#5『危険!新たなサトラレ大接近!』 ハラハラの展開で面白かったー!

関東だけだけど、ダイジェストを昼に放送したんで、それを見てから今回初めて見る ヒトもいたのかな。今回良かったぞ〜!
サトラレがサトラレと合ってしまうかもしれないという、ドキドキの展開。
実際二人が顔を突き合わせているシーンに「え?まじ?オシマイジャン!!」とおもったけど それはイメージだったんだね、良かった〜。

しかし健一、すっかり星野センセイ懐いてません?
星野センセを見ると、シッポふって嬉しそうにしてるワンコだ。
けど、賢明にできるオトコを演出しようと張り切る行動全て裏目に。 いや本当にできる医者の筈なんだがなあ〜〜、サトラレは。 邪念があるうちは駄目なのかな。まだまだサトラレの天才能力が眠ったままか、健一。
尤も、イイ所見せようにも、難しい手術は任せて貰えないし、 精々看護婦さんの無駄な手伝いをするしかないのが悲しいス。 しかもそれすらダメダメだし〜(泣笑)確かにあれじゃあ弟以上には感じられないね。。 この辺りのドジっぷりは本当に原作の西山キャラ。 オダギリはこういう三枚目キャラもノリノリでやるから面白い。
星野の部屋に近付いて来た時に、必ず「星野センセイ、いるかな?v」て思っちゃうのが 可愛いなあ。。

で、今回初登場のもうひとりのサトラレ、矢沢の優秀さを見るとしみじみ健一のダメっぷりが(嘆)
でもまー、出来の悪いコ程可愛いって言いますでしょ。 (いや、本当は凄いはずなんだってば。可愛くて天才なんて最高なんだけどなっ。健一の天才ぷりをそろそろお願いしたいなあ。)
東幹久のサトラレっぷりも良かったね。 仕事のコトばかり考えているガチガチのカタブツなら、サトラレでも支障がないらしい。 けど、そこはやっぱり1人の男、星野を見た後にごく自然な感情も見えたのはホッとしたり。
しかし星野、サトラレキラーって一体。。。(笑)
星野が忘れて行った手帳を(何故か翌朝まで放ったらかし?) 届けると言う矢沢からの電話を受けてしまった健一、こいつが不倫相手?と勝手に勘違いして気もソゾロ。
けどさあ、仕事よりソッチがそんなに気になってていいのかあ?子供みたいにムキになってる健一、可愛いけどね。。
いや、可愛いとか言ってられんのです!!何としても健一との接触をさけなければ、サトラレ同士が出会ったら お互いの思念波でお互いがサトラレだと気付いてしまう、これはもう一大事デス。

星野が大事な相談がある、と言って無理矢理健一を外に連れ出して、とりあえずは危機回避?
大事な話しって何だろ、告白?なんてワクワク期待していたのに、ハムスターの名前は何がヨイでしょうか?なんていわれ、 ガックリ。。しつつも、ちゃんと名前を考えちゃうのが良いコなのです。まあ名前のセンスはともかくとして。
て一件落着かと思ったのに、近くで矢沢が倒れて、結局健一と接触するコトに。
矢沢は気を失っていたから、思念波どうしでサトラレだと気付くコトはなかったものの、 かなり見ていて緊張するシーン、なんせ少しでも意識が戻ったらオシマイ。。。
いつも雑用ばかりの健一が、最後迄面倒をみれるチャンスだと張り切っていたのだけど 相手はサトラレ。どうあってもそれは無理。
やる気満々だったのに、佐伯部長に「君には無理だ」なんて言われて、固まる健一、 仕方ないとはいえ、折角少しづつ、星野が来てから自信をつけて来ていたのに(涙)。 健一はそれでも引き下がらないし、矢沢は目を覚ましそうだし心を鬼にせざるを得ない部長も辛いね。 「もういいと言っているんだ」とトドメをさし。。ショックだよなあ。。。
さらにその場に居たらマズイわけで、「福引きでもしてこい」と福引き券渡されてボーゼン。仕方ないけどソリャないよ〜〜。 もうプライドずたずた。医者としてのやる気も自信も失い、ショボーンとしてトボトボ歩いて行く姿がもう、 何とも可哀想で。はー、もう捨て犬のようなその姿が、拾って帰りたくなりましたがな〜。
けどしっかり福引きやってるし、健一。
ほんっと、素直な良いコだよ。。。
間一髪で矢沢の意識が戻り、ホッとした。。。のもつかの間、 今度は奥さんが倒れて、またまた急展開かよー。ホッとしたりドキドキしたり、見てる方も忙しい!
神様はサトラレ同士を合わせたがっているんじゃないかと思う程、追い掛けて来るトラブル。
携帯で健一に助けを求める星野、居場所を素直に言っちゃうなんて、健一もドジだけど、星野もかなりのドジだね。
でもその数々のドジが、サトラレを毛嫌いしていた人々の心の流れを変えているのも事実。
タクシーで向かっているのに、今度は星野にまで拒絶されて、また凹みかける健一、 だけど悪気があってじゃなくてこれも健一の為なワケで、そこがサトラレの切ない所。
兎に角健一に電話で指図してもらい、それを星野が実行するコトに。
「大丈夫、あなたが指示してくれればきっとできる。」
この一言がまたイイんだよね。自信を失いかけていた健一を勇気づけるような一言。
健一が到着してしまったら、矢沢と出会ってしまう危険と一刻を争う救命作業、二重の緊張感でハラハラだったよー。
ドラマのサトラレて、話は割とわかりやすく単純なんだけど、心の交差が上手く出来てていつも感心しちゃうなあ。
二人の連携プレーで奥さんは助かって、ああ、良かったなあって感動しつつ、今度は健一がヤバイよ、到着しちゃうよ、 と焦ったらそこにサトラレ対策委員の千春が登場。交通規制を装って車を止めさせ、 何だか頼もしいわ、、
つーか、その格好はミニスカポリスですかっっ。かなーりインチキ臭いんですけど(笑)
「身分証明書を見せて下さい、」その程度の会話だったのに、「初めて話した。。」って感動してるのがカワイイじゃん、千春。
健一と並んで、実はこの千春の役も切ないんだよね。。。
うのたん、最初はどうなるかと想ったけど、今回の役は本当に良いね。
慣れかもしれんが、小池も最近はアリかと想うようになってきたし。フツウに美人の 女の子を好きにならないのが健一の個性って感じで、良かったのだなあって。
星野センセも、美人だけど、スレンダ−モデル系の美女じゃないし きっと健一て親しみもてる感じの女性がコのみなんじゃ。。
つーかもしかしたらマザコンっ?!

初めて医者として感謝されて嬉しそうな健一の表情見ててこちらも嬉しくなったヨ〜。ヨシヨシ、良かったね、ナデナデしたい。
危機一髪サトラレ同士の遭遇も避けられてホッとしたけど、勿論健一はそんな回りの気持ちを知る訳もなく、 星野と矢沢の関係が気になってるし。 「いとこ」だとかまた微妙なウソで誤魔化され、それで納得してるし、健一〜〜。 。。。まあそういう素直なところが、可愛いんだよねv。
今回の事件も、そもそも種をまいたのは星野だけど(笑)怪我の巧妙?で少しずつ自信をつけていく健一と、 サトラレを受け入れて行く回りの変化が面白い。
健一と星野が病院に戻って来た時に、思わず「心配してたんですよ!」なんて 言っちゃ、そりゃ、ヘンだよねえ、福引きにいってたダケなのに。笑。 (まあでも、矢沢の処置を助けたコトくらい伝わっていてもオカシクはないんだけど。)
袋イッパイのティッシュを嬉しそうに貰って行く人たちを不思議そうに見る健一。 そういや、福引き券が一枚余ってたんだ、て言うから、展開的に何か最後に当てて来るかと 思いきや、結局ティッシュなのね(笑)
「俺、この病院が好きだ、皆が好きだ、」て心の声を聞いて、微笑む看護婦さん達にチョッピリホロッときてしまったさ。
健一を一番面白く想っていなかった吉川ですら、微笑んで見てたりして、ハッと我に帰り「あー、ホッとしてた俺、」てのもヨイ!
サトラレって、サトラレを通して回りが優しくなって行く話でもあるんだよね。
周りのキモチの変化をもたらすのがサトラレの奇跡なのかなあ、なんて想いつつ。

今回の話は、原作のサトラレの妻の話と、サトミと子供サトラレが遭遇しかけてしまう 話をうまくミックスさせていて感心。

それにしてもオダギリ里見のショボンとした表情てホンット、きゅんと来るなあ〜〜。
すごく嬉しそうにしてみたり、口をとんがらせて拗ねてみたり、表情の豊かさには毎度楽しませてもらえるよね〜。
えらい崩れた不細工顔も躊躇なく披露してくれるしさ!
サトラレて、オダギリファンには本当宝物みたいなドラマですなあ。。。シアワセ。
しかし思念波が伝わらなくても、実はその表情だけで心の中がバレバレかもしれないな、オダギリ健一てば。

さて次回は赤ちゃんとオダギリの2ショですよ〜〜。 今回はサトラレの奥さん登場で、(奥さん役の女優さん、とても良かったネ)次が赤ちゃんですか。
やっぱり最後は星野と結婚。。って展開なのかしら。。。
そいや無人島に行きたいよ、、なんて星野のセリフもあったよね。(原作では重要な無人島のお話があるのさね)
藤堂と里見ママの関係も何だか気になってきたし。なんかイイカンジ。
折り返しの5話の出来がとても良くて安心したな。これからも楽しみッ。

                                   (2002/8/1放送)




#6『赤ちゃんは俺が育てる!』 ありゃりゃ〜?役者オッケエ、脚本演出、、辛い。。

今回はねえ。。辛かったなあ〜〜。話が。
4話の微妙さ再びって感じだったよ〜。
隔週で良かったり悪かったりするのかしら、これから(汗)。。つっても4話以外は好きだったのだけど。。
まあ期待するから余計に勿体無いというか、辛いというか。

赤ちゃんネタは実は個人的には苦手なのですわ。天体でも書いたけど、 赤ちゃん(子供)、動物、老人ネタは三大泣かせ感動アイテムだと思っているので、 それを上手く使ってないとあざとくしか見えてしまわないという感覚があるのよね〜。 トホホ。

病院に置き去りにされた赤ちゃんを見つける瞬間の健一の動きやら、星野にイイ顔みせようと、 「赤ちゃんダイスキ」と嘘つく瞬間の顔やら、赤ちゃんあやすブッサイクカワイイ顔とか(笑)。 いい味だしてんだけどなあ。オダギリ。
皆に押し付けられて、イヤ〜〜な顔、、あれは素だったりして?
それでも星野の手前、賢明に赤ちゃんをあやしていくウチに段々情が移って、 自分の思念波に自然に反応してしまう赤ん坊が可愛くて『悟』なんて名前をつけたり、、。
ん〜〜、この辺りの思念波への反応も、もうちょっと上手く演出できなかったのかな。。 赤ちゃんの演技演出は難しいんだろうけどねぇ。
だって実際赤ちゃんとかって、親のキモチに反応したりしない?って育てた事ナイからワカラナイけど(どうすかその辺、お母さん。)
星野どころか病院の皆も思念波に反応しだして、健一に疑問を持たれだしてるし〜。。
何で急に?今迄だって上手く誤魔化してきてたんでしょうに?う〜〜〜ん?
もしかして、テレビドラマのサトラレって、、サトラレがサトラレだと自覚しちゃうような展開をしようってんじゃ。。不安。
とか不安を抱きつつも、ベビーベッドに寝てる赤ちゃんを、ベッドに半ケツで坐ってあやす健一の身体のラインに一瞬見とれ。 いかんいかん!!。
オダギリ本人は赤ちゃんの扱いは苦手かもしれないけど、そのほにゃ〜〜んとした笑顔、 すっごく赤ちゃんも癒されると思っちゃうサ〜!
目尻に皺よせて、いつもはクリクリの目もほっっそくなっちゃって、 ほんとクシャクシャでフニャフニャの極上笑顔。
あ〜オダギリの笑顔は最強武器だなッッ(赤ちゃんそっちのけ)
星野と一緒に赤ちゃんのあやしかたを勉強中の健一、夫婦と勘違いされてホワワ〜ン。 赤ちゃんの人形にミルクこぼすわ、顔をゴッシゴッシ拭くわ。この拭きっぷりは酷くて笑えた。本当の赤ちゃんにやるなよ〜!

 健一ママ、やっぱりいいねv。この親子素敵すぎ。
カマボコマナコの風吹ジュン、かわいい。歳をとっても可愛い女性って良いなあ。。哲太、もとい藤堂がほれるのも分かるさ!
つか藤堂、サトラレ警備というよりは、お父さんのキモチだよね、きっと。最後は健一ママと結婚してほしいなあ〜。
いつも健一の周りにいる事に気付かれて、一瞬ヒヤリとする藤堂。 結局は相変わらずどこか線のズレた健一の天然のお陰で、サトラレ対策委員だとはバレはしなかったけど、ある意味バレてたり(笑)。
普段カチカチの藤堂が汗どっと流して焦るのが面白かったネ。いいキャラです、藤堂。

しかし辛かったんですけど健一の部屋でのシーン〜〜。。。ウムムムム
あまりに古いマンガみているようでゴザイマス。何故にこんなにベタ??ひねりもないベタッぷり??
コメディだからって安直すぎる笑いネタ? 。。。見ている方がハズカシイ。。。マジデ(涙)
ああでも、、思念が伝わってなかったら、ここまで恥ずかしくないかな。うーん、サトラレて辛いって事か。 (とおおらかに受け取ってみる)
とは言えッ。間接キスって〜〜(嘆)小学生かよぅ健一〜。いや可愛いんだけどさあッッ。
手が触れたり、なだれ込み倒れてドッキリって、うーん、これは勘弁して欲しいッス〜。トホホ〜〜〜。
いくらマンガチックなコメディにするったって、もちっと何とかならないモンすか?!
 まあオダギリ鑑賞するだけであれば、うろたえた顔とか、本当にまるで子供みたいな幼い表情になっちゃって 赤ちゃんにチュウする所とか、キュートなんだけど、それに頼ってオンブにダッコじゃなぁ。
健一は年上ファンに激しくアピールするキャラクターだな、しかし。 これ、若いファンにはどう見えるのかな?ココまで頼りにならない健一って〜〜〜。

で最後のとどめが赤ちゃんがいなくなるエピソードなんですが、駄目駄目でガックリ〜〜。
だあって何だか唐突すぎるんだもの〜。
何故ハイハイしかできない赤ちゃんが、少しの間に、階段の上の方にいるわけ?ムリすぎ。。
必死で皆で探しているシーンも、何だかシラけたよ。。コレ、4話と同じ雰囲気。
作ってる方は、『ココ、感動所デス!』て言わんばかりなんだけど、見ている方に全く伝わらないんだよね。。
健一の思念波を受けた人達の反応も、別に、そこで感動できないよなあ。。何だか見ていて困っちゃうス。
コメディ仕立てとは言っても、お笑いのコントじゃないのだし、説得力あるストーリーの地盤の上に、クスッと笑える場面があって、 サトラレでドタバタする人達に笑いつつ同情しつつ切なくなったりする、それがこのドラマの好きな部分だったのに。。。
今回はそれが全然だめだった。。部分的には良いシーンや笑える部分もあったんだけど、 ストーリーや演出に引きまくりで、話自体に入ってゆけなくて残念。。

階段の上で、加奈から赤ちゃんを奪い、背中向けてる健一が、星野の言葉でチラと振り向く時の目にググッときたんだけど。。 けどそれはドラマにググっときたのではなくてオダギリの切ない表情にやられたのが微妙なキモチ。
役者は頑張ってるんだけどな。
ブサからキュンとくる顔までクルクル変わる表情の健一オダギリ、最高なんだけどな。
(加奈に抱かれて去って行く赤ちゃんを影から見つめるシーンとか。目がイイよね。。)
ドラマ自体が良かったと言いたいさ。本当はさあ。。けどな〜〜

ところで星野はもう完璧に健一に恋愛感情出来上がったみたい?
腕を組まれて固まる健一、すっげ可愛い。
なんかさ、こんな戸惑ったり喜んだりする思念波を受け取れるなんて、すっげえうらやましいかもっ。
私だったら色々からかって、反応を楽しみたいッス〜(笑)

なーんて、こんな文句だらけの6話だったけど、健一ママが、言っていたセリフは良かったよ。
「楽しいから。あのコの心の声が聞こえて来るのが。」流石サトラレの母。
でもこれって、サトラレじゃなくても、フツウの人間関係でもこういう風に考えられたら素敵だろうなあ。
サトラレの思念波に翻弄されている人達が、こんな風におおらかなキモチで受け止めていければ、 サトラレの居る世の中も悪くないだろうにねえ。
つか、そういう世界を表現しているのが原作のサトラレの良さでもあると思うんだけど。
ドラマも上手くその辺りを表現して言って欲しいんだけどなあ。。。

来週はお見合いかあ。。何だか遠い目にナリマス。
いや、健一の変装はメチャ楽しみなんだけど(何故かすげ似合う、、つかカッコイイ!!と思ったデス私)
いい加減健一にオトコらしく天才サトラレらしく仕事をさせてくれー!!!
オネガイシマスだ。。。切実に。。

                                              (2002/8/8 放送)




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