどさ、 先輩に投げかける目線は何気にクールなんだよね。。
「俺先輩より好きな子見つけたし。」
「えっ。ウソ」 
先輩との掛け合いが可愛くてお気に入りだった私も「うそーん」てな気持ちです。。
「ほんと。面白い子でさ。  優しくしたいような、傷つけてやりたいような、そんなカンジ」
「サディストねえ」
お、Sな気質もあるのか、勝田。 と、ここまでは良かったんだけど。
「南原でしょ、デート。」
と、先日自分がすっぽかしたデートの穴埋めが南原だと知って問い詰める勝田、 空気がいきなり変わるんだな。
「あの海殺したの、アイツだよ。」
「そんな話聞きたくないんですけど」
話をはぐらかそうとする先輩に向かって、本気の睨み目線、 がっと先輩の手元からサイコロを奪い握り締め、
「あいつが全部殺したんだよ。」
と呟き、先輩をつめたーい視線で睨みつけたまま サイコロをテーブルに叩きつける勝田。
。。。コワッ!!!
いやもうその迫力ったら、正直鳥肌が立つほどだったんですけども、 私は先輩とのやりとりでこんなシーンは正直見たくなかったよう。  先輩だから言えるのかもしれないけどさ。  でもずっとまた神宮寺先輩と可愛い後輩なコミカルな場面を楽しめるかなあと 期待してたもんだから、ちょいとガックリ。
そんな手に負えない狂犬な勝田を今までも上手くコントロールしてくれてた先輩だからこそ、 こんなシーンも成り立つのかもしれないけども。
突然見せた凶暴な顔が、先輩に向かってるのがツライぞ。。
勿論その先輩の向こうにある南原への憎しみなんだろうけどさ。

それにしても、この思いつめた表情ってば、今後が心配っすよ。
予告なんかの顔みても、不安が募りますな。
だってもうさあ、南原をいつ刺しても不思議ないような思いつめぷりなんだもん。
そういう展開は正直御免です。。。。そうなりませんように。。。。。どうか。。。どうか。。

と、ナントカ勝田の場面だけを追いかけてるだけの非常にピンポイントなレポしつつ、
ふと気付くと、仁子と南原って、何時の間にあんなにラブラブバカップルに戻ってたんかい?
♂ってどうの、、と軽蔑しつつも、仁子は仁子で、彼氏がいても南原と成り行きとはいえ
濃厚チュウしちゃってるし、まあ、あれだ、結局♂も♀も関係なく 所詮ニンゲンも動物だと。。。
って、まだ終わってないのに結果だしても。
今回、今までの分を取り返すかのように勝田が動き回ってましたが、 今後は南原と絡んでいくんでしょうなあ。。。
女好きな♂とは言っても、結構憎めない系の 可愛い小動物系なノリの南原と、
ひとり、肉食系なハンターな濃い匂いを振りまく勝田との絡み、 どうぞ面白く、かつ無理がない展開にひとつよろしくお願いしたいと無理言う次第でございます。
。。。あと先輩との関係復活希望っす。。

。。。でも今後は仁子と勝田と南原の三角関係になっていくって話だし。。
まあ、それなりに観ていこうと思うっす。。。

あっ!そうそう。 神宮寺の旦那は某大河!の脚本家ではなく、新見先生でしたね。。残念!
でもあんな駄目駄目夫を演じてもキュートでしたよ、相島さん。
たしかに理屈じゃないな、と妙に納得できる、ナイス駄目彼氏っぷりでした(笑)

                                          2005/3/7 放送               

                                       







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