■第5話 『ポケットティッシュと洗い髪』■

  いよいよ実習研修。いつも8人固まっていたけど組み合わせも新たに、これはちょっと新しい展開もみれるかしらん。
  とかいいつつ展開よりもぶっちゃけ別の楽しみがある第5話。
  やけに長くなっちゃったので適当にかいつまんでお読みくださひ。


◆叱ってやって森乃姐さんv
で、新しいタッグは桐原&楓、崎田&田家(暑苦しい。。)、松永&黒沢、そして羽佐間は森乃さんと元ハミダシモノコンビです。 重松教官の事務所でいきなり小さい事件を任される楓と桐原。 暑苦しいコンビはやっつけ仕事な国選弁護士のお伴、美人コンビはええ、モチロン、鼻のした伸ばしたセクハラ弁護士の、、お相手。

それぞれ前途多難な雰囲気ですが、今回いきなり壁と向き合ったのはハザマと森乃だろうな。 二人が派遣されたのは大手の法律事務所。。いや、
『大手法律事務所』って。(笑)
なんか、、遊んでるなあ。いいのか?
大きな事務所に落着かなくキョロキョロする二人に相談の人?と間違える掃除のオバサンに、
  「いえいえいえいえ。。。」
いえいえいえ、、て聞くとオダギリだなあってカンジ。。。 いつものテンション高めの声もいいけど、ちょっと低めの落着いたオダギリの声ってまったり響いて心地よいんだよナァ。
立派な巨大なテーブルにポツポツと座る羽佐間と森乃。 胸から上がやっと出てる状態なのが心もとない。 んが、聞いてみりゃコレが、正に羽佐間の嫌悪する『金目的のやり手弁護士』。 けどもさすがにココでは楓にキレたような事は出来ず、ややウンザリしたような顔でとりあえず我慢して聞いてる羽佐間。
ふたりが書かなければならないのは、おもちゃが不良品である事実は隠して、 あくまで依頼主であるおもちゃ会社には一切の責任がない、という起案。 正義感が強い羽佐間にはそれが納得いくわけもない。が、その事を訴えると、 ココの弁護のやり方を否定したいなら裁判官にでもなって人を裁く立場になったらどうかと余裕の笑顔で返され、 更には素行の悪い過去をもつフタリにはその道はないと、過去の経歴を引き合いにだされ蔑まれる二人。
  「同じ弁護士としてお二方のような人と肩を並べる方がずっと恥ずかしい」
遂に我慢できずに席を立つ羽佐間。。
  「研修所に途中で逃げたしたと報告しますよ」
  「。。研修所には、アホでしたと報告しといてください。。」

なんて捨て台詞吐いたものの、途中で切れようが、研修を放棄しようが、 この事務所のこのニヤニヤばかにした笑いを投げかける弁護士には痛くも痒くもないわけで。
損をするのは、羽佐間本人なわけで。いや、もうココは我慢の時だぞ羽佐間。。

勢い飛び出してしまったものの、川べりの手すりに腕を付いてションボリしちゃってる羽佐間。。 手すりに絡み付いてるような棒状の(笑)長い手足とポーズがマンガみたいでウワアいいなあ。。。いじけ表情もめちゃキュート。 もうね、キューンンです。。。さらに手すりに捕まったまましゃがみ込み、ブランブランと身体を揺らしてオサルさん、 いや、拗ねた子供みたいで、母性本能ウズ〜〜。お菓子をあげたくなる。頭撫でたくなる。。。
再び過去のケンカシーン勿体ぶって小出しに登場。うれしいけど一気に見せてくれよ。。
森乃姐さんに「アホ」と呼ばれて振り向いた情けない顔。。
  「スイマセン。。」
うーん、もうションボリ羽佐間可愛い。。さらに
  「大人気なくてすいません。。」
と、シューン。さっきの捨て台詞吐いた時の勢いはどこへやら。
  「おもちゃ会社Kはオモチャに添えた説明書の中で間違った使い方をすると危険です、ときちんと注意を促してるの。
  怪我をしたのはその注意を怠った間違った使い方をしてしまった子供側に問題があると言う事で争う姿勢らしいわ。
  そういう主張で起案を書いて提出するように言われたわ。。」
不貞腐れて唇尖らせて聞いてる羽佐間。。
  「森乃さんはそういう主張で書けるんですか?子供側に問題があるという主張でかけるんですか?」
  「。。。あたし弁護士以外の道が閉ざされているって言われたのはじめてよ、考えてみれば当然なのにね、
  素行不良の過去をもつ人間が裁判官や検察官には任官できるわけがない。。。」

取りかえす事のできない過去を持つ自分の現実に、言葉もなく、、しかし弁護士を最初から目指していた羽佐間より まだ決めかねていた森乃さんはショックだったろうな。道は一つしかないという現実。切ないなあ。 けど、、、スネたその表情がもうメチャクチャかわいくてさ。切なさより愛しさが胸の奥からウワーッとネ。。
  「きちんと提出すれば、成績表にはアホとは書かずに済ませてくれるそうよ」
大人な森乃さんにやさしく諭されて、でも唇これでもかって程アヒル状態な羽佐間、ああもう何てカワイイんだ。。シブシブしつつも何度か小さく頷き、
  「。。。。はい。。」
うわーもう素直にお返事しちゃうし。元気な時とのギャップが余計胸をキューとさせるッス〜〜。もう、きゅーきゅーですさ。
オダギリの拗ねた顔最高。
やっぱりオダギリってカワイイ女の子との2ショもいいけどさあ、こういう年上の姉さんに叱られたり オジサンの横で安心してチョコンといたり、そういうのが物凄く似合うんだよねえ。ってソレって何、やっぱり守ってあげたい系すか?
楓に「金めあての弁護士になりたいのかよ!」なんて理想に燃えてブチ切れていたのに、 自分がその「金めあて」弁護の起案を書かなくちゃならないとは。 でもそれが弁護士ってもんです。 辛いところだけどココは乗り越えなければですな。

◆群像
と、それぞれの試練を乗り越えるお話かと思いきや結局8人集まっちゃうんだなあ。
いつもの講義室で 、それぞれの研修の報告大会。
  「楓さん、どうでした?」
てさり気なくふつうに楓に話し掛ける田家さんにちょっぴり オ? と思ったり。 どうせ月9恋愛モードいれるなら、いっそ田家さんが楓にほのかな想いを、、なんて展開も面白そうじゃないすか?え?イラナイ? 対抗馬が羽佐間では歩が悪すぎ?
。。でも田家さんには田家さんのチャームポイントがあるのよ!て熱く語る事でもないか。。。
セクハラ先生のお酌に、やる気ない国選弁護士の使いッパシリ、書きたく無い起案書き。 そんな内容の研修の3組からしてみると、小さい事件とはいえ、実際に事件を任されたという楓&桐原には羨望そして興味津々。
『ビラ配りしていた青年が道路交通法違反で現行犯逮捕』と聞いた羽佐間、
  「なんすかソレ」
  「だから対した事ないって言ったろう」
この事件には全く興味が沸かない様子の桐原。が自分の事のように鼻息荒く興奮する羽佐間。
  「いやいや、何でその程度で逮捕されなきゃいけないんすか!?桐原さん、青年のねえ、経歴をね、
  そんな事で傷つけていいんですか、アナタ!!」
  「キミ、青年の知り合い〜〜?!」
お、久々に桐原羽佐間の掛け合い復活?!やっぱ好きだわこのコンビ。
過去の経歴に傷がある為に辛い事を言われたばかりだから羽佐間もムキになるんだろうな。
あーでもないこーでもないと、盛り上がる一同。
ひとり後ろを向いてゴソゴソと不審行動の桐原にマーク?!振り向いた桐原の口元にアンコ。。。?!!
。。。。。どうしたんだ?月9。何だか今日はノリがオカシイ。開き直ったか月9?!

  「不当逮捕でしょ!不当逮捕の上、不当に起訴されたんだから、断固無罪を主張すべきですよ!
  表現の自由に対する弾圧ですよ!   憲法違反で最高裁までテッテー的に戦え!!!桐原!!

って呼び捨てかよ!!て誰も突っ込んで無いけど興奮の余り呼び捨てしてるよ〜。
  「んな事したら俺の一生それだけで終るよ!」
  「男一生賭けて取り組みゃいいじゃないですか!」
  「じゃ、オマエが取り組め」
  「いや。。。
。。。急に勢い落ちてるし。。(笑)全く興奮すると勢いで何でも言うんだから。 ま、修習生の研修を男一生の仕事にしちゃうのもどうかと思うけど。大きいんだか小さいンだか。(笑)

いつものように、依頼人に過剰に思い入れしすぎて、この小さな事件にも実験提案したり、全霊全身をこめて取り組もうとする楓に
  「君はどういう弁護士になるの?必殺道路交通法違反弁護人にでもなるの?」
とバカにするようにつっかかる桐原。そこで楓が
  「私は弁護士じゃありません!」
なんてキレて、その楓の熱心さに心打たれる一同の、、きっとイイ場面でありましょう。んが。。
ゴメンナサイ。アタクシ、チョッピリ引いちゃいましたさ。どうなん。 逆なら分かるんだけどなあ。桐原が「研修ごときでそんな真剣になるな」とでも言った後に、 「弁護士のタマゴであることに誇りをもってこの小さい事件も真剣に取り組みたい」 、てキレるのなら共感できるけど。。。
楓がキレて周りが心を動かされる展開は結構だけど、何だろうなあ、ズレた感じが否めないわけです。 まあ、今迄も何度もこういう「ハイここ感動するトコ!」に対して私はイマイチ入り込めず、 多分、脚本家の方とその辺のツボが違うのだろうな、て事で軽やかにそこは流しつつ。
大事なのは、羽佐間がどうかって事でさ。(開き直り)

◆ビラ配りコント
まあ結局、いつものように8人一致団結。楓の為に大協力。
ビラ配りの役を桐原、他の皆は通行人役、青年の供述を羽佐間が読み上げそれに合わせて再現してみる事に。
  「じゃあみなさん、いいですか?いきますよ?」
。。そんなトボけた口調の羽佐間の合図とともに、皆さんもどうぞご一緒に(笑)

「私は銀行のある通りにて、銀行を背にした位置でぇ、ほぼ固定した状態でたちながら、手にしたビラを通行者が来るのを待った上で、 右から通行者が来た場合には右を見て、前を通ればそのまんま、後ろを通れば後ろを向き、時には接近するなどして渡すなどしながらも、 いらないと言う人にはムリに持っていけと言う事はなく、受け取る人がいた場合にはチョット歩調を緩めつつも イラナイ人にはビラに体が当たらないように体を左右に動かしながら前へ後ろへ時には横へ、歩調を早めたり緩めたり繰り返しつつも きびすを返して後ろを向きながら。。。」
  「。。。何言ってるかワカンナイよ!!!!」
  「読んでる俺もわかんないスよ」

いやもう最高。堤さんのステップ&後ろでどんどん調子に乗って踊るような動きのオダギリ。ワタクシが今見ているのは、ナニ? 月9?月9なの?もうね、大爆笑したっす。 もうこの二人、漫才ではなくコントいけます。また二人とも白シャツ&ネクタイ&黒スラックスで揃ってるもんだから、
「ふたりのコンビ名は?」そんなカンジ。
「旬で〜す!!」「勇平で〜〜〜す!」「どうもービギナーズで〜す。」
てなフタリを見てみたいまじで。ていうかこういうコントあったような?
  「体を左右に動かしながら前へ後ろへ時には横へ、てどーゆー動きだよ!(怒)」
と怒る桐原に、「こーゆう動きじゃない?」と次々と仮想ステージ@講義室で自己表現しまくる面々。
それぞれのキャラクタがばっちり出ている動きの数々にウケるうける。
片足ステップで「お願いしますッお願いシマスッッ」の田家さん、なにげにヒロミゴーだし。
で、それぞれの発表をみた後に羽佐間、
  「あっ!こうじゃないスか?!」
。。。まあなんて微妙なムーンウォーク。。。(笑)
普通に下がってるよ、フツウに!!
  「お前はマイケルジャクソンかっ!」
模範ツッコミグッジョブ桐原!ひっくり返った声でポイント追加。
  「そんな歩き方でビラ配るヤツいるか?!」
たしかにあんなヘボいムーンウォークで配っていたら邪魔過ぎ。それこそ道路交通法違反で逮捕だ。
ていうか、、ビラ受け取ろうと思っても下がっていくんじゃビラ貰えないんじゃ。。。
この羽佐間パフォーマンス、予告でのつま先立ち「フーーーッ!!」は無かったなあ。さすがにシツコイ?けどスッゴク見たかったヨ。 予告は絶対保存しておかねばだよね。是非ともDVD化の際にはNG集として羽佐間ダンスを希望。
こういうスラップスティック的なノリ、オダギリ合ってるねえ。つか本人もめちゃ好きそう。もっと見たいな、このノリ。

と、必死に再現するも、何故田家さんがビラを貰えなかったのか以外に何も得るモノはなく。。 ぐったり疲れている一同。一体どれだけの時間やってたんだか。 椅子から転げ落ちてる人いるし。。ダイジョウブですか?。。。(笑)
しかし桐原、いつも他のやつと俺は違う!!と本人は思っているようだけど、呼び捨てにはされるわ、 「桐原さんみたいな人がビラ配りしてると鬱陶しい」とまで言われるわ、相当ナメられている、、いや、親近感を増してくれてる、、模様。

。。で。意味がなかったわけね、この場面。。
ほんっと遊んでいるなあ、月9。いや、好き。大歓迎。恋愛より面白い。このノリでヨロシクお願いしたいなあ。


◆今週のサービスカット。
いやもう眼福。
ふと閃いて、もういてもたっても居られなかったのだろうけどさあ。
でもさ、夜に女の子の部屋にいきなり飛び込んで来て、しかもシャワー浴びた直後と思われる濡れた髪に上半身裸ッッてどうよ〜〜!??
。。。ありがとう。
嗚呼、同じ寮にいる喜び。つーかうらやましい。かーっ
「つまり視点を変えればいいんだ。俺は大野さんの逮捕が不当であると、、、、上がっていい?」
上がるんかい、その格好でっ。つーかうらやましい。カーッッ。
「俺は大野さんの逮捕が不当であるという思いがどーしても捨て切れなくて。。。云々」
いや。。もう興奮して語る羽佐間ですけども、テレビのコッチ側では、オダギリの腕とか肩とか逆三角形でスリムな背中とか ほっそい腰とか濡れてクリンクリンになった前髪とかそんな前髪がものすごい似合うなあ、つかカワイイなあ、すげイイじゃん、 とか、タオルがむしろ邪魔だなあ、取ってくれないかなあ、とか、既に大野さんがどうであれ、 関係ない状態というか頭に入ってこないですよ、興奮してるのはコッチですな、かあぁーッ。
けど一生懸命に熱弁を振るう羽佐間がこれまた可愛かったりするわけですよ。
しかし目の前ですてき男子にセミヌードでうろつかれては純朴な女子としては普通は言いますわな。
  「あのっ」
  「ナニ?」
  「できればっ、そのっ、タオルもとってくんないかなぁ〜〜

嘘です。セクハラオヤジ目線の某オダギリファンの心の声の私念雑念が混線。ゴメンナサイ。改めて。
  「できればっそのっ、服をっ!」
  「ああ、ゴメンゴメン」

でも服を着るより話をしたい、どっちもしなくちゃあ、の挙げ句、服に絡まるという24歳青年にあるまじき状態に。
『おようふくをちゃんとひとりできてみよう。』そんな教育番組チックなタイトルが頭に浮かぶ。ああもう落ち着け〜。 そして手伝う楓がうらやましいぞ〜!チクショウめ。かーっ。若いって素晴らしい!くぅぅ〜っ!。。。自分も落ち着いた方がイイネ。。
しかもタオルは中に入れたままで着るもんだから襟は伸び伸び。んでも体が細いからちょうどいいんじゃない?いや気になるけども。。。
あーあ、服着ちゃった。残念至極。と思いながらも、 ほんのりピンクな襟元鎖骨周辺などのセクシィポインツに目を奪われ、相変わらずドキドキウハウハして 未だ必死のハザマの訴えも半分しか耳に入らない始末にございます。
イカンイカン。。ちゃんと見ようよ、ミンナ!皆もそうだよね?!間違い無い!

◆んで今週の『恋愛モード』
  「他にも許可なく配ったチラシを証拠にできないかな?!」
と、固まる羽佐間の目線の先にキッチリ箱に並べた無料配布ティッシュ。
  「。。。。集めてるんだ」
  「や、俺のばあちゃんもそうだったのー。何でも集めてとっとくんだヨネ〜。ほら、あのデパートの包装紙とか、
  スーパーの袋とかさ、あと輪ゴムとかもホラ、手首に巻いたりしてんの」

しっかり手首にはめっぱなしの輪ゴムを慌ててコッソリ外す楓。可愛いネ。 おばあちゃんの思い出を語ってる時の羽佐間って嬉しそう。。それにしても、、、
  「でもこーゆーモノをちゃんと大切に仕舞っておけるのって、俺はスキだなー。なんかあ、いいよねv」
てそんなメチャクチャ無邪気な人懐っこい笑顔で言われたら、たまんないですよ。さらに。
  「俺はスッッキだなぁぁ〜〜!!あ、モノを大切にできるコって、人の気持ちとか、
  自分の気持ちとかも大切にできるんだろうなあ〜と思うし、、ウン、オッレはスキだなぁ〜〜〜!!!!

。。。力一杯スキスキいいすぎ。。。しかもキラキラした目で。
無意識なんだろうけど。うらやま(以下略)。。。そんだけ好き好き言われたらそりゃ、、
  「アタシも。。。好きですv」
て言っちゃうよなあ。。まあ、コチトラ言われなくても心の中でずぅっと叫んでいるけどサッ!へへん。(えばる事か)
  「。。。エッ」
固まる羽佐間。。ジッとラブーな眼差しで見つめられて密かにうろたえてるけども。
アンタが撒きまくったタネですわよ。
目はまんまる、パクパクする唇、フッなんて初々しいんだ。なんてかわいいんだあーーーー。くぅ。
ハッと我にかえって誤魔化す楓。
  「アッ!こういうのっ!集めているコって、私も好きです!!なんか、いいですよねっ。
  スッッキだなあ〜〜こういうコッ!」
  「いや自分の事じゃ。。」
  「アタシの事か、はははははは。。」
笑って誤魔化してこの場は終りかと思ったら
  「な、なんだビックリしたぁ。いやぁー、俺の事好きだって言ってるのかと思った」
ヘッ?と再び固まる楓。素直っていうか天然っていうか鈍感っていうか。つかまだ続くのかよー。ウヒー。
  「一瞬どーしよーかと思ったもん。いや、ホラ、俺たち、まだ勉強中の身じゃん。
  その、スキだとか言われても答えようがないもんネ」
  「私も、スキだとか言われても答えられません。今はまだ、司法修習生ですからっ」
かーーーーーーーーーーーっっっもったいねっ!!なんだよお前等!(笑)若いって罪だね!て若さの問題じゃないけどさっ。 くすぐったい程の初々しさですたい。5話にして実のところは相思相愛かよっ!「こういう人」じゃなくて「こういうコ」て段階でもう告ってるようなもんじゃんっ。 ああくすぐったい。ああ勿体無い。ああ初々しい。ああうらやま(エンドレス)
バスタオルを首でぐるぐるにねじって照れかくし?ったくもうさ、今回はしつこいけど言わせてもらうですよ、
なんてかわいいんだ、羽佐間旬〜!!

そんな少女マンガのような青い空気が流れる所に外から大声で呼ぶ田家さんの声。 でもドアから出るのがいかにも風呂上がりの男って、純な田家さんには刺激が。。 ふ、服着てて良かったかも。。。

いやしかし、パーマヘアのオダギリがこんなに似合うとは。 ヘアバンドアップも遊び毛がクリクリして可愛いけど、前髪たらすと途端に幼いというか、可愛らしくなるのな〜〜。 ほんと色んな髪型が楽しめる羽佐間。オイシイなあ。

◆それは夢見る月9なので! 
という事で、街で配られるチラシというチラシを集める8人。
羽佐間、スーツもオシャレだが、ウェストきゅっと絞った形のコートもめちゃくちゃカッコイイな〜〜。 元ヤンなのに〜、あか抜けすぎ。もしやヤンキーて欧米人の意味の方かしら。ピーコも絶賛ヨネ。。とか思っていたけどさ、 ビギナー公式の横メグさんのインタビューで確信。
そうか。月9だから。リアリティより、見た目の綺麗ファッションも見どころの一つである、と。
ならもうこの際、素直に羽佐間ファッションを楽しむのが吉。
あのスーツもこのジャケットもかっこいい。部屋着のニットもいい。欲しいなーと思いつつ けどそれってオダギリが着てるからキマるのであるかもしれない事を忘れちゃいかんです。。 どんな衣装も着こなすオダギリマジックには注意だ。。。。

皆の助けを得て机一杯ダンボール一杯のチラシを提出する楓。
おかげでとりあえずこの逮捕の一件は取り下げされた模様。めでたしめでたし。

◆アホの名の元に成長していけ羽佐間。
いやそれよりも実際大変だったろうと思うのは羽佐間森乃ペアだよ。 このフタリの件が一番、辛そうに思えたもん。 しかも誰にも相談せず、自分の中で気持ちに決着をつけなくちゃいけないんだもの。
ふたりとも、『おもちゃ会社Kの不利益には一切触れる事なく、怪我をしたのはこども側に責任がある』 という、大手弁護士事務所の先生の期待通りの起案を提出。
が、良く見ると。。。羽佐間の起案レポートには、ペンで×にギリギリと引っ掻いた痕が。。。
。。意と反する起案を書かねばならなくて、下唇噛みしめて何度もレポート丸めて放り投げたりしてる姿が目に浮かぶよ。 自分の中の正義で納得できなくても、あくまで依頼主を弁護するのが仕事をうけた弁護士の絶対の義務だろうし。 そういう理想とは違う現実を早くも経験する事になったワケで。 辛かったろうけど誰よりも今後の意思が固まる一件ではあったろうなあ。
一応やることはやったしね。
でも最後にはやっぱり元ヤンチャした二人としては、一口くらいは噛み付いておかないとデスな。
  「弁護士になったら、先生のような戦略はとりません。俺は別のやり方で戦いますから。」
  「あたしもそうします。法律も人生も答えは一つではないですから。でもいつか、先生と肩を並べる日が来た時、
  同じ弁護士として恥ずかしく無い弁護士になりますので、御心配なくv」

ニヤニヤいつも笑って見下していた先生の嘲笑の表情が一瞬消えて、少しは気が晴れたかな。
最後に今度こそ、胸をはって捨てセリフ。
  「あ、報告書には、やっぱりアホでした、と書いておいてください」
自分の信じるものを守っていける弁護士になれる日まで頑張れよー羽佐間。


  て事で、8人の研修は終ったみたいだけど、結局別々のエピソードは割と軽く流された感じ。 勿論主役の楓メインになるのは仕方ないとはいえ、やっぱり群像劇って難しいんだね。。 8人の個性的なキャラは楽しくてノリもいいし毎回楽しみにみれるけど、どうもメインの楓のエピが苦手。 今回もまあなんとか大野の罪をナシには出来たけども、それだけでイイのかなーてね。 会社は元にはもどらないし、不当逮捕とは言っても、桐原が最初に言っていたように、 基本的にはやっちゃいけない事ではあったんだし。 例えば大野が最後に「こんな小さい自分の為に力を尽くしてくれたのを見て自分も新たな所で頑張れる勇気がでました」とかネ、 そういう言葉がちょいとでもあると良かったなあ、と。
嫌な感じはしないんだけど、「なーんかひっかかるのよねえ@森乃。」
なんでもかんでも、純粋な楓のペースで皆まるめこまれちゃうカンジがどうにも。。 せっかくタイプのまるっと違う桐原とのペアだったのになあ。
まさか研修後に8人で一緒に法律事務所を設けるわけでもないだろうし。 青い理想で弁護士を目指しても途中で現実を突き付けられて壁にぶちあたりつつ、それを乗り越えていくエピソードが見たいな。 今回の羽佐間達のお話の方がグッときたのは、単にオダギリファンだからではないと、、思うッス。多分。きっと。
。。とはいえ、重すぎると月曜日からドンヨリしちゃうし、、難しいとは思うけども。
最後のオチとか毎回爽やかだし、好きなんだけど。

とかチョットだけ愚痴っちゃってるけど好きだからこそ。。と思いたい。
毎週素直に楽しみですもん。羽佐間はどんどん愛しくなっていくしネ。

ところで、チラシを配っていただけで、逮捕されたという青年@大野さん。て、ハテ、どこかで観た事が。。。
と思ってチェックしたら先日主婦Zの件でえん罪くらった男役でした。虎牙光輝サン。。
このドラマ、犯人や依頼人の役を数人でローテ?ってそれじゃ正に法律バラエティの再現フィルムだってばさ。
それから大野を逮捕する警察官に富永さん@クウガのスーツアクターも発見。ちょっと嬉しいス
来週は室井滋さん登場。そしてプリン。。。。またお腹すくじゃんっ。。

                                        (2003/11/3放送)

                                       





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