■ 其の二十四 第三十六話 『これ以上深入りするな。』 ■

えー。 36話でございます。
『対決見廻組!』と言うタイトル通り、いきなり対決してます、見廻組対新選組。
けどその原因が捨助、もとい天狗だもんなあ〜。
しかも三日間も追いかけてたって? 捨を? 。。新選組。。 まあなんて時間の無駄(笑)!
で、すっかり有名になった、この天狗の正体を謎のままに、このまま引っ張るのかと思いきや、 案外あっさり捨だとバラしちゃうんだ? うーむそう来たか。 せっかく某が「できる!」て誉めたのに(笑)
それよか! 総司の跳躍力に驚愕!  そんだけ飛べるパワーがあるならなら病気も治せそう。  いや逆に、このジャンプ一跳躍分、命が縮まっちゃったりして(汗)
でもって ”噂の天狗=捨助” だと分かっても近藤さん、
「捨助は捨助で不思議な人生を歩んでるんだなぁ。。」
なんてなーんだかノンキに感心するだけって。
所詮捨助だからか?  長州にくっついていようが、何をしてようが、捨はあくまで近藤にとっては捨、 まあ害はないだろうと、放置っていうか相手にしてないようですが、
実は何気に裏で人と人を繋いでいる大事な役目を働いている捨助でございますよ! (捨助口調で)
つか、長州と繋がっている天狗もとい捨助が、実は新選組と顔見知りってのは ちょいとマズイような気もするんだけど、、誰も気にしてないようだからいっか!(笑)

それにしても見廻組、黒ずくめで気合のたすき掛けまでして、雰囲気アダルツで見るからに強そうです。
しかも只三郎、低い声でボソリと 『見廻組である。。』 なんて、ええ、ええ、シブイですとも。
それに比べちゃうとこの時の相手が総司だったせいもあってか、 どうしてもややオコチャマ組に見えちゃう新選組。。
自慢?の揃いの羽織も、軽やか爽やかな浅葱色、 どーしても黒よか弱く見えちゃうんだなぁ。 
けど名前は負けない! だいたい 『みまわりぐみ』 って!  「そのまんまじゃん!」 とつっこまずにいられないじゃんよ!
せめて「。」をつけるくらいのヒネリが欲しいもんです。 『見廻組。』
  うむ、やっぱ容保公直々に命名していただいた 『新選組』 て名前は一味違うっす。
って名前で勝った気になってもなあ。 いや、大事なのは見た目より名前より中身なわけで。

と、そんな感じで見廻組と新選組が獲物追いかけちゃあ、かち合いイザカイが続くもんだから、 これじゃいかん、と 見廻組の只三郎が、”見廻り縄張り地区振り分け”を提案、 が、新選組の持ち場ははるかに少ない。 というより、オマケ程度。
確かに最初に土方が只三郎に告げた400人は相当さば読みの嘘だとバレバレでしたが、 この扱いは人数の違い云々というよりも、ぶっちゃけナメられているんですな。  不満を告げると開き直った只三郎の口から早くも本音が。
「新選組はもとはといえば、江戸のあぶれ浪士の集まりにすぎん。  それに対して見回り組みは幕府から直々に京をお守りするよう命じられた直参の集まり です。  本来なら北も南も我等がうけもってもいいくらいだ。 そこをお忘れなきよう」
きー、くやしいっ! まあ憎たらしいっ。。
。。わずか13人の壬生浪士組の小さい所帯で始まって、 容保公の厚〜い信頼を受けて、会津お預かりにしてもらって、 池田屋で名を広めて、俺達頑張ってるよなー、結構大きくなったもんだよなー、 と自分達では思っていたものの、
またも近藤土方の前に立ちはだかる、身分差別という大きな壁。
だからこそ、土方はずっと突っ張っていかざるを得ないのでありましょうが。。。悔しいよねぇ。
いや、この悔しさをバネにするのが新選組でありますよ。

で、源さん。 お寺のお堂を探検しよう! と久々に子供らしくはしゃぐ沖田に
「日ごろから1番組長として恥ずかしくないように」
と説教してるのは、源さんの愛する ”お茶汲みの仕事” を取り上げられたお返しかしらん?
そりゃ八木さんがよこしてくれた房吉さんのお仕事がないのも気の毒だけど、  『源さんの入れるお茶』 にどれだけ今まで癒されてきたか、忘れちゃなんねえ。
たかが、お茶、されど、お茶。
源さんのお茶に含まれる、和みエキスに気付いてほしい! みたいな。
毎日飲むものだからこそ、日々のものだからこそ、大事なお茶です。
さらに源さん、お茶汲み失業に続いて、近藤の身も回りの世話も思うように出来なくなっちゃってショボン。  つか、若い衆が付いて来るのはいいけど、庭で片膝立てて待ってたりして、 なんだろうなあ、いきなり偉そうになっちゃって、近藤局長。  いや、エライんだけどさ。 少しは偉そうにしてもいいんだけどさ。。  なんか調子狂うよ。
六番隊組長がお茶をいれたって、いいじゃないかっ! 三番隊組長が働かなくてもいいじゃないか!(それはヨクナイ)
。。いつか ”源さんお茶” を失ったストレスがどこかに出てくる、に、五千茶葉。

で、総司。 源さんに断られて今度は土方を”探検”に誘って断られて 「みんな変わっちゃったな」  なんてムクれてるけど、 他にもいくらでも暇そうな人はいるだろうに。。。
たとえばアノ人とか、絶対メッチャクッチャ暇だと思うっ!!
。。。。ま、総司は試衛館時代のやんちゃしてた頃のノリが懐かしくなってるのかもしれんけど。
それに総司とアレが一緒に遊ぶ場面なんてイマイチピンとこない。。。 
。。てアレだなんて失礼、て事で今週の斎藤さん。  いきなりドアップで来るから焦るやら胸ドキやらです。

今回色んな人が微妙な変化を見せたりしてるのにも 関わらず、マイペースでございます。 多分彼は、、ずっと変わらないんだろうなぁ。 
生刀でヒュッヒュッと空気を斬って素振りをする斎藤。  真剣なだけに眼差しも真剣(べた)、彼に竹刀や木刀やらの、仮の刀の素振り稽古なんてのは 必要ないのでございましょう。 斬る時は斬る、みたいな。  つか真剣握らないと本気が出ないタイプなんでしょな。  だから以前、竹刀使ったときは松原の柔術にあっさり負けたのサ、と自分の中ではそういう事になってますさ。
いやそれにしてもイイ顔してます、斎藤。 刀を握ると生き生きします。  心なしかお肌もつややかになるような(笑)。  動きもびしっびしっと、メリハリよく、ブレが無くてキマってます。  目は真っ直ぐ前を見据え、横一振り、そして突き! そしてピタッと数間止めた後、 すーっ‥と足を引いて刀を収めるまでの流れが美しくてウットリ&ドキドキっすよ。
静と動を交互に見せてくれる斎藤、いいねぇ。。。  普段ゴロゴロしてる間に溜まった余計なエネルギーをたまにこんな風に放出してるのかしらん。
。。。って仕事で放出しろよ。 
とか、斎藤に見惚れてる間にも松原と河合の会話が進んでおりました。
「長州のやつらってさ、こっちの方(金)はどうやって稼いでるのかなぁ」
「そりゃやっぱり藩からお金が出てるんじゃないんですか?」
。。。どうでもいいことですが、河合さんの喋り方って何だかクシャっと可愛くて気に入ってます。
「いくらぐらいかなあ」
「いや私に聞かれても困りますけど、、、でもま、大した額じゃないんじゃないですか?  皆粗末なもの着てるし。
 。。。ひょっとして、例の斬っちゃった男の事思ってます?」
二人の会話の向こうに響いていた刀の音がふと止み、 シブい顔して刀を納める斎藤。
「若い女房がいてさ、これからどうやって生きていくのかなって、、 いや、そんな心配してやる事もないんだけどな」
「松ちゃんは優しいからな」
松ちゃん?! 。。そういえばこの二人は同郷だったっけ。  て事はやっぱり河合のことは河っちゃんて呼んでるのかしらん?  かっちゃん、、て局長と同じになっちゃうか。

と、のしのし、と階段上がってきて、腰の刀を荒々しくざっと抜き、 トン! と、わざと音させて刀を立て、松原の横に男らしく大きく股開いて(笑)座る斎藤。  やや無造作な動作が妙にカッコヨイ。 けどポワンと揺れるポニーテールはちょっとカワイイv。
で、ただ座るだけなんだけど、その座り方に、 ちょっとしたイラつきみたいなモノも感じて、非常にツボに来ましたヨ。
そんな風に斎藤が横に座って少々の苛オーラを出していても大して気にせず友達風会話を続ける二人。
「毎月少しづつでも、包んでやった方がいいのかなあ、」
「まっちゃんの気が治まるなら、そうしてあげれば」
「やめとけ」
刀の刃を見つめつつ、すかさず口を挟む斎藤。
「だんなを斬った男に金を恵まれる、かみさんの気持ちになってみろ」
無口な斎藤がたまにちょっと長いセリフを言うと、これが重い!  どころか繊細な女心を語っちゃうよ、 みたいな。 
いつぞやも、お梅に入れ込む総司を見て
「舞い上がってる。。純情な青年が性悪女に入れ込む。1番悪い形だ。」
  なんて事を呟いて、驚かせてくれたっけ、斎藤さん。。
うーむ、回りが山南さんに影響されてる間も、全く女っ気なく、女>酒、女>睡眠! てな雰囲気の斎藤さんですが、
これまでにそりゃもう様々な人生を見たり体験したりして来たんでしょうな。
で、この若さですっかり悟ってこんなんなっちゃった、みたいな? 
「これ以上深入りすんな」
見つめていた刀を鞘に収め、そう呟いて去る斎藤。
一人斬る毎そんな心配してたら、斎藤なんか身が持たないっすよ。  金もいくらあっても足りないっすよ。
けどそんな甘い松原を戒めつつも、 「深入りすんな」 の語尾に感じる柔らかさに、 言葉は少ないけど精一杯の斎藤の優しさ助言であったんだろうと思うわけでございます。
つか、あんな眼差しと言葉を是非自分もかけてもらいたい!! と邪念。

それにしても、 「おれのせいだ。。」 やら 「できる!」 やらで 危うくお笑いキャラになるところでしたが(汗)、
何とかギリギリの所で名誉挽回、クールな斎藤一に戻れましたよ。
ボツになったのは悲しいけども、前回入るはずだった   『大掃除の一ちゃん』 シーンがあったら、 取り返しのつかない事になっていたかも。。(笑)  (とは言え、見たかったのは確かでございます。 どんなんだったかは『大掃除の一ちゃん』をポチっとな。)
まだ間に合う。 まだ大丈夫。 まだクールな斎藤でいける!! 。。。。多分。

さて、見廻組 VS 新選組。
天狗の取り合いから、今度は京都の火事でまた対立。  行動素早く陣を立て、完全武装にて待機するのは新選組幹部達。
で、そうですとも!!ええ、ええ。 もちろん、あの人はいませんとも!!!
それでも、万が一、、と探して見るわけよ。 机の下とか、、陣幕の下とか。
いないさー。 いるわけなかったさー。 そうかなーとは思ったけどさー。
ていうか、、、、たまには‥いろよ! 。。いてください。。
近藤局長を筆頭に、参謀 甲子太郎、副長 土方、一番組長 沖田、二番組長 永倉、五番組長武田、
六番組長 源さん、七番組長 谷、八番組長 平助、十番組長 左之助、ズラリ並んだ幹部達。 
さらに山崎も加納もいるってのに、もしもーし、三番組長〜〜!!!
加えて、四番組長の松原は三番組長の忠告も聞かずに飛び出していってしまったのだよねえ。 
奇しくも、いつぞやの左之助の時と同く、火事。 火はココロにも灯を灯すのねvとか言ってみたり。
でもさー、もう斎藤不在もデフォで慣れたけども、その三番隊の隊士達は今ごろ何をしてるかしらん。
どうも斎藤が部下に何か指示したりするの想像できないし。。。  かといって一緒に飲みもしなさそうだし、それでも一応部下はいるんだろうしなあ。。。  隊長の布団干しとかしちゃうのかなあ。 あっ、それ、いいなあ(違)
て事で、何故かこういう、全員で 「おー!」 とか勇ましく声を上げる時には ほぼ姿を見せない、斎藤さん。 おー!がいやなのか。 おー、が。
相変わらず放し飼いでございます。。。

つーことで、斎藤はいないけど、対決の結果も見届けとかなきゃ。
後から来た 『見廻組』 の只三郎が、新選組との群議を拒否して
「そんな悠長なことをしている暇はない!」
と言ったのを受けた土方の言葉。
「正しく様子を掴まなければ、策は練れない!」
これ、山南がめずらしく怒鳴ったセリフ思い出したよ。
『全ての場合にそなえて策を練っておくのが軍議ではないか!』
昔の土方はまさに今の只三郎状態だったけな。。 そんな土方の成長に山南の影響も感じてみた。
が、それでも尚もにらみ合う、近藤VS只三郎。 
どんなに近藤がメンチ切っても、こういう対立では火花が散るばかり。。。
そうこうしている間にも、京の町はめらめら燃えております。
そこでたすけて〜〜、甲子太郎〜〜!! です。  こういう力で押し合う輩には、理性のある冷静な言葉が効くんすね
「先に到着したのは、われら新選組です。 遅れをとったのは見廻組。 先陣はこちらだと、潔く認めていただきたい。」
恐らく自分はまっすぐだと思い込みたい人には 『潔く』 という言葉はかなり有効。  押せ押せ対決の時にすっと入った冷静な一言でとりあえず一件落着、と思いきや
「お指図をいただこう!」
と、近藤を試そうとする只三郎。
「局長!」
と自信を持って我等の頭、近藤局長を熱い眼差しで見つめる土方でありますが、 正直、じっと地図を見つめる局長が
「、、、、で、どうするトシ。。。」
とか言いやしないかとハラハラドキドキしたですよ。
いや、信じなきゃ! とは思いつつ、、、 そんな不安も込みで、息を呑んで見つめたです。
「橋を押さえるのが先決だ!」
と局長が勇ましく決断なさった時には本当に胸をなで下ろしましたとも。
素晴らしい、局長! そして、すまん局長。 局長も成長したんだね。  もう今までの優柔不断な局長とは言わせない!! つか勝手に言っててごめんなさい!
で、がしっと判断決めた近藤局長の後ろに構えて、即座に割り振りを指図する土方の図、 これが頼もしくて、かなりかっこよかった。。
さらにそれに従い、即座に行動する新選組の結束力がまた美しいのですな。

無事、京都の火も収まり、 所詮有象無象の集まりにすぎないと見下していた佐々木只三郎も、 この火事のお陰で近藤の采配の見事さ、チームの結束力に 新選組を少し見直したようだけど、元はと言えば この火事ってば、捨助が火の元なんだよねえ。。?
その捨が扮する天狗が元で諍い起こしていた二つの 『組』 を ある意味まとめたのが、捨の起こした火事。。。。
やっぱり捨助、自分で気付かずに大勢を翻弄、時代を何気に動かしておりますなあ。
。。。いや、寧ろ逆に巻き込まれている、、と言うべき?! あんな捨助に、歴史が。 本当にもう、捨助って何者なん。

今週の気になる人 ◆ 藤堂平助 ◆

なんだか今週の平助ってば、乙女風味。 ひとり少女漫画。  伊東先生の講義があるから、と沖田の「探検」お誘いを断る平助、  「、、、こんど、、ごめんなさい!また誘ってください〜〜↑」  って声裏返って →乙女ポイント1!!
両手できゅっと大事そうに本を抱え込む、本の持ち方も女の子っぽい。→乙女ポイント2 そそそと駆け足で去る姿に→乙女ポイント3。  絶対内股に違いない、と予想して→乙女ポイント4 なんかもうね、はいからさん的大きなリボンが似合いそう! ので付けてみた。 結構いける? でポイント5
で、更に伊東先生の講義に遅刻しちゃう平助、 こっそりそーっと戸を閉める時の目線とすぼめた肩、 本で顔だけ隠す仕草も、 「遅い!」 と叱られ 「もうしわけありませんっ」  って、なんかもう、このノリは少女漫画しかもドジッ子ですよ。 乙女+ドジッ子のコンボで乙女ポイントさらに倍!!→乙女ポイント10
更に! お寺のお堂を探検する 「新撰組やんちゃ3人衆」 に加わってみたものの、 「なんだか罰があたりそうだ〜」 とびくびく、  「ねぇ〜、やっぱり戻りましょうよぉ、ネ?」  ってやんちゃな男の子二人の間でオロオロ、手を胸の前で合わせたポーズがかわいいので ボーナスで、乙女ポイント15! んでやっぱり声がひっくり返る平ちゃん。
総司に伊東の事を相談するのも、まるで恋の相談をするかのような表情と口調ですよ平助。  途中まで言って、 「やっぱり今度にしとくわ‥(わ、は嘘)」  と言ってキュッと下唇噛む表情もなんだか繊細な少女ぽい(笑)→もってけドロボーポイント20!   ま、ある意味、近藤と伊東、どっちに付いていったらいいのか迷っちゃう〜〜(はあと)って、 恋の悩みみたいだけどネ。
そんな乙女な平ちゃんが余りに今回可愛かったのでした。
乙女バージョン平助だと、勇ましい額の傷が違和感アリアリ(笑)でマイナス5ポイント、残念!
いずれにしても乙女盛りの平助です。。。(ポイントに深い意味はナシ)

所で、大石鍬次郎(周平をいじめていた奴ね)。
鉢がね+羽織なんかの装備になると、一瞬あの人と見間違う事があるようです。
ていうか遠目の時に騙されかけた事があります、スタパ見学で。
周りの人も、騙されていたぞ。 て事でひっそり『偽斎藤』とか心の中で呼んでます。。。ごめんね鍬次郎。
武装した鍬次郎には注意だヨ!

さて、斎藤の忠告は松原に通じたのでしょうか。。。
                                                  二〇〇四年 九月十二日放送 




■ 其の二十五 第三十七話 『それではアンタが悪者になる』 ■

坂本竜馬が桂小五郎をなだめつつすかしつつ、呼び出したはいいが、今度は西郷が現れず。。。
逆に京へ来いという西郷にぶち切れる桂さん。。  むせ返るような怒りを抑えつつ、引きつり笑い、 が、ついには爆発して
「何故私が西郷に会いに京にいかねばならんのだ!!!!!」
めちゃ早口!!で怒鳴る桂小五郎。 一緒に早口言葉で言ってみたい!
「なぜわたしがさいごうにあいにきょうにいかねばならんのだ!」
、、、うーん、めっちゃ好き。。  この子供みたいな桂さん、最高すね〜〜。

つーことで、今回は、”日本を変える大きな動きを見せる坂本、西郷、桂” 
”相変わらず日本どころか数百人の隊内ですらゴチャゴチャしてる新選組”

と、きっぱり2つに分かれた内容でございました。
しかしその新選組パーツでは今回ひさびさに斎藤が沢山拝めて それは嬉しかったんですが。。
内容は、かなり切なく痛かったね。

先週せっかく無口な斎藤が 「かかわるな」 とお言葉を掛けたというのに(笑) 結局関わるなどころか、斬った長州藩士の嫁さんとこに来て掃除したり世話やいちゃってる松原。  いや本当にこの嫁さん、かわいいもんなあ。 守ってあげたくなる可愛さ。 
まじめな松ちゃんじゃなくても、惚れるわな。
松原、 「俺達のことは気にせんで下さい!」  とか言いつつも、絶対に何か言葉や反応を期待しちゃってるよ。 そんな期待しちゃってる自分にも多分気付いてるから、余計 カチカチになってるんだけど。 意識しまくりです。 
お礼を言われて、浮かれちゃってる松ちゃん。
もう誰かに言いたくてしょうがない松ちゃん。
河合君を連れて行ったのも、掃除の手が欲しかったのもあるだろうけど、
綺麗なお初さんを見せたくてしょうがなかった、松ちゃん。。
でも非常に危うい恋心でございますよ、松ちゃん。。。
そういえば、『松ちゃん』と呼んでいる河合のことは『耆三郎』と呼び捨てでしたネ。

その耆三郎は左之助に50両を貸してくれと頼まれて困り顔。
左之助が先週巻物を破ってしまった弁償代としての50両、 後に耆三郎が会計合わなくて切腹の危機に晒される50両は、果たしてコレなのか?  それとも他に? 思わせぶりな伏線、そこは来週まで保留って事で。
で、耆三郎がお仕事中にも、わざわざ大声で女の話をしに来る松原。  近づけばいいものを、わざと離れた所から声を張り上げ
「きれいな人だろう」
や、もうそれでなくても大きい声なのに、多分こんな調子で浮かれてあちこちで いい触れ回っていたんだろうなぁ、、余程嬉しかったんでしょうが、、 そりゃ土方の耳にも入りますって。。。
浮かれていたのも束の間、 『士道にあるまじき行為』 だと土方に責められ、更には
「女を見初めて、自分のものにしたいから旦那を斬った、て噂も流れている。」
とまで言われて頭に血が昇り、腹を切る!とキレる松原をなんとか押さえる左之助と永倉。
厳しすぎる土方のやり方に反発の目を向けたりして、 いつぞやの建白書の件からとりあえず不信感が収まったかと思いきや、 また土方と永倉達との関係があやしくなりつつあるんだね。。。 そこで局長が何とかしてくれりゃあいいんだけどねぇ。。(遠い目)
けど世間一般からしたら、松原がやった事が、土方が言うように思われても不思議じゃないからなあ。
新選組が自分達の私利私欲の為に京都で好き勝手やっていた なんて話もあるようだけど、まあそれが本当かどうかはともかく、こんな松原の行動が そういう噂の元になる可能性もアリアリなワケで。。。
とは言え、今回の土方はまたいつにも増して随分開き直ったようにひたすら厳しいっすね。。
歩いていれば隊士がそそくさと逃げていく。  モーゼの如く土方の前はザザザと道が開く。。。
「土方さんが厳しいからですよ。皆避けてるじゃないですか。」
なんて総司にも窘められてるし。
あまりに理不尽な厳しさに見えちゃうのは、隊士の規律の乱れが大して感じられないからかな。  芹沢一派がいた時なら、この厳しさも納得なんだけど。。。  尤も、そんな過去があるからこそ、そうなる前に厳しく締めねばと思うのだろうけどネ。
「誰かが締めていかねえと駄目なんだ」
松原のことを言われても
「かわいそうなもんか。身から出た錆だ。」
と冷たく言い放つ。
どれもこれも、とにかく新選組の 『誠』 のためなんだろうけども、
その土方がふと足を止めて見つめる 『誠』 の旗、 何だかとても怖かったですよ。。。
妙に威圧的に輝く金色の 『誠』 の文字と、真っ赤な地の色が。
「まるで血の色だ」 とかなんとか某が紅葉を見て呟いた事もありましたが、
この 『誠』 の旗、誰かが粛清されていくたびに、血を吸って重く赤くなっていくような 気がするですよ。
ご公儀や京都の為に新選組がある、というよりも、新選組の為に新選組がある、みたいな。

さて、今週の斎藤さんは、中々辛い役割でございました。。
河合に呼び止められ、松原のことを聞かされる斎藤。
「いつのことだ?」
「たった今です。。お初さんの使いと言う人が来て、松ちゃんに手紙を。。。  お世話になったお礼にご馳走したいって。。。 止めたんですけど、いい機会だから話してくるって。。  バカでしょう? 。。土方さんに知られたら、また何て言われるか。。。」
「俺が心配してるのはそんな事じゃない。。」
数知れない経験の内に、こういう場合にはこういう事が往々にして起こる、 というパターンをきっと知ってるんだろうなあ、斎藤。  今回はそのどれかのパターンにビンゴだったのでしょう。。 
しかし何故わざわざ河合さん、いつもポツンと一匹狼で何処にいるかも分からないような 斎藤にお知らせしたんだろう。
河合と松原と斎藤。 確かに前回は一緒の場所にいたけど、ちょっと不思議な組み合わせ。
速攻斎藤に報告してる辺り、実はこの3人はよく一緒にいたのカモ?  で斎藤もこの二人を結構かわいがっていたのカモ。 
新選組に入隊した時も居合わせていたし、、っていうか負けてたし!!  松原の生真面目で不器用なところが、斎藤、気に入りそうではありますなぁ。
。。。ところで、河合役の大倉さんって、実は結構背が高い。  オダギリと比べても10センチは高い。。はずなんだけど 前回は彼は座っていたし、今回は階段の上に斎藤、下に河合だったし、 それに河合くんのキャラ、大柄な体をいつも自信なさげに猫背に曲げているから いつも本当の背より小さく見えちゃうんだよねえ。

で、斎藤の心配を他所に、お初の家ですっかり落ち着いてしまってる松原。
このお初さんも、かわいい顔して中々怖い女です。。。
「今はむしろ、夫を斬ったのが松原さんでよかったと思ってます」  だの
「ひょっとしたら、夫がアナタを引き合わせてくれたのかもしれませんね」
なんてさー。。 いや、松原も その言葉の全てを信じたとは思わないけど、、でも惚れた弱みと、 それが本音であって欲しい希望が、松原を油断させちゃったのかもしれないっすね。 それでも、
「お初さん、私達はもう会わない方がいいと思うのです。」   「いくら俺がアンタに尽くしても、ご亭主を切ったという事には変わりは無い。 やはりこれ以上、わし等は会うべきではないのです。」
と、断腸の思いでこれっきりにしようとする松原に、
「いやや、うちを見捨てんといて」
なんて甘い声出して縋るお初。 こんなかわいい顔して、しかも 後家の状況にしてしまった責任を感じてる松原に、その言葉は効果大です。  自分の旦那を斬った男に体を寄せるお初、油断させる為とは言え、敵討ちをするほどに憎んでいた男に ここまでするとは、相当の覚悟と怨みがあったんだろうね。
その偽りの情にすっかり騙されてしまった松原が哀れ。。
初めはただ、真面目に償いたかったのだろうけど、すっかり女に惚れて、 やはりどこかに 「もしかしたら」 なんて 下心もなかったわけもなく。 彼女が身を寄せてきたときに、戸惑いつつも、 多分ときめいちゃったんだろうな、松原。
そこは男ですから。。。しょうがないとは言え、憐れ。。。
ほんの一瞬、幸せだったかもしれない松原の胸に、突き刺さる小刀。
刺された瞬間の、事態をつかめない様な松原の表情が痛いっす。。
胸に刺さった小刀と、打って変わって冷たい目を向けるお初の顔に、やっと 松原は自分のしてしまった事、斎藤が忠告したことに気付いたんだろうなぁ。。

そこに駆け込んでくる斎藤、が、時既に遅しです。。。
四つんばいになって苦しむ松原と、睨みつける女を見て、 最悪の事態になってしまったことを察した斎藤、 躊躇する事なく刀を抜いて女を斬ろうとするのね、うわぁ。。  瀕死の状態の松原がしがみ付いてそれを止めたけど、 女であろうと容赦しない斎藤のダークな部分にかなりヤラれました。。イイねぇ。 
松原が刺されたのは、肺辺りなのかなぁ、 声が出せずにただむせ返り、凄く苦しそう(涙)。。  ただ必死に目で 「女は斬らないでくれ」 と訴える松原を見下ろす、斎藤の 今にも涙が零れ落ちそうな目に釘付けっす。 
こうなる事はわかっていたのに、結局止める事が出来なかった事態 が目の前にある、けど、その憤る気持ちを押さえて見守るしかない状況。  血を吐いて苦しむ松原同様に苦しそうな斎藤が、見てて辛いっす。。 
斎藤に出来る事は、今はひとつしかない。
苦しむ松原を楽にしてやること。

そして斎藤の方を向いた松原が、彼に最後の願いを目で訴え、 小さく頷いた斎藤は、、彼の心臓に刀を立て、一突き。
斎藤の、悔しそうな、切ないような悲しい目が、 もう胸ギュウMAXですよ。。
やっと楽になって横たわる松原を、感情の無い表情で呆然と見つめるお初、その奥の 斎藤の虚しい表情、もうコレが、、ゾクゾクものです。 斎藤の寂しそうな横顔が揺れて、ふ、と女のほうを向いた時の目、 思いのほか感情的な熱さのこもった、充血した目に、またまた心臓ワシヅカミですよ。
体を張って、お初を斬るなと止めた松原の気持ち?
…そんなんわすれた!!  と、得意の(?)健忘症を発揮。。。したかどうかはともかく。
そして迷うことなく斎藤の刀は女を斬る。 
いやそれでも行動は凄くクールなんだよね。 淡々とどこも迷う部分が無く。  女を斬る、なんて事も、厭わない斎藤の刀。
  クールに見えて根っこは熱い男だろうけど、 その冷たい部分と熱い部分が、混じらないで存在してる気がするです。
その両極端の部分が交互に現れているような感じ。 それが不思議なキャラクタに繋がってると言いますか。
女を斬るなんて、本当〜〜に汚れな役回りだけど、 そういう汚れ役を積み重ねる毎に、オダギリの演じる斎藤一に 、
どんどん深みと色気が増すような気がして、ぶっちゃけ、なんでも来い!そんな気持ちでございます。

それにしても、この場面、 斎藤が登場してからのセリフが誰にも一言も無いのに、 細かいカット割や役者さんの迫真の演技の表情で、感情が交錯が充分すぎる程に 伝わって来て、ほんっと凄いなあ、、と。。
目は口ほどにモノを言う、そんなシーンでございました。
いや本当、斎藤の涙溜まった真っ赤な目見てるだけで、息が詰まって、 この場面が終わった時にやっとハァ〜〜と息をついたりして、 その後暫く心臓が妙にバクバクしておりましたよ。。。

こんな結果になってしまったわけですが、 土方が島田に書けと指図した筋書きは
”土方に二人の仲を咎められ、松原は女を斬り、自らも命を絶ち、心中した” というモノ。
「壬生心中か。。。」  と呟く島田、
三谷さんが描くと、壬生心中はこうなるんすねえ。。。
しかし恨んで仇を討ったのに、心中扱いにされるお初がちょいと気の毒。
そんな土方の作った筋書きに、
「それではアンタが悪者になる。」
と心配する斎藤、が、
「願っても無い筋運びだ」
とにやりと笑って去って行く土方。 。。。実は両方とも最終的には斎藤が斬ったわけですが(汗)
斎藤のやることなすこと、すっかり裏の行動として処理されてるのね。

「俺が聞いた話とはちょっと違うが。。。まぁいい。。」
『壬生心中』の報告書を見た局長がそう諦めるように呟き、それを聞いて訝しげな顔をする土方。
「斎藤君」
と局長に呼ばれて暗闇からすっと姿を現す斎藤クン。
。。。。斎藤くん、局長にチクリ。。。いや、真実をご報告しましたね。
「近藤さんも人が悪い」
土方、ここで斎藤を咎めるのではなく、近藤に言うのね。
その辺りが斎藤の存在の不思議さというか、透明さというか、土方近藤公認のフワフワ感といいますか。
彼がどこで何をしても、二人は決して彼を責める事はしないのねん。
表の大信頼を寄せるのが山崎なら、斎藤は正に裏の信頼。
斎藤がすることは土方近藤公認、 どっちも斎藤を使いたいように使ってます。  ドッチに頼まれても斎藤は黙ってそれに従うけど、けど、どっちかに黙ってる事はないっていうか。  不思議な役割というか、立場なんだよねえ。しみじみ。。。
だから大事な時にいなくても、斎藤だけは特別に許されているのか!  。。。だから一回お休みしちゃうのか!! 。。。やっぱり不思議な位置だなぁ。

で、近藤局長に呼ばれても、近藤や土方の傍に寄るわけでもなく、 やっぱり遠くに座ってる斎藤。 
うーん、この微妙な位置関係が好きだ!!
「お前達には礼を言う。 最後に女を救おうとした松原の想い。  その松原の仇を討った斎藤の想い。 
そして全てを自分のせいにして収めたお前の想い。  それぞれの想い、しかと受け止めた。。。」
みんなの思いを受け止めてくれる器の大きな近藤さん!!
だが ”受け止めるだけ” の近藤さんだったりもする!!
 。。のがチト不安。。

んがしかし。 「松原の仇を討った斎藤の想い」 をそのまま受け止めてよいのでしょうか。 
そもそもまず仇を討ったのは女だし、当の松原も、その女を斬らないでくれ、と 死に際に訴えたのにも関わらず、ばっさり思わず斬り捨ててしまった 斎藤さん、、の想い。。
これ案外独り善がりな想いかもしれないけど、 がっつり受け止めて、局長。
や、でも、このまま女を生かしておいても自害するか、 誰か他の隊士に斬られるか、どちらかだろう、なら今斬って松原と一緒に あの世に行かせてやろう、、という 『想い』 が瞬時に過ぎったのかもしれないけどネ。
細かいことはともかく、単純に斎藤は松原を想った行動をとった、 それだけのことなんだろうな。


「時代はわけのわからないところへ進もうとしている。 一体誰が敵で誰が味方なのか。
だからこそ俺達は今まで以上にひとつにならなければならない。  そのために大事なのは鉄の結束と、人を想う心だ。
これから何が起ころうと、どんなことがあろうと。」
今局長がイイ事言った!! そして信頼する二人を交互に見つめ、力強く語る局長。
その言葉を胸に刻み込む二人、特に斎藤なんか、ものすごイイ顔して感動してるっぽいですが、
新選組の怨み役を一手に引き受ける覚悟の土方と、 同じく汚れ役をいやがおうにも引き受けることの多い斎藤。。
その言葉は、言われるまでもなく分かっていそうです。
むしろ 局長、その頼もしい言葉、今後ぜひとも自ら実行して新選組を引っ張っていってください。
で、近藤、土方、そして斎藤、と言う、超眼福3ショットで 夜空を見上げて決意を固めるという中々良いシーンなんですが、
何だか感じるこの違和感は一体?!
今までこういう場面では、近藤、土方、そして沖田、もしくは源さん、、、だったんだよね。。
その辺りが安定した試衛館時代からの安定トリオもしくはカルテット。
それが今回は!!
最初は裏庭からオメデトウゴザイマス、その後も何気に庭付近或いは布団部屋 (それは好んで)  常に遠慮がちな場所にいた斎藤ワンコですが、
ついに近藤局長と同じ高さの場所に立ち、 同じ方向を見る時が来ましたなぁ! 
感慨深いことです。 おめでとう、斎藤!!! ふたりの間にアナタがいるのが嬉しい限りでございますよ。
。。。。でもやっぱり違和感(笑)

にしても「ワケのわからない」、、とはまた正直な、近藤らしい言葉です(笑)。
一生懸命お勉強して、何とか竜馬達の話題についていこうと頑張っていた近藤も、 流石にこの混沌としてきた時代の流れにはすっかりついていけないご様子。。
一方ですよ。
薩摩藩邸ではちゃんとその 「ワケワカラナイ」 時代を読んでる3人の男が集合ですよ。 
相変わらず桂はカリカリしてますが、カリカリしつつもコンペイトウをコリコリ。  西郷さんが何気におもてなしで出してるガラスの器にたっぷり盛り付けたコンペイトウ、 それを無意識にパクパク口に放り込んでる桂、、もとい、木戸さん、 それに手をつけた段階で何となく距離が縮まってたような気もいたします。
両藩の間を行ったり来たりの坂本竜馬、彼の人間性と頭のよさが両藩の手をガッシと握らせて、 ほお擦りまでさせちゃったわけですなぁ。。無骨な男同士の頬擦り。。。文明開化のぬくもりでしょうか。。うへえ(笑)
それが日本が大きく動いた瞬間。

片や、時代に取り残されても、自分達の結束だけはしっかり固めようとする新選組。  まあ、それもアリだと思うのです。
大きな流れから取り残されたかもしれないけど、 大事なのは自分の信じる道をまっすぐ生き抜くかどうかですもん。。
それに! 新選組には容保公がいるし!
だって容保公ってまっすぐで真面目で、ホント何だか守ってあげたいじゃないですか。
あのいつも拗ねたような顔してるのもかわいいしね。(かわいさは関係ない?)
だから新選組もとい近藤はそれでヨシ!  容保公を会津を、京の町を只ひたすら守りぬけよ、近藤。

最後にいきなりですが。

◇ 今週の捨助 ◇ (そのまんま、今週だけです)
薩摩藩邸に向かう竜馬のおとりに使われる捨助
「あっ!!おったおった!」 ってゴ○ブリか何かみたいにお登勢さん(笑)。
お金はたんまり薩摩藩から出ると聞いた捨、
「ええ仕事しまっせ!!」
って調子に乗ってすっかり関西弁! この関西弁はどうなんですか、関西ネイティブの方。
まさかおとりに使われるとも知らずに、捨は相変わらずの図々しさとノンキさと 生きるしぶとさ持ってますな。。
やっぱりゴキ。。(いい意味で!ってゴキにイイ意味なんてあるのかしらん)。
とはいえ、この捨の文字通り捨身の活躍が、 薩摩と長州を結びつけたとなれば、、、
日本の将来を影で支えた男。 捨様様でございます。

◇ 今週の山崎烝 ◇ (こっちは変身するたび不定期お取り上げ)
久々の本格変装山崎さんです。 今週は易者にヘンシン!
横を隊士達が通って行くけど、完璧変装山崎に気付いてないっぽい(笑)
そんな隊士に目もくれず、すっぽり易者コスチュームに身を包んでなりきっている 姿はさすが、
新撰組自慢のコスプレ監察方です。  しかし指し示したのが 『凶』 って山崎さん。。
ニヤリと笑ってるけど、山崎、結局捨助にしてやられて、竜馬逃してるし、、
この 『凶』 ってやっぱり自分等の凶?? ・・だめじゃん!
見た目は完璧ですが、占いまでは流石に完璧とはいかなかったですな、山崎。
そんな山崎、変装のほかにも実は鍼師の息子だわ、良順先生に今度は西洋医学を 教わるわ、
で更にレベルアップの予感。 本当に信頼のおける使える男でございますな。
(そして実は笑顔が2枚目なのも付け加えておきましょう。びっくりイイ男です)

ところで今回は2日に渡ってましたねえ。。
1話1日、のお約束は? 。。。やはり後半に来て、時間が足りなくなってきたのかしらん。。。
て事で、何だか毎週誰かが死にそうな今後。。。
今週は、松原忠司くんに合掌。。。 あの居合声がもう聞けないと思うと寂しいです。
さようなら、エイヤー!!
そして来週の予告、、、の、寝起き一ちゃんにイキナリドキドキです。
あれは一体ナンナンデスカー!!!
興奮しつつ待て次週。



                                                  二〇〇四年 九月十九日放送 


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