■第10話 『がんばれ羽佐間。。』■ |
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いよいよ『最終回の1回まえ。』のビギナーです。 連続ものかと思ってたけど、どうも違いましたな。早とちり。 楓とハザマが危機に。危機の種類が違いますが、心配させるカップルです。 そんなわけで第10話。 ◆この時期。 2回試験を前に、『あってはならない』山本は、今日は『この時期』の山本になり、 アホヤンズに脅しをかけまくり。脅しつつも、どこかでアホヤンズに愛着がある感じが何となく嬉しいデス。 大事な大事な2回試験の『この時期』をどう乗り越えるか、が大事と山本さん。 ハザマと桐原、森乃とお食事しながらの雑談。オニギリ(鳥五目?)をぱくつく羽佐間(笑) その大事な時期の起案の評価は?と、羽佐間はやおら食いかけオニギリを山本に渡し、そそくさと起案を鞄からとりだし、 「特A〜〜だぁv」 と、ふにゃ〜〜にへら〜〜〜と満足そうにニヤけつつ眺めてますが。。。 が、感心してくれるどころか目を丸くしてる桐原森乃のリアクション。。。 「え?」と笑顔が消える羽佐間。天国から地獄。。 ◆アホヤンズ「アホ」ランキング独走羽佐間。。 「えっじゃないよ!木下教官の民事弁論の起案だろ?」 呆れてる桐原さん。。楓以外の6人に囲まれ、チョコンと座った羽佐間の後ろ姿、ポヤポヤの今日の髪型も手伝って、 それはもう何ともアホっぽく、いやそれがむしろ可愛いというか。犬の後ろ姿と同じ愛しいアホさが漂っております。 所在なさげに丸めた背中がたまらんツボです。 ていうか、見ている視聴者も『特A』の何がダメなのさ。と言う所ですがどうやら木下教官の採点は記号化されているらしく。。 Mはまずまず。Sはすばらしい。SM(笑)はすばらしいトコロもあるが、まずまず。 ていうかSMて評価は頂きたくないなあ〜〜。。。 「AはアホのAなのよ〜〜!」と誇らしげに自分の『A』評価起案を見せてますが、黒沢さん。。アナタもアホ。。 まじまじと自分の起案を見つめる羽佐間。 『特A=得にアホ』 同じアホ評価の黒沢に仲間意識で助けを求めるものの、黒沢はしっかり新起案を手配済みさ。 『特にアホ』評価でウハウハ喜んでいた羽佐間、一歩どころか遥かに出遅れ大ピンチです。。。 「羽佐間くんも急いで提出しなおせ!」とお馴染みの命令口調で鈴希に言われても 「企業対企業の争いは苦手なのよ〜。」 とぐずぐず言い訳。そんなハザマの出した起案は間違っていないものの、ペロっとたった一枚。 それを見た途端、四方からツッコミ入れ捲るアホヤンズ。うう、一番駄目な子だったのね、羽佐間ったら。。。 まあ駄目な子程可愛いと申しますが。。。 「羽佐間くんねえ、、まじで頑張らないと2回試験落ちちゃうよ?」と脅しをかける崎田さん。 「え?落ちる人いるんですか?」 「お前だよ!」天然ボケボケはざまにすかさず突っ込む桐原。 去年は11人落ちて卒業できなかったと森乃に聞いても羽佐間ってば、 「かわいそうに。。」て同情してる場合かよ。 「だからお前だって!」はいはいー、突っ込んで突っ込んで、桐原さん。 。。まだまだ自分がどれ程の危機に立たされているのか自覚ナッシングの羽佐間。 それでも被告人を思い遣った刑事弁護はハザマは得意だと田家さんがフォロー。いい人だ、田家さん。 が、どうせかわいそうな被告人の場合だけだろう、と桐原。そんな事はないと言い張る羽佐間。。 じゃあこんなのはどうだ。桐原が羽佐間を試す為に出してみた例題。 『毒入り饅頭を遺産相続で揉めていた兄弟に食わせて殺害した疑いのあるワル子。 そのワル子の相談に乗る事になった羽佐間弁護士、さてどうする??』 「私はやってない〜。ワタシは無実ですぅ」 ワル子になりきって嘘泣き演技する桐原。向かい合って座ってウンウン、と話を聞く羽佐間、 そんなベタベタ演技なのにすでに感情を持っていかれてます。ああ、あんた単純すぎるよ。。。 更に机に突っ伏し嘘泣きする桐原がすっかり可哀想なワル子に見えているのか、頭をナデナデして慰めてるし(笑) 「嘘泣きだよ?!」と鈴希に突っ込まれたって、 「信じますよっ。依頼人が無実だって訴えているんだから信じますよっ!」 「限り無く黒に近い白だぞ!」 「信じますよ?」 「黒っぽいグレーだぞ?」 「信じます!」 「毒入り饅頭で殺してんだぞ?」 「信じますッ」 「じゃあワル子の家で饅頭出されたらお前食うのか?」 「食べませんッッ」 食わないのかよっ?! 罪を憎んで人を憎まず、、いや饅頭を憎んでワル子を憎まず? 羽佐間って、、下手すると悪徳商法にあっさり引っ掛かりそうな予感すらします。大丈夫でしょうか。 優しいというよりやっぱりアホかも。。。。(大汗) それこそ2回試験突破できるか、限りなく黒に近いグレー、、状態の羽佐間。 「俺だって、わかってんですよ。。自分が何が足りないのかっての。。」 と、爆発頭をポリポリ、すっかり凹んでしまってます。可哀想だけど、シュンとした姿が母性本能くすぐるんだなー、これが。 『もっと厳しさをもて』『社会や組織と折り合いをつけろ』と畳み掛けるようにアドバイスするアホヤンズ。 羽佐間はと言うと、更に凹んでしまってぶんむくれ顔に。。。それもブサカワイイ。 「一匹狼になって、山奥で動物の弁護士さんになりたまえっ。お前みたいな甘ったれは人間社会に必要ないっ」 そ、そこまで言うのか桐原さん、キツッ。愛の鞭?下唇突き出して、何も言い返せない羽佐間、 「うきぃーーーーーーーっっ」 と癇癪起こしてビニルブクロ?をグシャグシャ丸めてポーイと八つ当たり。がそんなワシャワシャしたモノへ八つ当たりしたって 気持ちが晴れるワケもございません。 そんな羽佐間の行く末を心配する会議の最中、起案提出から戻ってきた黒沢からとんでもないニュースが。 『披露宴帰りの会社員を突き飛ばし怪我をさせ、引き出物を奪って逃げた強盗致傷罪の参考人として楓が警察に連れて行かれた』 。。。たしかに楓はその引き出物を入れた白い袋を持っていた、と思い出し、頭を抱える一同。 もしこれで罪が晴れないと『罷免』で法律家への道が閉ざされるという危機。ヤバイ。羽佐間よりヤバイです。 この大事な時に、、手が焼けるやっかいなカップルです。 ![]() ◆そういう子。 寮の前で楓の帰りを待つ寮生活組。はざまは心配で落着かなくウロウロウロウロ。 やっぱり袋を持っていたのはカナリヤバイらしい。。。 「なんで拾うかなー。。」と呆れる鈴希。 「拾っちゃうんだよー。あの子は。街で貰うポケットティッシュも集めてちゃんと大事にとっとくし、チラシの裏で、、」 「メモ帳!」 「そう、そーゆー子なんだよ〜〜。白い紙袋落ちてるの見たら、かわいそ〜になぁ〜って、拾って再利用しちゃうんだよ〜、 モノに対して迄も思い遣り持っちゃうんだよ、そーゆートコあるんだよ、そーゆー子なんだよぉ〜」 「。。。ソコがかわいーんでしょ。」 呆れる鈴希の気持ち分かります。ノロケとも言えるような「あの子」「そーゆー子」連呼。 もうそんな言い方にね、無意識でしょうがねぇ、アナタの好意がビシビシと。 まあそれはいいとしても、トイレ我慢してるのかの様なクネクネ動き、、、大丈夫すか、羽佐間ー。落ち着け羽佐間ー。 つか、何かこの動きは見た事あるよ、と思ったらアレだ、欽ちゃんだ(笑) なんでこーなるのっ?! 正にそんな気分でしょうなあ、羽佐間。 「マズイよなぁ〜〜この時期にこーゆぅの〜〜」 とドアにヨヨヨ、と寄り添い、落着き無くドアの縁を上下する手。 君はキミで試験ヤバイ状態なんだが。。。 そんな心配する羽佐間達をよそに、ケロリンと帰って来る楓。自分は絶対やっていないから、と自信をみせる楓にホッとしたものの、 明日も呼ばれていると聞いて顔色変わる3人。やってなくても証明できないと冤罪てのがあるからコワイです。 ささいな事件だったとしても、法律家を目指す楓には罷免という危機も迫ってるのですな。 ◆楓由子ちゃん 今日も事情徴収をされている楓を待つアホヤンズは事件を自分達で検証する事に。 こういう時司法修習生は自分達なりに正義の立証をできて気持ちが少しは落着くからいいなあ。。。 目撃者の証言があったという楓に不利な状況も、その目撃者の証言の信証性は認めるに足らず、と結論。 一同、「妥当です」 一方楓。 オジサン刑事に事情徴集中、怒鳴られようと、ソコは司法修習生の楓、相手の上手上手を行く冷静な返答。 あくまでマイペースな楓に手を焼く刑事さん。こういう法律に詳しい人を相手にするのって結構大変かも。 しかしアッパレな程落着いた楓が妙に頼もしく感じる今回のビギナー。ちょっと痛快。 さてまたアホヤンズ。 今度は楓が持っていた盗品@白い紙袋について検証中。 で、楓。 ほとほと手を焼いた刑事さんと担当交代して女性に。が、やっぱりマイペース。 まるで他人事のように、今迄講義室でアホヤンズで事例を討論していた時と全く変わらず冷静に今回の事件を検証しているんだなあ。 おもしろい子だなあ。(今回かなり好感度アップ) 楓のシーンと、アホヤンズのシーンが交錯しつつ、それぞれの時間が進んで行くちょっとおもしろい凝ったお話のツクリ。 所で、「たまたま捨ててあった紙袋を拾った程度の事は、すごーく不合理で全然信用できない」 って言われて、自分の無実の立証にちょっと不安になってきちゃう楓だけど、紙袋をたまたま拾った事はそんな不合理じゃないよねえ? 行きすがりの知らない男に金券預かるのと、ただの紙袋を拾う事は全然違うと思うけどなあ。。。 これじゃおちおちモノも拾えないわ。。。。いや、拾わないけども。 ◆楓の謎の行動について検証。 犯行前の楓の行動を地図を使って検証してみるアホヤンズ。一度行った道を戻った事が妖しいそうだ。。。 色々検証してみた結果。犬のタロウちゃんを見たり、焼き鳥のいいニオイに誘われたりしていたようで。 ふらふら気分で行動する楓。本当マイペースでノホホンとしてるのね。でも自分もフラフラするの大好きだから分かるなあ。 わざと道に迷ってみたり、知らない道を探してみたり。凄く楽しいんだよネ。新しい発見して嬉しくなったり。 知らない道散歩するのが大好きなんで、楓に親近感が。でも何か疑われた時に困るとは。 好きにうろつけないとはせちがらい世の中になったもんだ。 犯行後の時間も楓は謎の行動を。来た道を戻り、ぐるぐる行ったり来たり。今度こそ、理由が考え付かないような挙動不審な動き(笑)。 さすがのアホヤンズもコレはどう説明すべきか悩む。。このままでは限り無く黒に近いグレーに疑われてしまう。。。 心配がつのるアホヤンズ。 次に犯行動機を検証。白い紙袋が欲しかった?いや、その中身のバームクーヘンが欲しかった? 引き出物デフォルト。。って今はあまり出さないよね、バームクーヘンて。。。 バームねらい説に 「あやしいなあ、、」と桐原。 「桐原さんじゃないんだから。」すっかり甘党だと認識されてるけど、後に新事実が。 ◆アホヤンズの新たな真実。 楓がそんな事をするとは思えない、と思うものの、 『あの子に限って』『そんな事するように思えない』とは良く事件後に聞く言葉だと黒沢。 「それは良く分かって無い同士のコメントだよ?私達は毎日顔突き合わせてんだから」 と。鈴希が楓をフォロー。とは言え、いつもアホヤンズって、事件について討論してるばかり。 案外普通の友達だったら知っている事を知らなかったりするのでは?と微妙に話が楓の検証からズレて行く雰囲気。。。 そして明らかになる数々のちょっとどうでもいい事実の数々。 ◇新事実その1 桐原はO型。 「え〜〜?!」と驚く一同。 でも男のO型はオシャベリが多いらしいぞ。。。ので私は「へぇ〜」でしたが。 つか、羽佐間の血液型が知りたいぞ ◇新事実その2 森乃姐さんの誕生日は11/22 既に過ぎてると気付き何故黙っていたと怒る桐原、 「気付きなさいよ」とピシリと言われちゃいます。 だよね。サラっと誕生日に気付いてくれると女心はヨロメクのになあ。まだまだです桐原さん。 ◇新事実その3 崎田さん。。。がんばれ。 プレゼントの話題で、崎田さんがクリスマスに娘に買うプレゼントを悩んでいると告白。 高校生の娘さんに、予算は。。1000円。 「やっす!!」 。。と鈴希と同時にテレビに思いっきり突っ込み入れてしまった1視聴者のアタクシ、 ちょっぴりアホヤンズ会議に参加してる気分になったり(嬉)。 「奮発しろよ!」と宣う崎田の娘に一番近いと思われる鈴希。が。。。崎田さんには事情が。 「修習生の給料は、サラリーマン時代の月給の半分だから、貯金を切りくずして生活してるんだよ。。。」。。シンミリ。 「。。。。知らなかった。。。」 司法修習生に給料が出ると聞いて、いい身分だなあと思ったけど、そうだよねえ、崎田さんみたいな場合だって勿論あるんだよね。 がんばれ崎田お父さん。1000円をヤスッとか突っ込みしてゴメンなさい。 お父さんを応援してくれてる娘さんなら、心の篭ったお父さんからのプレゼント、きっと喜んでくれるに違いないっすよ〜〜(涙)。 つか本当にアホヤンズ、個々の事情には触れないおつき合いだったのね? ◇新事実その4 田家さんが株式投資始める! 逆に豊かになった田家さん、株式に手を!もちろん 「うぇぇ〜〜〜??!!」と驚きますわなあ、アホヤンズ。 じゃあカーテンもステキな暖かいモノを買えるね。ココにきて田家さん、どんどんあか抜けて行く感じ。 いや見た目は変わりませんが。鈴希、コレは案外先物買い、いけるかもよ。って先物と言うにはかなり年期が入ってますが。 すっかりアホヤンズに馴染んだ田家さんを見るのが妙に嬉しい今日この頃。 ◇新事実その5 黒沢さんはああ見えて(失礼)料理が得意 田家さんと同じくちょっとリッチになった派の黒沢さん、クリスマスには七面鳥を焼くとか。 くれぐれも『じりじり』焦がさないようにね(笑)。他にも得意料理はにっころがしやら、野菜コロッケやら。。 いかにも男性が憧れる家庭料理です。 「へぇ〜〜〜〜!!!」感心しきりのアホヤンズ。 きれいで料理が上手で頭のイイお母さんなんて自慢だよなあ。 ◇新事実その6 桐原さんてそうだったの?! 黒沢さんの料理の腕に感心しつつ 「だったらプリンとか差し入れしないで、コロッケもってこい!」と要求する桐原。コロッケが好きなのかと聞かれ、 「甘いもの苦手なんだ。」 「えぇえぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ???!!!」一番驚きの声が上がってます。 「いつもバクバク食ってたじゃないですかーっっ?」と目真ん丸羽佐間。同意ー! あんなに美味しそうに食べていたのになあー。つか誰よりも率先して、ていうか人の分すらアンコ餅食っていたくせに?? 人ってのはわからないもんだねえ、と感心しつつ、 「そう思うと楓なんか分かりやすい子だよ」「素直だし」「聞き上手だしね」 「いつも一生懸命だったわぁ〜〜」「い〜〜子だったよねぇ〜〜」 。。。何時の間にか過去形。。。 「惜しい人を。。。。 。。。死んで無いよ!」1人ボケツッコミ桐原。 「ハイ、じゃあ以上の事をふまえて下さい。」と桐原放置であっさり先へすすめる羽佐間(笑) あの。。。羽佐間の新事実は?アホだったって事?それは周知の事実なんですけど。。。 やっと話題が楓に戻ってきました。 以上の事をふまえ、今回の『楓由子ちゃん 「犯人と断定するだけの物的証拠も乏しく、よって楓由子は無実であると主張します。この結論は?」 「妥当です」 自分達の検証で楓の無実を立証し、満足そうな羽佐間。 もし、楓の無実が晴れないなんて事になったら、アホヤンズ一致団結して楓の無実の為に行動を開始するのかしらん。 きっとそれが後編である最終回に繋がり、お話は盛り上がっていくのね?!。。。と思いきや。。。 あっさり容疑者が出頭。 楓への容疑は晴れましたとさ。。って。。。。 あ、そうなんだ。ちょっと拍子抜け〜〜。。。まあ続き物って言うのも勘違いだったようですし。はア。 ![]() ◆やっぱりナイスコンビだよ、桐原&羽佐間 講義室に1人のこっている羽佐間、楓の事が気になるのか、ふと考え込んでたり。 窓から射し込んだ薄い光が当たった横顔が端正で美しいっす。。。 おどけてファニーな3枚目あり、ふと見せるこういう凛々しいお顔あり、やっぱりイイなあ、羽佐間旬。 そこに登場する桐原。 「あ、どーしたんすか、忘れモン?」 とボケっとした顔で話し掛ける羽佐間に、階段上から封筒を投げ渡す桐原。 「彼女の事心配するのもいいが、自分の心配もしろ。お前の苦手な分野を取り揃えた問題集だ。やっとけ!アホ!」 素敵だー!桐原兄さん!!!嬉しいくせに羽佐間もちょっと強がって一言、 「余計なお世話。。」 それを聞くや、バッと振り返り 「かえせッッ!!」 と怒鳴りつつ、モノッスゴイ勢いで羽佐間に向かって階段を賭け降りてくる桐原〜。その迫力に羽佐間は逃げ腰でおたおた後ずさり 「う、ううううう、ウソウソ、うれしー、うれしー、ウレシイ。。。ありがとーございましたぁ〜〜」 もう斜後ろからですら確認できちゃう(笑)突き出した唇とか、へっぴり腰な後ろ姿が最高っす。 ビビリ羽佐間可愛すぎ。桐原にもらった封筒をしっかと胸に抱いてる姿もなんだか乙女ちっくでキュートだわあぁー。 「せめて人間社会で通用する弁護士になりたまへっ。」 とポンポン、と羽佐間の両腕を叩き、 「じゃっ」とさっそうと去る男桐原。かっこいいよ兄さん。 「桐原さんここ出たらどうするんですか」 「それなりに地位と名誉と報酬の高い弁護士事務所に行くつもりだよ」 「弁護士になるんですか?検察官や裁判官でなく?どうしてですか。。」 「お前に俺の心の中で起きた変化を語る必要はナイッ!」 きっぱり言い放つ桐原の言葉にシミジミと 「桐原さんが、弁護士」 とつぶやいてみる羽佐間。 「お前と違って金持ちを相手にする弁護士だ。手弁当のボランティア精神で弱き人々を助ける弁護士にはならない。」 小さく頷きつつ、ちょっと笑みを浮かべる羽佐間 「何が可笑しい」 「人ってわかんないもんですからね。桐原さんは特に。桐原さんがどんな弁護士になるかは桐原さん自身にだって わかんないですよ?もしかしたら俺なんかよりずーっと心の優しい弁護士にー」 「偉そうな事いうのは2回試験に受かってからにしろ」 羽佐間、素直に 「。。。。ハイ。」 ここで会話をしている間もずっと大事そうに両腕でぎゅっと封筒を胸に抱いてるんだなあ。かわいいなあ。 ちょっと偉そうに、上からモノを言うような桐原の口調も、ただ冷たく言い放っていた以前とは違って愛があるしネ。 桐原と羽佐間、お互い憎まれ口やらツッコミやら言い合いつつも、お互いを思い遣る関係がいいよねぇ。。 楓が心配な羽佐間、その羽佐間を心配してわざわざ忙しい最中にこんな問題集を作ってくれる桐原。 やっぱりイイな、この2人。イイ男だしさ。卒業寂しいな。 ◆ボケボケカップルも良い感じだし。 楓の帰りを待つ羽佐間、心配なのはわかるけど、そんな寒そうな寮の入り口の石の階段で。。。風邪ひくよ。。 桐原がくれた問題集『桐原式「2回試験」突破対策!これさえやればお前でもなんとかなる!』なんて手書きのタイトルが泣かせるね、 嬉しいネェ。皆同じに大変な『この時期』に。桐原さん、こんな凄い問題集を、羽佐間の為に〜〜(感涙)。。 ブツブツと呟きつつ、一生懸命桐原さんの問題集でお勉強する羽佐間、ふと目の前に立っている楓に気付き。 「あ、お帰り。」と言う羽佐間に、 「ただいま。」とニッコリ答える楓。 2人の会話、何だか凄く自然でホワワンとしてるよね。ちょっとズレてる所がまた可愛いといいますか。 「羽佐間さんが待っててくれると分かっていたら、カツ丼食べずに帰ってくればよかったぁ」 と、何気なく羽佐間への気持ちアピールも含めつつ後悔する楓に、 「カツ丼でたんだ。」と、まあ反応する所が微妙にズレてる羽佐間。 「はい〜〜v」と、多分やっぱりアピールには自覚なしだったようで、嬉しそうに答えてるし。 そんな会話が可愛くて見てるコッチもなんだか何時の間にか微笑んでたり。 「おつとめ、ごくろうさまでした。」と深々と頭を下げて羽佐間がいうと、 「御心配おかけしましたぁ〜」と楓も深々と礼。 あらあら何だかなあ、もう、この2人似合ってるなあ。こののほほーんとしたノリがイイなあ。。。 ニッコリと満足そうに微笑んで楓を見つめる羽佐間の目の優しい事。和む。。なごんじゃったよ。 先週のような、わざわざ鈴希を貶めて楓というキャラをたてる事なんてしなくて良かったのだとシミジミ。 だってふつうに魅力的な子に描けるじゃんねえ。今週の楓は1人でこんな危機も乗り越えちゃうイイ意味で図太い逞しい子で、 でも応援したくなっちゃう放っとけないコってカンジで本当良かったもんね。 ◆再現大好きアホヤンズ。 無事楓も戻ってきて、ひさびさ8人勢ぞろい。事件を再検証、お得意の再現。 再現シーンでは思いきりブチュっと桐原が黒沢にチュウしてしまったり、黒沢がケリをいれたり、いつものドタバタアホヤンズ復活。 しかし良く見ると、奥菜ちゃん、ずっと笑ってるね。隣の北村さんも、口に手をずっと当てて、笑いを堪えている様子。。。 公式の松雪姉さんのインタビューでも言ってたけど、それ程生で見る堤さんハジケ演技っていっちゃってるのかしらん。ステキ。 出頭した女性は正当防衛が成立すると証明してホッとする一同、ホンット、2回試験前なのに、お人好しなアホヤンズです。 でも一つまだ明らかになってない謎が。楓の挙動不審のグルグル行動でございますよ。 言い難そうに黒板の前でうろつく楓の行動が既に挙動不審ではありますが。。。ていうかこのコ、いつも実は挙動不審?! あちこちウロウログルグルしていたその訳は、楓が大事にしていた「あるもの」がなくなり、探していたから。 「私にとっては、大切な人からもらった、かけがえのない大切なものだからー。。。」 と、ハザマに自然と視線が向かう楓、周りの一同もその分かりやすい行動にピンときて羽佐間に大注目。 「羽佐間くんにもらったんだねえ。。。」ものすごくニコニコ嬉しそうに、崎田さん。 「何をあげた?指輪か?時計か??」ちょっとジェラシーな鈴希。でもそんな高価なモノのわけもなく。。 7人からの視線を一身に受けても羽佐間、一向に気付かず。。 楓が大切にしてるものが自分があげた『栞@ばーちゃんが夜なべして作った手作り一品モノ』て事も当然気付いていなさそうね。 ◆大人カップルの恋愛の行方や如何に。 桐原にぶかっこうだけど愛が篭ったコロッケを 「つくってやったわ。」と突き付ける森乃がいじらしいっす。 充分乙女だよねえ。。。 北海道に行く事に決めた森乃に、渡そうと思っていたプレゼントを躊躇った桐原、一体何をあげるつもりだったのかしらん。 もしやプロポーズ??もうすっかりお互いがお互いに好意を抱いている事は前提でもサラッといつものノリな2人がカッコイイですなあ。 ◆いよいよラストスパート。 2回試験に向けて頑張るアホヤンズだけど、相変わらず羽佐間はアホトップのようで。。 「羽佐間くん、本当にマジでやばいよ」と思いきり心配されても 「ちょっと〜、大丈夫だって。絶対上位5位以内には入るから。」 と何故か余裕発言の羽佐間。。アホトップが上位5位。驚きというより呆れる一同でございます。。 「希望している弁護士事務所のリクルート担当者に言われたんですよ、今の成績だと門前払いだけど、 2回試験、上位5位以内に入ったら考えてやってもイイって。」 それって、、無理だと思ってイヤミ言われたんじゃ、、とか思いつつ、どこの事務所かと聞いてみると、 主に企業だけを相手にしているでかい法律事務所だと。。 「ええ〜〜〜〜!!!??」 今回はしかし驚いてばかりだな、アホヤンズ。そりゃそうだ。一番羽佐間が嫌いそうな事務所だもの。 それに小さい民事関係だけを扱うような事務所なら羽佐間でも就職できそうなのに何故わざわざ。。。 「山奥の動物の弁護士はどうした」と桐原。いや動物はともかく(笑)羽佐間こそどういう心境の変化。 「そういう居心地のイイ所に行くと、俺駄目になっちゃうから、優しいだけじゃ通用しない所目指す事にしたんですよ」 楓の実力を認めて、刺激を受けたのかな。男のプライドに火がついたとか? 「上位5位って、どう考えたって無理だろう、そりゃ」「無茶です」「無謀だよ」 なんて散々言われても羽佐間は自信に満ちた顔。 「5年前もそう言われましたよ、俺が司法試験目指すって言ったら、周りの皆が、やー、絶対お前じゃ無理だろうって。。」 無理だと言われて今ココに居る事が、何よりの自信だしやればできる証拠。 その言葉を聞いて、かつて自分達も死にものぐるいで司法試験合格を目指していた頃を思い出すアホヤンズ。。。 駄目だって思って諦めたら、ソコでお終いだものね。それを乗り越えて、今ココにアホヤンズの8人がいるんだから。 初心に返り、羽佐間と共に再び勉強しまくるアホヤンズ。いいなあ、こういうの。なんかジーンとしちゃうね。 それにしてもすっかり講義室を占領しまくってますが。。(笑)きっとアホヤンズの8人、ここの名物になってるんだろうなあ。 そしてこのラスト数分の勉強討論しまくりのアホヤンズのシーンが凄くヨイッ! スピード感と高揚感と緊張感。見ているコッチもワクワクするですよ。 うーん、最初からこんなスリリングなシーンがあったらもっと良かったかもなあ。 皆すっごくイイ顔してる。すごくカッコイイ、アホヤンズ。。 でもって、、この8人がすごーくすごーく大好きになってる事に気付き、 あと最終回でお別れなのがものすごく寂しくなりましたとも。。。。 で。楓ちゃん。栞、見つかって良かったね。 でも。。。。模範六法に挟まっていたなんて。。。灯台もと暗しとはこの事? 。。ていうか全然開いて無かったのね、六法〜〜!?? そういえば、羽佐間が『特A』を頂いた起案、楓はどうだったのか、とても気になります。 いよいよ来週最終回のビギナー。本当に寂しいす。 色々途中からどうよこれ、て展開もございましたが、もっと個々にスポット当てて欲しいとか思う事もございましたが、 すっかりアホヤンズの8人に深い思い入れが出来てしまった今となっては寂しいばかり。 そんなアホヤンズが無事に巣立つのをしっかり見届けねばです。 楓と羽佐間の関係も、予告で何かございましたが、このままカワイイ関係でどうぞよろしくねv。 (2003/12/8放送) |