■第7話 『アホヤンズ危機一髪?前編。』■ |
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ビギナーも折り返し地点もすぎ、いいかげん何かしら大きな盛りあがりがほしい今日この頃。 。。。。と思っていたものの、ちょっぴり胸が痛い盛り上がりな第7話。 レポもただただ長いのです。 ◆推定無罪の男 羽佐間旬。 今日も放課後は机をならべてアホヤンズ集会。すっかり机を並べるのも手際よくなってますな。 『仕事をクビになってお金に困り空き巣に入ろうとした所を捕まった男の量刑は?』 とりあえず羽佐間は 「無罪です。」 「またかよ。お前無罪好きだなー。」 が、答えは初犯で懲役8ヶ月執行猶予2年。 「え?無罪じゃないの?」 「こういう事やると必ずいるんだよな、無罪ムザイ、て言い張るやつ。」 「推定無罪が原則でしょ?!」 「現実は一旦起訴されたら有罪率99%なんだぞ」 「羽佐間くんはやさしぃ〜から。」 と鈴希。 「優しきゃ無罪にしていいんですかぁ?!」 と素頓狂な声だす桐原。。。まあ確かに。弁護士を目指しているからどうしても被告人に肩入れしてしまうという羽佐間と、冷静な桐原。 まあこういう気楽な遊びディスカッションの場ではその考えの違いも、ボケツッコミ込みで楽しいんだけどネ。。 それにしてもどんな事件でもとりあえず無罪と言う羽佐間、弁護士になったら 『あれが推定無罪の羽佐間弁護士よ』とか言われるのかしらん。 法律バラエティにも『推定無罪弁護士』の肩書で出たりしてね。。 いや、『推定無罪イケメン弁護士』?。。サムィ。。 中心で問題を出している鈴希、腕組んで座ってる姿が妙に堂に入ってて教官みたいです(笑)。 裁判官を目指す人弁護士を目指す人、年代の違い、そんなものも関係なく、 ココでは同じ法律家を目指す者同士”仲良く”楽しめたはずなんだけども。 こんな論議も、本気でやってるつもりでもまだまだ『討』論にはなってなかったのかも。。 ◆なれ合い空気に喝はいりまーす。 楓と森乃と差し入れの牛丼と共に入って来た野佐木教官がアホヤンズに出した特別課題。 楓が次回の刑裁修習で担当する事になる係事中の事件を8人で協議し、”1つにまとめ”起案を提出しろという。 アホヤンズだけでなく、他の研修生グループにも出しているというけど、もしかして田中くんグループかな? だといいなあ、気が付けば最近すっかり見て無い。あのいかにも優等生なグループVSアホヤンズの対比がもっと見たかったからなあ。。 「君たちより優しい(課題)」。。って、アホヤンズ以外にとっては優しい課題という事でしょうか。 「君たちが優秀だから」と聞いて「えっv」と喜び、「それイヤミだよ。。。」と聞いて「へっ?!」と顔しかめる羽佐間、 素直っていうか、バカ正直っていうか単純ていうか、そこが魅力なんだけどさ。で、クルクル変わる表情がカワイィ。 この野佐木教官の『特別扱い』は何か企みがあっての事だろうねえ。。先週の鈴希への忠告と関係ありそうな。 そしてまんまと術中にはまるアホヤンズなのだね。。 ◆アホヤンズ崩壊しまーす。 『20年以上連れ添った妻B子に殺して下さいと言われロープで殺害した男Bの量刑は?』 この再現映像が、もう音楽と役者の演技の上手さで見ているコッチにも明らかにお涙頂戴、男Aに思い入れしそうな出来なんだなー。 読み上げる資料を聞き乍らそれぞれメモしたりして中々修習生ぽいけど、羽佐間だけ、 案の定、腕を組んで眉間に皺よせ、ああもうすっかり感情どっぷり入ってます。当然、彼の口からでる言葉は 「無罪です」 「出たよどこが無罪なんだよ」 狼がでたよー狼がでたよー!と言い続けていると本当に狼が出た時に信じて貰えなかったお話がございますが、 無罪だよー無罪だよーと言い続ける羽佐間くん、余り言い過ぎると枕詞程度の扱いにとられても仕方ないっすよ。 けど、まあ、いつでも本気で『無罪!!』ととりあえず思っているのが天然ていうか、そういう男なんでしょうけど。 まあとりあえず無罪と口からでたものの(それは無理だろう)、 自殺幇助もしくは同意殺人まで譲って主張する羽佐間に対して、殺人罪とバッサリ恩情ナッシングの桐原。 「死にたい死にたいって言う人を手助けしたんですよ」 「死にたい死にたいなんて俺だって口にするよ」 「桐原さん、死にたいんスか?」 「死にたいと呟けば今まさに自殺しようとしてると断定するか?単なるそういう口癖の人だったらどーする。」 。。とまあこの辺まではいつもの羽佐間と桐原のノリだったんだけどな。このノリが好きだったんだけどなあー。。。 余りに男Aに肩入れするハザマに呆れ始める桐原。黒板に事実関係を整理して書き出して皆が考えている時も、ひとり参加しない。 やけに全員が男に同情的なのが気に入らないのか、 「頑張ってやってきて最後に殺しちゃーね。。」 と冷たく言い放つ。それを思いっきり睨んでる羽佐間。じわじわきてます。じわじわと。 余りに不真面目にまともに論議に参加しようとしない態度の桐原に、何時の間にか一同vs桐原な空気に。。。 男に同情的な推測に冷酷にいや冷静に反論する桐原。が、確かにどれも的を得てるというか、、正論ではあるんだなあ。。。 正直わたしは桐原の意見に結構同意。 ただその余りにも投げやりな態度と大袈裟過ぎる程冷たい言い回しが何故そこまで。 と言う程極端で、見ている方にも反桐原感情を抱くようにミスリード、いや煽っているようなのが気になる。 おそらく後半への伏線なのかもしれないけど、極端すぎると身構えてしまうっていうか、ブッチャケ引くんだなー。 桐原に対してではなく、そういう展開に。。。うーん。 バッサバッサと感情論を切り捨てる桐原を、何も言わずに睨み続ける羽佐間。 空気もすっかりトゲトゲしくなって場が議論から口げんかっぽくなると、楓が場を取りなし、仕切り直しさせてるんだな。 今回程楓の発言にホッとする事てなかったわー(喜んでいいのか) 遺体に新聞を掛けてあった点でも、あくまで男に同情は一切せず 「発見されたくないからだろう」 と言い放つ桐原に、沈黙の羽佐間がやっと口を開く。 「違いますよ」 「遺体を隠しておきたいという心理からだよ」 「違います。新聞紙ってあったかいんですよ。知らないんですか?」 あーーーーっ。知ってる。悲しい事にすっごく知ってる。徹夜するときにコートの下に入れたり地面に引いておくと全然違うんだよね。 女性は腰を冷やしちゃ駄目だから、徹夜の時は新聞紙は必須だよ。。。。(ちょっと遠い目) 。。っていうか、カーテンの代わりに新聞紙。。。。田家さん。。(涙) 「新聞は読むもんだろう!」 と桐原。そうさー。そしていつもなら、この調子のツッコミ桐原と熱血ボケの羽佐間のコンビや会話の流れを楽しむ所なのに。。。 今回はこんなツッコミもしらけるだけ。何だか寂しいス。。 男A同情論が展開されるなか、呆れた桐原 「男Aの事、いい風にいい風に解釈してない?」 「あなたは悪い風に悪い風に希釈してるわ。」 と森乃。。どっちもどっちだよなあ、と思いつつ、冷静に両者の意見を楽しもうと思っていた1視聴者ではございましたが、段々論点、 いや批判の鉾先が桐原の元エリートであるという立場バッシングに移っていく流れ。。。こりゃどうなんだよ。。 事件でなく、論じる本人の性格批判に至ってますけど。 「桐原さんは公園に寝泊まりした事ありますか。」 「あるわけないでしょ、この人が」 。。そーゆー言い方しなくても。。まあナイだろうけど。ていうか。。。公園に寝泊まりした人の方が少ないと思う。。。 ツユダクを知ってるかどうか、とは違うんじゃあ?? 一般市民はみんな公園に寝泊まりした事があるとでもいうのかい。 有る人。手をあげて!!ハーイ。。。。。。すいません。一度あります。。。 「あるわけないだろ。公園は寝泊まりする所じゃアリマセン。」 「じゃ男Aの気持ちはわかんないんじゃないですか」 「お前はわかるのか」 「。。。桐原さんよりは。」 って羽佐間。寝泊まりした事あるのかどうなのかい。その辺り摺り替えられてるような。 「ぼくもわかります!!」 ああ!!田家さんなら分かるだろうねっ。田家さんは色んな経験していそうだもの。。(涙) 「。。桐原さんよりは。」 あー一言余計だー。。。。何だか皆、元官僚エリートを逆差別してないかい。エリートにはわからないのよ。そう言われてどうしろと。 そういう問題じゃないだろうに。。。 そんな事言われてもソレに大しては一切反論したりしないで黙ってる桐原にどうしても思い入れしてしまうのは すっかり制作者サイドの思うつぼなんでしょうか。。。羽佐間の熱さは大好きだけど、今回の展開は見てて辛いなあ。 「桐原さんはこの事件の事どう思ってるんですか。学歴が無くて職も無くて金が無くて泊まるところも無くて、 もうどうしょうもなく追い詰められていた男Aの事、どう思います?」 と問いつめる羽佐間。 「どーしようもないヤツとでも思ってるんじゃないの?」 と森乃も吐き捨てるように言っちゃうしー。 「思ってるよ。」 きっぱり言い放った桐原に驚き呆れる森乃。尚も反論しようとする羽佐間。が、桐原は 「追い詰められる前に幾らでも手はあった筈だろう。役所の福祉課に助けを求めたり交番に駆け込んだっていい。 救急車を呼ぶ事だって出来た筈だ。俺には理解できない。理解しょうとも思わない。 余りに無知で短絡的な犯行である事は否めない。どうしょうもないやつが起こした、どうしようもない事件だと思ってるよ」 。。。。いやホント、、大きな声でいえないけど、ごもっともです。(大きいって。。) 言い方はキツイけど、正論だよねぇ。 周りの「かわいそう」一辺倒の論議に桐原の性格的に極端に冷たく言い放って仕舞うんだろうと思うよ。 むしろ、こういう意見はアホヤンズには必要なのかもしれない。。言い返せないのか、呆れているのか、何も言えない一同。 。。でもさ、そういう色んな生きる可能性があったのにそれをしなかった無知さを怒るのは、 同情するのと同じくらい、その夫婦を哀れんでいるとも思えるんだけどもなあ。。。 冷めていく牛丼。アホヤンズに入るヒビ。 ![]() ◆青い羽佐間に喝ッ 寮の部屋で例の夫婦の不幸な過去や慎ましい生活に思いを寄せて、やり切れなくなる羽佐間。 ここまで毎回感情移入していて実際の仕事したら神経すり減りそうだよねえ。 ところで借金の保証人になるって事はイコール不幸の保証をもらうようなものだよね。。恐ろしい事です。。 ていうか。以下萌。↓ もう。なんすか、そのボディラインばっちりのナイス至福、、いや私服、普段着は。 もう今さらですけど、元ヤンのヤンは何のヤン〜〜?みたいな。いやカワイイなあ、このセーター。 ポケットのがま口ポシェットすげカワイイ。これ、セット?どこかのTV雑誌で羽佐間ファッション特集してほしいもんです。 腕が長くて腰は細いけどヒップはちょっと主張してたりなんかして、なんつーセクシーボディでございましょう。 今回の赤紫なターバンもすげ似合うですよ。んで立ち姿最高なわけです。腰をクッと前にだした立ちポーズとか、めちゃ好きです。 たまりません。。。。 と、今回は余りにローテンションな展開なもので、ちょっと箸休めに萌えさせて頂いたわけだけど本題にいかねばね。 ムシャクシャしたハザマが向かったのは食堂。そこに楓の姿を見つけ、らしからぬお誘い。 「ねえ、飲みにいこうか。たまには門限破ってさー、飲みにいこうよ。」 「終電がなくなります」 「じゃあ朝迄一緒にいようよ」 わー。いいなー。朝迄一緒に。つか電車に乗らないとのみ屋がないのかな、寮のある場所。 「何いってるんですか。。」 いつもらしくないノリに戸惑う楓。う〜〜ん。戸惑ってみたい。。。。 細い身体を折り曲げダルそーに椅子にすわりつつ 「なんかさー。毎日あーでもないこーでもないって皆で話してさあ、帰って来たら徹夜で起案書いてさぁ、 何か疲れない??」 机に肘付いてめずらしく投げやり〜〜になってる羽佐間。そんな弱い姿もイイっす。 なんせオダギリは母性本能くすぐるのは得意でございますからな。 **ただ今くすぐられ中**。ぶんむくれた顔がブサカワイイです。。 「桐原さんに、あんな事言われたからですか?羽佐間さんらしくないですよ、そんな風に投げやりになるなんて。。。」 ズバリ本心見抜かれ(。。。いや実に分かりやすいけどね)ちょっと動揺して目が泳ぐ羽佐間。 「や、別に投げやりになんてなってないよ。ちょっとガッカリしたんだよ。桐原さんてずっと強い立場にいた人じゃん。 元官僚で、エリートでお役人の中でもずっと上の方にいる人でさ、ココにこなきゃ俺なんかとは出会う事もなかった。 あの日さあ、牛丼一緒に食った日、ココじゃ学歴とか経歴とか歳とか関係なく分かりあえるんじゃないかな、って。 けど、やっぱりそう簡単なもんじゃなかったね。桐原さんのような人から見ると、 今回の事件は無知で短絡的な犯行だったって片付けられちゃうんだね。 毎日話しててさぁ、分かり合ったような気になってたけど。。オレもキミも。」 グダグダ愚痴った挙げ句に、、まてまて。オレもキミも。。。桐原の話じゃなかったんか。 まさかの誘い受けか羽佐間くん。 「人ってさ、そう簡単に分かりあえるわけないんだよね。。。」 いつもの楓なら”そんな事ないですよ”とか”元気出してください”とか”そうですよね!”とか励ましてくれそうなもんだけど、 俯き何も言ってくれない楓に、ちょいと場がもたなくなったのか、山積みの牛丼に目をやり、話をそらす羽佐間。 「。。。牛丼、誰も食わなかったんだ。。えっ、どーすんの?コレ。。。」 エッッ。コレ、空き箱だとばかり。。。。ていうか、8個。キミも食わなかったわけだよね?!ハザマくん。 黙って俯いていた楓、突然顔を上げ何を言うかと思ったらば 「食います。」 「。。。。えっ?」 「食いますよ、わたしが。」 いつもと違う楓にポカンとする羽佐間、、、と私。くいます、、、くいます。。 くいます?! 今回一番ツボに来た。いいじゃん?楓。オトコラシイ!!(誉) 「わたしは、桐原さんがあんな事言ったからって、ガッカリなんてしません。 桐原さんだって、明日になれば考えが変わって男Aを無罪っていうかもしれません!」 といつになく強気な楓に羽佐間おずおずと、 「や、それはないと思うけど。。。。」 両手そろえて膝の間においてチョコンと椅子に座ってる姿。。。 いやんカワイイ。もはや楓のが大きく見えます。 「そんな事わかんないじゃないですか!!!」 怒鳴って立ち上がる楓。楓がキレター!!男前。それを上目使いで見上げてる羽佐間。。いやんカワイイ。。 「わかんないから、話をするんでしょう?!人と人が、そんなに簡単に分かり合えないからって、 分かり合おうとする事から逃げちゃいけないと思います!!」 良く言った!感動した!(古) いつもと体勢逆転。怒られちゃってる羽佐間のシュンとちいさく丸まった背中いやんカワイイ。。 先の議論の時も、感情的になる一同の中で実は冷静だった楓。何時の間にか逞しくなって。。。 今回の事件は3人の裁判官が納得がいくまで話しあい、量刑を決めるらしい。自分達もこういう事件こそ、徹底的に議論すべきだ。 と、前向きな楓の姿に、弱音を吐いてヤケになってしまった自分を省みて苦虫噛み潰したような表情の羽佐間、 反ギレ状態でモリモリ牛丼を食い始める楓をチラと見て自分も牛丼食いに参戦。クヨクヨした気持ちを断ち切るように。 楓と目があって、ちょっと照れくさそうな表情が、すっごくイイね。もう一瞬だけど、すっげくイイ。 成長した楓と羽佐間ならバランスいいかも。。 でもさー。皆牛丼食わないばかりか、置きっぱなしだったわけ??そりゃないよー。 牛丼一杯大事に出来ない人達に最後の晩さんが牛丼だった事を同情する資格無し!! 「牛丼が可哀想です!」「残された牛丼の気持ちも考えるべきです!」「その牛丼を作った人の気持ちは?」 「殺されて食べられる事で浮かばれる牛さんの気持ちこそを。。。!」以下略。 ◆朝迄討論うらやま。 つーかまた羽佐間のお部屋だよ。この二人、いつもどちらかの部屋に入り浸ってござらんか? 男女一緒の寮ってその辺どうなの。ア、アリなの。大丈夫なの。アリならうらやましい限り。。。。 って修習生に羽佐間みたいなラブリーな青年がいればの話だけど。その前に司法試験なんて無理って話だけど。 狭い部屋の中を腕組んで歩き乍ら考えている羽佐間。立ってくれるとスタイル堪能できるので、大変有り難い限り。。ウットリ。 が。そこに多分一緒に飲もうと思ったんでしょーなー、多分コンビニで買ってきたであろうビールを手にした鈴希が。。 ノックしようとしたら部屋の中から二人の声。。カッッカワイソウなんですけど。。。こりゃ入れないよ。。 結局ひとりで寒そうな食堂にポツンと座っている鈴希に同情しまくり。せつなすぎ。 いつも先手先手で落ち込む人に手を差し伸べたり慰めていた羽佐間も今回ばかりは身体は一つしかないので。 ふと頭を過る、先日野佐木に言われた言葉。失恋がきっかけでコノヤロミテロヨ、と強くなれる事もあるんだけども。 個人的には鈴希とハザマの検察官&弁護士カップルも面白いなあと思っていたのでちょいとガックリですわ。 もちっと両者と羽佐間の関係を見ていたかったけど、、、もう羽佐間&楓でファイナルアンサーなのかしらん。 そんな二人はひっそり失恋した(?)鈴希の事もしらず、 「終電気にしないでいいしねv」だとか「朝まで一緒にいられるしv」とか 本人意識してかしないでか、何気にほんのりカップルな会話を展開。 羽佐間もすっかり楓ペースにはまっちゃってるし。でもまんざらでも無い顔。。。 でもでも今回の楓は好きだなー。要するにわたしは強気な女の子が好きなのかも。(つかオダギリに似合うのか。。。) 強いようで案外脆い羽佐間をフォローしてくれる女の子、いいかもしんない。 でも恋愛シーンは程々にね(ミミタコ)。このくらいで丁度イイ(ていうか許容限界) ◆体験してみよう。 後で誰に買った新聞じゃないの、とか偽善だといわれようが、体験しないよりしたほうが一歩前に出ると思うさ。 プライドの高い桐原が公園でダンボールと新聞紙で寝るなんて。しかも一晩まるっと寝ていたらしい。 風邪引くよ。。と、そっとさらに東スポをかけてあげたい。。。 雨に濡れた公園。若者に笑われつつ「寒いよっ。。」と独りツッコミしながら、新聞にくるまって、一晩何を考えてたんだろうなあ。。 ◆仕切り直。。ってないよー(哀) 朝迄論議し直してみたり、公園で寝てみたり。それぞれ意見は違っても事件に取り組む姿はどちらも真剣だよね。 けど、やっぱり前日と何も変わって無い両者の意見。情状酌量もなく頑に殺人罪を主張する桐原。 同意殺人か、殺人罪か、の決をとって黒板に書き出してみると。。 同意殺人>>羽佐間、楓、崎田、黒沢、田家。 殺人罪>>桐原、松永。 。。。。。森乃さーん。。。。。??森乃さんがいないんですけどー。。。。 で、先日よりもきっぱりと弁護士を目指す人vs検察官を目指す人の対立のような図式に。(田家さんは別として。。。) これって野佐木教官の思うツボでしょうか? 目指す立場からくる意見の相違はあって当然かと思うけど今回はそれを”1つの”起案にしなければならないところがね。ソコが狙い? せっかくのいつもの崎田さんのかわいい”尻に敷かれてる私生活話”も、大好きなのに和める雰囲気じゃないのが哀しいよぅ。 ◆きっかけは、、アンパン。 最後の晩さんは牛丼弁当ではなく、殺してくれと懇願された後に買った一個のアンパンだった事に気付き、 男Aの気持ちを推察できるんじゃないかと楓。でも結局その推測でまたひともめに。。 けど、『社会の責任』論に至ってはキリがないかと、羽佐間。。。 二人が苦しい生活をしていたのに誰も声をかけない、手を差し伸べようとしない事を社会の責任だというけれども。。。。うーん。 その前に桐原が言うように、自分から助けを求めたのだろうかと、引っ掛かっちゃうんだなぁ。 それどころか、そんな社会を作った官僚も悪いと元官僚の桐原バッシングが始まっちゃったし。 こういう展開はどうなん。立場は上も下もなく皆違うのに意見が違う人の経歴を口をそろえて批判するのは 論議の方向が違うんじゃございませんのこと。 色んな人がいて色んな意見があって分かりあえないから法律や裁判があるわけで。 そんなイライラする個人攻撃展開に今回はもうタスケテー、楓ちゃーん。ですよ。 「元官僚とか、そういう肩書きは捨てませんか?」 いや本当今回の楓は頼もしいです。 ![]() すっかりアンパン一個が最後の食事であった事が、 まるで一杯のかけそばに同情しちゃうようなお涙チョウダイ空気になってしまってるですよ。。 結局どんなに議論しても、男Aの気持ちがどうだったか一辺倒で、逆に殺されたB子は本当に「殺してほしい」と思っていたのかどうか、 その辺り、男Aばかりにどっちかっていうと想像力働かせすぎのような気がしちゃうのが気になるんだよなぁ。。 「そういう人の心の痛みにも思いを寄せる事が私達の仕事には必要じゃないんですか?」 と言う楓に 「私達ってそっちは弁護士希望でしょ。アタシは違うのから。」 ”みんな”のククリに突っかかる鈴希、さらには崎田さんと口の聞き方で言い合いになり、険悪に。。。。(泣) まあ確かにちょっと鈴希の言い方って極端すぎるけど。。。って極端ばかりだなあ。。。ソコが結局ひっかかるんだよ。うーんうーん。 立場の違い。年齢の違い。経歴の違い。もうそういう所に揉め出したら、起案以前の問題っす。 1から出直しだよ〜〜。正直今のアホヤンズには仕事なんかお願いしたくなーい。ソンナカンジ。。。 「やむにやまれない状況だったら人を殺してもいいのか?アタシは検察官を目指してるの。 検察官は、唯一殺された人間の代弁者だから。いつまでもこんな話してるんだったら、帰るよ。 もういいよ、私は皆とは違うんだから。」 そういえば、裁判ドラマとか見るといつも弁護士よりだったりして検察官をやり込める場面でアッパレ、なんて思う事もあるけども、 『殺された人間の代弁者』て言葉にドキっとしたですよ。。 ついにブチキレ帰ろうとする鈴希。桐原もカバンを取り出し黙々と道具を鞄につめこむ。 「じゃあもう解散する?」 って、感情的に投げやりになり過ぎるなー。8人だよ。8人もいて。。。むしろ8人もいるから?(汗) 「それじゃあ意味ないじゃないですか!桐原さんが納得いくまで話し合いましょうよ」 と止めに入る羽佐間。。けど、桐原を納得させればいいのだろうか。。。 桐原が1人で意思を曲げない事がよろしくないように思える展開。それってどうなん。 「喧嘩になるだけだよ」 と諦める黒沢には 「そんな事ないですよ!」 「後は若い人だけで」 とすっかり年代ギャップで意気消沈やる気なくした崎田さん(田家さんはどっちだ?)に 「そーゆーこと言わないで下さいよ!お互いもっと分かりあえる迄。。」 とクルクルあっちこっち向きながら必死に訴える羽佐間。 昨日楓に言われて、きっと朝迄考えて、今日はきっと分かりあえると思ったのだろうけど、溝はより深くなってしまったようです。 「分かりあえるわけないだろ。皆育って来た環境も見てきたものも違う。所詮分かりあえるワケがない。 俺は男Aが最後にアンパンを買った事に気付いても、B子に食べさせてあげたなんて思わない。 アンパンは、男Aが自分で買って食べたんだ。1人で全部。」 より一層冷酷に言い放つ桐原に、一言 「最低」 と吐き捨てるように呟く森乃。。けど、そういう可能性だってあるはずだと思うけどな。。 「最低なのは男Aだろ」 尚も譲らない桐原に、泣きそうな顔の楓、 「どうしてそういう風に思うんですか。。」 羽佐間は桐原を睨んで 「強いからだよ。桐原さんは強い人間なんですよ。そんな強い人間に、 地べた這って生きてる人間の気持ちを分かってもらいたかった。」 強い人間だと決めつけるのはどうかなぁ。。。自分の事まで分かったような言い方が、ついに桐原をキレさせ、羽佐間もキレ。 「お前だってどこまで男Aをわかってるんだ。 分かってるつもりで人を裁こうとする、お前の方が間違ってるよ!(怒)」 「分かろうとしないで人を裁くのが正しいって言うんですか!!(怒)」 「もういーかげんにして!!(怒)」 羽佐間と桐原の考え方の違いが露呈し真っ向からぶつかり合い、今週一番の盛り上がりと緊迫した場面に息を飲んで見守っていたその時!! 最大の効果をもって水をさすバリボ延長告知テロップ〜〜〜〜!!!! ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあああああああああああああ。 ばかもーん。なんだよ。もう番組終るんだよ!!今出すな。今。 一番見どころに出すな。わざとかーーーーーーっっ!? 思わず読んじゃったじゃないか。 人は文字を読むんだ。よんでしまうんだーーーーーーっ。 そうですか15分延長ですかそうですか。。。。。すっかりシラけてしまった。 さておき。 今アホヤンズに必要なのは、討論よりカルシウムだよ。キレすぎ。私にもか。 ココはひとまず楓が結論を先送りにすることで取り合えずおさまったけど。。。こんな終わり方、ちょっと辛い。 最後1人で机をかたして、振り返って講議室を見渡す楓の姿が、第1話の時とオーバーラップして、余計寂しいッスよ。。 討論する場面は好きだけど、何だか妙に胃がキリキリして辛いです。羽佐間は好きなのに、桐原も皆好きなのに、 討論の場面は毎回楽しみにしてるのに、どうも辛いのは何でだろうと思ったけど、それってやっぱり討論の内容がどうも作為的というか、 あまりにステレオタイプすぎるのが辛いのかも。 勿論ドラマだからね。大袈裟にして盛り上げるのは結構。 だけどねー。 予告で独りションボリする羽佐間みた時に、もしかして完璧に桐原に論破されたのかなあーと思ったんだけども。 そこで落ち込むけど色々調べて勉強して考えて、自分の意見を理路整然と桐原が納得するような論議をかますところが見たかったんだけどな。 感情論でなく。 桐原も他人の意見をきちんと論破するでなく、皆が皆、自分の意見を押し通すだけ。。。 まあそれだからビギナーなんだろうし、今後の成長をみせるためだろうとは思いつつも、なーんか「うーん。。。。」と 始終眉間に皺よせてしまった今回でございます。 せっかくまるっと1時間、ほぼ同じ場所の討論だけの月9なんて、すっげえ冒険してるんだもん、もっと討論に深みを与えてほしいな。 。。だって前半と後半、わざわざ分けてるのに、どっちも同じ事を繰り返してるだけにしか見えないんだもん。勿体無い。 脚本を憎んで役を憎まず。アホヤンズ、好きなんだよ。。。。 とかちょっと不満タラタラしてますけども、来週どうぞこんな浅知恵しかないファンを 「うへえ。こりゃヤラレタわい。まったくもうやってくれるなあ、アホヤンズ。ていうかやるじゃん月9。」 そう言わせてくれる展開を期待してますとも。是非。お願いシマスッッ。。。 それにしても、ブッチョウ面なハザマの絵ばかり。そんな日もあるわ。。って事で。。。 (2003/11/17放送) |