■第9話 『ホッと一息コネタ集』■

   先週先々週と重い話だったと思ったら今回はまあ、、コネタ満載?
   てな感じで、レポも気軽〜〜にさらっといかせてもらいます。羽佐間の見どころも今一つだったしネ。。
   今週は検察実務修習で被疑者の取り調べ実習ですと。
   実際に犯罪を犯した人と会うんだねえ。へぇ〜へぇ〜へぇ〜。

◆桐原&田家コンビ。
自転車窃盗犯を取り調べする桐原。けど犯人が気になるのは、、となりで記録を取っている田家さんの方に興味があるらしい。 まあ普通はそうかもね。だって見ちゃうよ。田家さん(の眉毛)。
桐原を無視して田家さんに話し掛ける被疑者。
  「生まれどこよ」
  「フランスです」一番本人と結びつきそうも無いお国です。。。
  「嘘つくんじゃねえ!」そりゃ嘘だと思いますわな。が、桐原、すくっと立ち上がり、
  「嘘じゃない!こいつはフランス生まれのフランス育ちだ!ね?ムッシュ?
  「ウィ

ここにおフランス人田家六太郎が誕生。ボンジュール。

◆羽佐間&崎田コンビ。
一方こちらは万引き常習犯のオバチャンを取り調べ中。
突然オバチャンがとりだした布に、『取り調べ中にタオルで首をしめられたアホがいる』過去例を思いだし
「タオルかっ?!」と緊張する2人。その布には『黙秘』と書いてあっただけ。
が、大サービスで羽佐間も崎田さんも6割程通常より大袈裟に驚いて見せてますな(笑)。

そんな驚いた姿のままカメラは移動。。。この妙な間は一体??せっかくの笑い所が間延び〜〜。

◆黒沢&森乃コンビ。
カメラが移動した先の美女コンビは食い逃げ犯人を取り調べてございます。
ソバを食い逃げして来る迄逃げようとした犯人の前に立ちはだかる店の御主人。 車はじりじりと主人に近付く。。。
そのじりじりに異様に反応しておびえる黒沢
「こわいわー!」と挙動不審に。
一体どんなトラウマかと思えば『せっかく買った松坂牛のステーキがじりじり焼けて真っ黒になってしまう危険なイメージ』 ってそんなのわかるかい。自慢じゃ無いけど松坂牛食った事ないよ。
じりじり。
それを言うなら自分は『せっかく溜めた貯金がオダギリ散財でじりじり減っていく。。。。』
あーー!めちゃくちゃこわいわー!!
問:(じりじり)を使って自分が恐怖する事を40字以内で答えてみよ。

◆鈴希と楓コンビ。
いつものように天然ボケボケでウキウキしてる楓に対して、検察官志望の鈴希はピリピリ。 しかしいつから鈴希ってこんなに男キャラになったんだ?? 2人が扱うのはカード詐欺容疑で捕まったOLの取り調べ。
それにしても。。。ココは頑張り所、一生懸命取り調べをしようとしてるのに年下だと言うだけで、なめられちゃう鈴希に対して、 OLだったという共通点だけで相手の心を開かせちゃう楓。。。てそんなもん? ぶっちゃけ、鈴希に激しく激しく同情してしまうのですが。 相変わらず楓は人の気持ち人の気持ちといいつつ、隣の鈴希の気持ちには若干配慮不足だしなぁ。 鈴希がお茶を入れてくると席を外してる間に、被疑者OLと意気投合して恋愛雑談って、女子高生のおしゃべりじゃないんだから。 しかも
  「そんなに多くの事を望んでないんですけど」
。。。って、何が不満なんだーーっっ?!映画や観覧者もいいけど、あーたあーた、一晩一緒にいたじゃないすか。 あまつさえ、抱き締められたりもしたじゃないすか。 この。。贅沢もの〜!
いらないなら譲れ、一晩とヌクモリ(違)
つか、鈴希も羽佐間を好きだと言う事まで被疑者に言う?取り調べ中なのに、検察官の個人の弱味を晒していいものなんすか? と素朴に疑問。


◆ハタきたい羽佐間のアタマ。
尚も黙秘を続けるおばちゃんに手も足も出ない様子の羽佐間&崎田コンビ。こういう時のテクニックはまだ無いのね。 と、いきなり後ろからバシッと女指導検察官に頭をはたかれる羽佐間。口をとんがらせ、
「ちょ、何すんですか」
「ハエが止まっていたのよ」

頭押さえてキョロキョロ、、いや、ハエ、いないから。それは言葉の。。。。
けど羽佐間の後頭って何故かハタきたくなるの、わかるような。いや、自分の場合は勿論、愛情表現として。
黙秘続けるオバチャンにも、『このまま黙ってやがると頭ハタク所じゃないぞコラ(超訳)』と脅す指導員に
「脅しで自白を強要するのは刑事訴訟法に反します」
と羽佐間は抗議するものの、実際効果てきめん。あっさり、2度としません。と黙秘解除するオバチャン。。。これが現場テク?
「キミたちがしっかりやってくれないと、指導担当の私が睨まれるの。私の立場もわかってよ」
ややヒステリックな検察官のこんな勝手な言い分にも、頭を下げて謝る崎田さん、中間管理の辛さを身を持って知ってるからかな。 一方、不満そうにムッとして文句たれる羽佐間だけど、
「いいからはじめなさい。」と崎田さんにビシっと強くいわれ、
「ハイ」。。素直でよろしい。人生経験崎田さんの半分以下ですもんネ。

◆それが青春だ!!
窃盗罪よりは罪の軽い詐欺罪として自転車泥棒を起訴する起案を作った桐原&田家コンビ。
起案をまとめつつ、思いをはせる桐原。。。
*   *   *   *
詐欺罪という起案を、指導検察官はOKを出したものの、上の階の決裁管は窃盗罪を主張し、NG。。 両者OKのハンコが貰えないと提出できない起案を持って、 階段を上ったり降りたり上ったり降りたり上ったり。。。。認印をもらえる迄翻弄されまくる2人。 無表情で黙々と階段を昇り降りする田家さんと、だんだん壊れていく桐原さん。。 検察官は体力も必要だったとは。
ヘトヘトになって階段にへたり込み、投げやりになる桐原の前に、床に叩き付けられた起案をそっと拾い上げ、
  「何年かかろうと、投げ出してはいけません」
と根底には熱いモノが流れるまっすぐな眼差しで、手を差し伸べる田家さん。。。 田家さんのこの言葉の重さは、18年の重さであります。。。 そんな田家さんが何故かキラキラ眩しい桐原。(笑) 流れる布施明の『これが青春だ』
差し出された田家さんの手をグッと握り、立ち上がる桐原、微笑む田家さんの眩しい笑顔。。。
微笑み会う2人の男。。。。
*   *   *   *   *   *
  「田家。。。六太郎。。。。六人兄弟の末っ子。。。そして俺は。。ひとりっこ。。。」
と、芽生えた熱い愛情いや、友情を思い出し、1人にへら〜〜とにやける桐原。
そんな不審な表情をみて一瞬固まる森乃は、見てはいけないものを更に見る事に。
  「たのみがあるんだけど。。。」気を取り直して近寄ろうとした森乃の目にとびこんできたのはー
  「キリハラ〜〜v!!!コピーしてきたよー!!!」
と、両手に資料をかかえ、嬉しそうに走ってくるキュートな田家さん。
  「おうサンキュゥ!!」
  「キリハラ。。?タメ口になってる。。。」
唖然とする森乃をよそに、、、
  「この判例をもとに、もう一度起案を書き直すか!」
  「そうだよ!!頑張れ!!キリハラーー!!
と笑顔でパシッと桐原を叩く田家さん。
  「うははははははは!!タケさん!!」桐原も田家さんを叩き、
  「うはへはぐぉへっへっへっへっへっへ。。ぐへへへ。。」
こっッッ壊れたっっっ?!!!キリハラさん??
ワケワカンナイ状態の森乃、、の存在をやっと思い出した桐原、ふと真顔になってキュリッと振り向き、
  「ナニ?頼みって。」
。。。私はもしやもうこの段階で森乃と桐原のラブロマンスは終ったのかと。 だって田家>>>>>>森乃の反応なんだもん桐原さん。 桐原は末っ子田家さんを弟と思ったのか、お兄さんと思ったのか。 田家さんの年齢が不詳のウチはそれも分からないまま。。。

◆検証してみよう。
森乃の頼みっていうのは、自分達が担当した事件の検証。
すぐ集まるヒマな、、いや、友情厚いアホヤンズ。。またオヤツ。今日はミツマメ。
  「また食べ物に吊られたの?」とからかう崎田さん、
  「まぁまぁまぁまぁ、いいじゃないスか。 ほらほらミツマメミツマメ。。。
と、例の調子で桐原をあやす(笑)羽佐間、一緒になってうれしそうに「ミツマメミツマメ」連呼する桐原。。 この男達って、、何てカワイイ。
しかしこのドラマを見た後は同じオヤツを食べたくなりません?ダイエット中だっつのに。。。 だって、今回も桐原さんてば、食いしん坊万歳ってな具合にものすごく美味しそうに食うんだもん〜。ミツマメ美味しそう。
とミツマメに目が釘付けになってる間に(ハザマよりミツマメ?)話は「じりじり車をよせた」”じりじり”が、 黒沢がいう程の(ってステーキがこげる程の?)恐怖を感じさせるものだとしたら、 それは詐欺罪よりも暴行脅迫をせまる強盗罪に値するかも??
て事で実際検証してみることに。
  「じ〜〜〜〜〜〜りじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜り。。。」
と”呟き”つつ車をよせる桐原、立ちはだかる羽佐間。見ているその他4人。。。。 が、妙な間を保ちつつ、全く怖くも何とも無いという羽佐間。 て事で今度は運転手を田家さんにチェンジしてもう一度検証。。。
そんな田家さんは。。。18年ぶりの運転。。。。
それでなくても強烈な人相の田家さんの表情がより一層鬼気迫るものに、、これは、、コワイ!
が検証結果は
  「今回の場合のじりじりと車を寄せた行為は18年ぶりに運転するドライバーでない限り
  (と、そっと田家さんの両方に手をそえ)身のキケンを感じさせる程ではなく、大した事は、ナイ」

という結論で一同 「妥当です」

◆踊るアホヤンズにみるアホヤンズ。。
次は鈴希と楓の担当してる事件を皆で検証。うーん、便利、いや、心強いことだ。 しかしいつも8人で力を合わせるのもイイけれど、いつか一人立ちできるのか不安になってまいりました(汗)。 カード詐欺の事件に浮かび上がってきたジョンという名前。ジョン。ペットかと思えば、それはホストの源氏名。 そのホストがそそのかしたのではないかと議論白熱。
  「ホストの甘い言葉の中に犯罪をそそのかす言葉もあったんじゃない?」と森乃。
  「一緒にダンスなんか踊ったりしてねえ、」
と何故か田家さんを女性役にして、ダンスを踊り出す崎田さん。
  「スロースロー、クイックッ!」
中々素敵な仰け反り具合の田家さん。仰け反り過ぎて慌てて手をそえようとするハザマと、、、足をとりあえず突き出す桐原。 足?!
  「今どきのダンスはこうでしょ」
と踊り披露する羽佐間。。ってアンタのイマドキって一体イツドキのドコのダンスだよ〜?
手を上に挙げて首をクイクイ左右に、、インド人?いつか『舌誕生日企画』でもやってたよね?もしやオダギリ18番? さらにつま先立ちして手はニャンコポーズって一体? 先日放送されなかった微妙マイケルダンスつま先立ちにリクエスト殺到したとか? 100歩譲ってもダンスには見えないけども、バランス感覚は優秀なのは認めよう。 けどもしまだ『元ヤン』設定が生きているのなら、ココは是非ツイスト踊ってほしかったような。。
所でこのアホヤンズダンス大会も、それぞれのアドリブかしら。センスよりノリ命!
「キミは?」と聞かれた楓がボケボケのダンスを披露。いやもうダンスは終ってるので。どこまでもボケキャラの楓。。 そこが憎めない所でもあり、時に苛つく所でもございます。
犯人は他にもいる、とキッパリ言い切る楓、驚く一同、そして流れるオープニングテーマ。 いよいよ始まりました、ビギナー第9話!。。。ってもう中盤なんですけど。。。紛らわ。

◆優しいだけじゃ駄目なのよ羽佐間くん。
再び万引きオバチャンの取り調べに戻ります、羽佐間&崎田コンビ。 警備員を突き飛ばして怪我させたのが故意だと罪が重くなるが、わざとではないと主張するオバチャン。
  「転んで怪我した警備員を指差して笑ったというのは。。?」
  「私ね驚くと笑った顔になるの。ほら!」

ってコワイヨー!オバチャンの驚き顔。こっちが驚くっちゅー話しですが、 それをみて羽佐間は妙にうれしそうに、、、微笑んでるんだなあ。 満面の笑顔、、若干引きつっているようにも思えるけども。。。
そんな奇妙な表情のオバサンと、微笑み全開の検察官研修中のワカモノの顔を見て冷静に思う崎田さん
  「羽佐間くん、、、だまされてるよ。。。」
そして血管浮かせつつの笑顔の羽佐間も、
  「だまされてるかも、、、、オレ。。」。。自覚あるのか。。。
が、ふと真顔に戻ったオバサンから、信じてくれてありがとう。の意外な言葉が。
羽佐間の笑顔もすっと真顔、、というより、ポカンとした表情に。。。うっ、かわあいいす。 このあおりカットはグーです。アオリはふっくら唇が強調されるので大好きなんだなあ。
「もう2度としません」といわれ満足そうに小さく微笑む羽佐間。 けど、オバサンを見送ったハザマはちょっと複雑な表情。自分の仕事に満足できなかった様子。 てか、挨拶する時はポケットから手をださねば羽佐間くん。。
  「2度としない、という言葉を引き出したじゃないか」
とちょっと凹み気味の羽佐間を慰めつつも
  「だけどねえ、やさしいだけじゃやってけないよ」
と諭す、崎田お父さん。羽佐間は取り合えずは検察官には絶対むかない、でファイナルアンサーですな。

◆呼ばれなくても参上アホヤンズ。
参考人のジョンの事情徴収。ベタなホストテクニックに翻弄され声がうわずりつつも、 その背後に大きな本当の悪が眠っているんじゃないかとズバリと核心をつく楓に、いきなりキレて椅子を蹴り飛ばし威嚇するジョン、、 緊張が走る一瞬。そのとき。。
失礼しやーす、と羽佐間登場、頼もしいねえ、楓が心配だったのねえ、、って、
アホヤンズ勢ぞろいかよ!!
。。。ええ〜〜??そ、そういう展開?なんて鬱陶しい、、いや有り難い友達よ。
ズラリと並んだ一同に驚き、モンクを言うジョン。
  「それより俺はさあ、ガシャンと音がしてこれが倒れてる事の方が気になるんだけどねえ。どーゆーことかねえ。。」
と椅子を直し、ストンとジョンを座らせ、目で楓に「イケ」サイン(笑)を送る羽佐間、なかなかカッコ宜しい。
しかしこりゃ父兄参観日ですか?
”群像劇”らしく見せるテク、いや力技だなぁ。 ココは羽佐間だけだとよかったな〜。。ドアの近くを通った羽佐間が椅子を蹴る音に気付き、飛び込んで来てフォロー、って方が、 私はワクワクするけどなー。私はね。 どーも1人のチンピラ風情に大勢で威嚇してるようで、爽快感がなかったのが残念。
もうこのままアホヤンズは修習期間終了後8人で法律事務所作りそうな勢いですけども。。

普段ボケボケなのに、事情徴集で相手の言葉をどんどんおもしろいように引き出していく能力を発揮してる楓を みつめる羽佐間の目線は好意を寄せる女性に、というよりライバルへの視線だったりする。。


◆湯上り美女とイイ男2人。
結局この事件は裏に大きな窃盗詐欺団が関与していた事がわかり、修習生の手には負えないので 後は上に任せる事になった、と鈴希から報告を聞く羽佐間と田家さん。 鈴希はキリっとつめたヘアスタイルよりこういう女の子らしい下ろし髪の方が全然可愛いなぁ。
「お手柄でしたよね」と田家さんはほめるけど、鈴希は浮かない顔さ。
「全部楓の力だよ、、」だなんて(泣)。。あんなに張り切って頑張ってたのに、余りに鈴希のプライドも立場もナイ結果というか。 こんな扱いにしなくてもいいじゃないかと、、ちょっと微妙な気持ちになるんですけど。 勿論楓が主役だし、その成長を描いたドラマだし、楓に隠れた能力があるって事だろうけど、 頑張っているのは楓だけではないのになあ。 群像劇って何だー?と思ったり。もう少し鈴希を立てた展開にしても充分楓の能力はわかったですさ。 そんな鈴希をフォローしたという楓の言葉も、自分に賛同してくれた=イイ人!って言うのもナニゲに自分中心的。。。 つか鈴希の為に頭を下げたって何か違わないかー?そういうのって友情?ちがうと思うけどなあ。。。 本当に能力を認めてるのなら、そんな裏で手を回す事はしないでほしいと私なら思っちゃうなあ。 最後には独りづつ、自立していかなければいけないのだもの。。
「そーいえば好きな人の話もしてたよ。(と羽佐間を思いきり見る鈴希)
映画館いったりとか、遊園地行ったりとか、ふつうの人がするような事したいって。」
「へえ。。。」

。。当然自覚はあるよね、羽佐間?
  「いつかあの子はアタシより、アタシなんかよりずっとイイ女になるよ。アタシが保証する。。
   映画にでも誘ってあげたら?」

鈴希、結局大して争う事もなく恋愛撤退宣言。
羽佐間もさー頷いてるけどさー、なーんか最初から三角関係にすらなってなかったわなあ。。 羽佐間には全く気付かれず、何時の間にか相思相愛の模様の2人に鈴希の入る隙間などナッシング? もうこんなドンカンな男に惚れちゃいかんよ。
そりゃカッコイイし優しいし素敵だけどさあ羽佐間。。。
女心はからっきしわかってないんだもん。
まあココで下手に優しい言葉を羽佐間からもらっちゃったら鈴希も余計辛いと思うけど。。
。。。はっ。。そう思うと鈍感な男でよかったのか。
そんな鈍感な男の後ろ姿、、、の首筋にドキっとしてみたり。まあ何て色っぽい。
案外こういう後ろからの首筋アングルは貴重ですから。じっくり堪能。

恋愛も、検察官としての研修でも楓に美味しいトコもってかれて、凹む鈴希。 ワタクシも鈴希が気に入ってたので同情バリバリ。強がる姿が切ないなあ。 が、後を追って来たのは何とあの田家さん。
  「松永さんも、、、いい女ですよ!」
男 田家六太郎、この世に生を受けて○○年、こんな色気のある言葉を発したのは初めてだったんじゃないかしらん? 勇気を振り絞った優しい言葉と、嘘など1ミリ程もナイ!そんな真剣でまっすぐな眼差しが鈴希の気持ちをほぐしてくれるのね。 笑顔が鈴希の顔に戻って来たよ。田家さん。。いいやつ、、いやイイ男だ〜!
  「飲もっか!!ヨシッ!飲もう、タケ!!飲むぞー!」
と肩をだかれた田家さんてば、腕がつっぱっちゃってカワイイっすね。 しかし羽佐間から田家さんとはまた随分ランク下げだなあ、と思ったのは一瞬。 いやいや失礼な。田家さんは、羽佐間と違う次元でハイレベル。 そんな田家さんの魅力に気付けば何だか色んな意味でスゴイ恋愛ができると思うぞ。(イロンナイミが怖い?) けどもし結婚でもして子供が生まれたら100%、アレは遺伝しそうな予感。。それはちょっと困る。。。

◆それが羽佐間の告り方?
さて何時の間にか三角関係から男を勝ち取った事にも気付かない楓と、 自分に好意を寄せていた女の子がそっと涙を流していた事も気付かない羽佐間のドンカンカポー。
同じ寮で生活しておきながら。朝迄一緒に討論したりするくせに。何故か講義室に早朝呼び出しする羽佐間の意図は? 爽やかな朝の光を浴び乍ら、きちんと服を着て伝えたい事って? ウキウキしてる楓、て事はやっぱり羽佐間と自分は相思相愛というのを無意識で意識してるのでしょうなあ。 そりゃそうか。抱き合った(語弊有り)仲ですもの。
女の子的期待に満ちた目で待つ楓の耳に入ってきた羽佐間の言葉は
  「君は検察官にむいてるよ」
ってなんじゃそりゃー。。。と、乙女のワクワクが裏切られ、混乱する楓。これには同情。。まったく羽佐間って。。。 まあ、そういう男だから諦めねばね。羽佐間くん、そーゆーとこ、すきだけどさあ〜〜。
自分が検察官になったら、法廷で弁護士である羽佐間と戦う事になるかもしれないと気付き、ちょっと動揺する楓。 けど羽佐間は真顔で頷き、
  「うん。。オレは、君の事だれよりも認めてるつもりだよ。今迄頑張って来たのを誰よりも見てるつもりだし。
  だからもし君が検察官になっていつか法廷で戦う時があったら、
  俺は負けたくないな。。。。負けたく無いよ。

優しいだけじゃ駄目だと崎田さんに言われた羽佐間、対して優しさを持ちつつ、鋭い判断を下す事のできる楓に 法律で食っていく人間としてのライバル心と嫉妬心があるんだろうな。 誰よりも楓を認めているからこそ沸く気持ちでもあり。。
そんな端から聞いてたら色気の無いただの就職アドバイスにすぎない言葉だけど 羽佐間的にはこれは告白みたいなモンかもね。。。って勿論本人無意識でしょうが。
でも最後に一言、鈴希に言われように映画くらい誘うよね、羽佐間。。。
っと思ったらそのままかよ!それで終わりかよ!。。。本当に羽佐間って。。そんなクソマジメなハザマが好きさ。
さては最終回のキメ台詞にもっていくつもりだな?ちがう?(笑)
まあでもお互いをリスペクトしつつの恋愛はかっこいいス。好きな相手と法廷で戦う姿ってなんかドキドキしやせんか? 。。。はっ!そういうドラマが見たいかも、てもう遅いけど。。 でもって楓の期待する無邪気な恋愛には程遠くなりそうだけど。。

弁護士を目指す羽佐間と、検察官を目指していた鈴希がカップルだったらおもしろいなあ、と思っていたけども、
こうきたかー。。。て感じでございます。。。。


そんな来週から最終回へと、続き物でラストスパートするビギナー。
ラストスパートも何も今迄ずっととろとろマイペースで走っていたわけですけども。
のんびりペースで慣れちゃってるので、スパートは程程でないと息切れしそうな予感もしつつ。
大爆発してた羽佐間の頭が何より気になる次第でございます。だいじょぶ?(笑)
                                        (2003/12/1放送)

                                       





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