#9 狙われた最終電車。『オレはナカハラテツシを許さなーい!!』 

妊娠していることに気付いて、サキはテツシを置いて(もう用なしかいっ)帰って来ましたよ。
4ヶ月。まさに政野の子。でも政野は報告を聞く前に、離婚届をサキの目の前に差し出す。
「わたし、一生ジャコウの香りだけは好きになれそうにないわっ」
テツシの居所を教えろとサキのホテルに押し掛けたミノリ。
「テツシさん、こんなに私にのめり込むなんて。私たちずっと一緒だったのよ。
**ジャルダンバガデールの香りにつつまれて。**
と、香水のビンを持つ姿はさすがモデルの川原アヤコ。っていうか、香水のCMみたいだ〜。

さて、大荷物をかかえてサキのオフィスに入って来た千尋とマコ。
そこにあのメロディと共に、バガデ〜ルの香りが。。。!!
ハッと顔をあげるマコ(スロー) 振り向くサキさん(スロー)
『サキしゃん!!』と、マコは千尋にダンボールの荷物を預け
(というより、投げ付けてるよ。それでも満面の笑顔で「戻って来てくれたんですか」と千尋タン!イイコだ〜!)
淋しかったよ−ッッ御主人サマーv!とスローの演出で駆け寄ったのもつかの間、チエコに思いっきり画面の外に押し出され。涙。 (かつてのOLで「まえちゃ〜んv」と言い寄りつつもケツで画面の外に追い出されたイッチーを思い出し。笑。)

サキさんを助手席に乗せて、 チエコに「癒しの庭」プロジェクトクビ宣告をうけたサキを慰めたいマコは必死で話し掛けます。
『いいですよ、癒しの庭のプロジェクトから外されても、他の仕事、オレ、取ってきますから。・・・何もかも、元通りですよ、 ね、でしょ、サキさん。』
「ね、でしょ、サキさん」・・が、カワイイぞぅっ!!(爆) いや、マコとしては願ってもない事か。。以前のように、サキさんと仕事して。。(あぁ涙)
「どうかしら。今迄みたいに仕事を頑張っていく自信もないわ」
『そんな・・』すっかり自信をなくしたサキさんに、戸惑い。
「私・・、離婚するかも」突然の言葉に驚くマコ。
『どうしてですか』 「やだ、何言ってるのかしら、バカね、今の話し、全部忘れて・・」いや、無理。もうしっかりマコのサキさんデータに書き込まれてます。 そして吐き気を催すサキ。「とめて」
『どうしました、サキさん?!』「なんでもないのっっ」 『サキさん・・・』
車から降りて走っていくのを心配そうに見送るマコ。。
つか、キミの運転のが心配!!!前をみてくれ!!

千尋に渡す封筒をもって、人気のないサキのオフィスを訪れたミノリ。
「失礼します・・」その声に反応したように、ばっ!!と物陰から姿を現すマコ!あービックリ。
先日の首しめ事件が頭をよぎり、目の前に立ちはだかるマコを睨むミノリ。。「千尋さんは?」
『サキさん・・、プロジェクトから外されるようです・・』
顔を背け、サキと話していた時と何トーンも 低い声でボソリと話す。
「それも私のせいだって言いたいの」何だかやけに強気のミノリの言葉に、顔をあげ
『違いますか』と一歩、近付くマコ。「近寄らないで」と怯えた目で警戒するミノリ。
『・・・』ここでフ、と俯く時に一瞬だけ、薄く自嘲的な笑みが顔に浮かんでるアタリがゾクリ〜。そして顔を上げて
『恐いですか・・オレが』いや、そりゃ、恐いとオモウヨー。
『だったら、どうしてあの夜の事、政野さんに言わないんです。 一発でオレをクビにできるのに・・。』
この前のキレマコとは違って悪迄静かな口調。やってる事は恐いけど、やっぱりすっげえ美人さん。。。 必殺潤んだ瞳が。。あとトロンとした目が。。魂どっか行っちゃってる感が、イイね〜〜!イイっ。
「勘違いしないでね、あなたを許した訳じゃないんだから。。あなたのやってることは、バカで最低で何の望みもない事よ
元ストーカーみのりに、ココまで言われるか、現役ストーカーマコ。。
「ただ。。」『・・ただ?』
「私も同じくらい、バカで最低だった頃があったから、責める気になれないだけ」
同じかーっっ。。。言葉をかえせないマコに封筒を差し出し、
「これ、千尋さんに渡しといてください」動かないマコの胸に封筒を押し付け、無理矢理受け取らせ、先輩ストーカーみのりは去る。。
残されたマコ。言葉ではすっかり負け。
こいつは一本取られたっっ、て所でしょうか。。。(違?)
ん〜。でももしかしたら、マコは密かに救いを求めていたのかもしれないね。。「ただ?」と聞き返すマコは、 自分の行為を許してくれている(と想っていた)ミノリの答えに何か期待していたのかも。それが 「バカで愚か」という答えだったとしても。。。引き返すなら、今、という最終地点だったのかも。。

それにしても、ココにきて、唯一まともなのは、お嬢さんだなあ。(千尋たんは別格)
テツシはボロボロだし。でもさ、元はチュウしたしない、ってそういう程度だったのに、ココまで壊れますかな。
マコなんか、マコなんかなーーーーっっっ!!!
でもお仕事はするよv。サキさんと一緒ならv。
てことで、政野のオフィスにサキさんと来たマコだけど、サキさんとミノリがまた喧嘩して サキさんはまた仕事そっちのけで出ていっちゃうから、勿論追い掛けるさ。(カバン忘れてるヨー)



再び、サキさんを助手席にv。
『・・まだミノリさんの事を憎んでいるんですか。。離婚の原因はミノリさんですか・・』
アレ?マコ、妙に落着いた発言をするも、「やめましょう、そういう話は」と拒否され。。
『もうミノリさんの事、忘れた方がいいんじゃないですか?』
チラリとサキをみると、、ギロッと睨まれ慌てて目を戻す。
うん、、前を向いて運転してくれ。。
『そんな事より、今は仕事で結果を出して・・』
ん?最近では珍しく、前向きなマトモ発言!?だったのに、サキさんたら、
「あなたも、ミノリさんのジャコウの香りに魅せられてしまったのかしら」
サキさん命のマコにそれはないだろう!!けど、脳裏に蘇るジャコウの香り。
『そんな事ないです!』慌てて否定するマコ。
「いいのよ、ムキにならなくて。。」マコの記憶のジャコウの香りを消そうとしてるかのように、バガデールの香水を 首筋にふきかけるサキさん。でも、、あんだけ邪険にしといて、こういう時だけ、味方につけって、サキさぁ〜っん。。(泣)
『オレは別に・・オレはただ、早くサキさんに全部吹っ切ってほしいだけです』
健気なマコの励ましなのに、 「吹っ切る・・??何を?!」物凄い形相で睨むサキさん。コワイヨー。ヒドイヨー。
『だって今でもサキさん、政野さんの事・・・、それともまだ中原テツシの事を?!』
ズバリとこられて動揺気味のサキにマコはっっ!!
『オレじゃ駄目ですかっ?ダメですかっ?サキさんっっっ』
て、告ってるのに〜〜〜〜!!!ノーアンサー?サキさん。。。ダメみたいだね。脈無し。。つか、前をみて、運転。。。。

ところで「かなわぬ恋コンビ」だったハズのユウカ、ナンカ同僚くんと良い感じ。マコを置いていかないでくれ〜。。
テツシは着々と崩壊が進んでます。

何とか「癒しの庭」プロジェクトをクビにならないですんだものの、仕事が辛そうなサキさん。
『サキさん、大丈夫ですか』心配して駆け寄るマコだけど、どーも、ずっとサキさんを観てたクサイ。
仕事してよね、キモキモセンパイ(by千尋)
「平気。すこし、出かけて来るわね」席を立つサキさん。
『どこへですか?送りますよ』
「いいの、プライベートな事だから」と、マコをかわしてでて行くサキさん。。。
ガシャコンガシャコン、また新たなマコサウンドが。。これは何ですか。。ガシャコン。。。。??????
ガシャコン、違う、マコは結局サキを追い掛け、マタニティクリニック(つか産婦人科)に入って行くのを観て、よろり。。
『シャ、、シャキしゃん。。。』
病院からでて来たサキを階段の下から見上げ、驚くサキに
『プライベートな事って、これですか?』無視して足早に去ろうとするサキを尚追い掛け、
『どこか悪いんですかっ?』、『サキさん!オレ、心配なんですっ!!』
回り込み訴えるマコに「どこも悪くないわ」
『じゃああ、なんでっ』「ただ・・妊娠しただけ」
がーん。。でもその病院ならそうだろう。。
『離婚はそのせいなんでしょ?』
もはや、マコの頭の中には1つの事実しかナイ。。「あのね、誠くん、私と政野は」
『あいつの子ですか?!』「え?」
『そうなんでしょう?この子は、中原テツシのっ』「違うそうじゃなくて・・」
『だから御主人とも別れるんでしょうッッ』「話を聞いて誠くんっ」
・・もう興奮状態でひとの話なんか聞いちゃ居ないさ。
せっかくサキさんが掴んだ腕もふりほどいちゃう程に、マコの思考は大暴走する。。
『オレは許せないッッ』「誠くん?!」
『オレは、中原テツシをゆるさなーーーーいっっ!!!!』
叫び、走り去るマコ。。この思い込みが、、事態をまた混乱させちゃうのだ。。

お嬢さんにテツシの居所を教えてもらったミノリ。しかし幾ら静かな場所とは言え、遠くでひいているピアノの 音で引き寄せられるテツシって。。このドラマの人たちは匂いにも音にも優れた能力を発揮するね!
まだ帰れないとグヂグヂいう凹みテツシを、終電まで待つというミノリ。 そしてもうひとり、終電まで待っていたヒトがいる。。。
いよいよ終電車が近付くその時。満面の笑顔で手をふり、走って来るテツシ。 (このイキナリの感情の変化に付いて行けないですがな〜)
ミノリ〜〜!!!ミノリ〜〜〜!!!ミノリィイイイ〜〜!!!
テツシ〜〜〜!!!テツシ〜〜〜!!!テツシィイイィ〜〜!!!
盛上がる辻ボーカルの主題歌。ナンジャコリャ。と、その時、シアワセいっぱいの二人の間に、不幸のどん底の彼のひとが。 まるでグロンギの様にユラリと。。

ボキボキボキボキッッッ
って。。必殺仕事人のごとく音を響かせ、見栄を切るように首をまわして斜にテツシを見下ろす。
「誠さん」驚きかたまるミノリ。そりゃあそうでしょうとも。
『ナカハラーーーッ!!』
ウオウッ。絶叫。呼び捨て。ナンカかっこいいじゃん、マコッッ
(とオモタけど、階段かけおりる時に、微妙に足下に気をつけておりているのがカワイイv。)
走り勢いで、まずはラリアットーー!!!
壁に叩き付けて膝蹴りーーーー!!!うおりゃああっっ(違)
さらに壁に叩き付ける事数回。イカスー。
「やめてーーーーー!!!」と、止めようとするミノリを突き飛ばしッ!おおっ!?今日のマコは強いぞっ?
『オマエのせいで、サキさんはっっっ!!!』と、右ストレートッッッ!!&膝蹴り!!!
「テツシーーーッッ!!」ドカッッ。。
あ、最後はいつも通り、ミノリに突き飛ばされちゃったね。。。
テツシにかけより、「ヤメテーーッッ」と訴えるミノリ。
仰向けに転んでいたマコは、半身をおこし、泣きそうな顔。。
『サキさんが・・サキさんが、離婚するのは、オマエのせいだーーーっっ!!』
両手をつき、四つん這いでさらに叫ぶマコ。
『サキさんの・・お腹の中には、コイツの子がぁああっっ!!』
チガウヨー!!!
んが、勿論真実を知らないテツシとミノリは、「こども。。」と唖然とするのだった。
しかし。二人の前で超情けない顔で中腰状態のマコ。。
こ、こういう時って、手足が長いと、むしろ妙にクモっぽいというか、ジャミラっぽいっていうか、 カナーリ怪人っぽさup(汗)。。。

それにしても、美人さんだと想えば、なっさけないブサ顔になるし。
でもどれも愛しいッスよ、マコ。。。(爆)



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