#9『母の手術!心響く・・絶対助ける!』 手術着に、号泣に、萌えないわけないッス。。 |
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![]() 健一の手術のシーンでずっと「助かりますように、無事にお母さんが助かりますように」なんて思念波送ってましたさ〜。 もうドラマなんて結末決まってるってのにリアルタイムで手術を待つ親族の様な気持ちでした。。 だってマンガや映画とちがう展開になったってイイじゃないかと。もうそれほど迄にジュン、、もとい健一ママに惚れちゃったんだよ〜。 とか最初から「今回は泣き覚悟」のサトラレだったけど、冒頭の辞表を出した事を忘れてた健一の場面には笑ったす。 「アレ、里見は病院やめたよね?」って言い方が(笑)。 この”三人がワル@サトラレ公式HP”の三人はイイ味だしてるよねえ〜。 と笑いつつもお母さんに病気の告知をするシーンで既に涙腺はユルユル。 お母さんが病気になった事で、初めて健一が手術を任せてもらえるというのは(しかも最後のチャンスみたいなモノで) 皮肉なコトだけど、それを心から喜んでいるお母さんが健気というか、愛だよねえ。 強くてかわいらしくて健一ママ大好きだ。。 んで今回は佐伯部長も凛々しかった〜! 普段ヘロヘロ頼り無さげなのに、いざと言う時にビシっとされると俄然男前度がアップするネ。 サトラレは、周りを渋いいい役者が固めてるから安心して見られるんだよね。で、不安の種だった、うのチャンや小池ちゃんも 今や愛おしいキャラクタでございますとも。 お母さんが実はガンである事、そして手術を自分にしてもらいたがっている事を同時に聞かされたらソリャうろたえるわな。。 うそだ、うそだ。。と思念で頭が一杯になる健一に「ちゃんと聞いて!」と熱く説得する星野先生が男前(笑)で頼もしいわ。 そんな星野センセイの説得のキメは「私を信じて!」だね。 でもまあ、ドラマでは盲腸の手術ですらやらせてもらってない健一にいきなりガン、しかも母親の、なんて 確かにサトラレの天才っぷりの見せ所ではあるんだけど、本人にしてみりゃ本当に勇気のいるコトで、 そこで健一に自信を付けさせて背中を押してあげる星野センセイの存在の意味は深いんだなあ。 で、ついに、やっと、あーた。苦節8週間(パンパシいれると9週間ッ)。 やあああああっっと、健一の手術着やらオペシーンが見れるわけですよ!! 長かったなあ。。。。盲腸すらやらせて貰えなかったからなあ、ドラマの健一って。。。 手術室に向かうお母さんに寄り添って話をする健一、何か声もちょっと頼もしくなってたりして。 お母さんのシアワセそうな顔見てまた涙腺オープンな私。。 大きな手術の前なのに穏やかで、本当に嬉しそうで、可愛いくて、この顔をみただけでも、ああ駄目だ涙が〜〜。 。。んで、待望の(笑)手術着の健一!期待を裏切らないカッコ良さ〜!めちゃオトコまえ〜! 表情もキリリと引き締まって、なんか、ひと回り大きく見える。 手術室の前で、「落着け。。。」と目を閉じた端正な顔に見とれ、マスクで顔を覆っているけどその目線の鋭さに見とれ、 手に見とれ(オダギリの手って大きくて綺麗で本当好き〜。)もうナンヤカンヤとドキドキだったわけですよ〜!! 手術着の健一は原作の健一ソックリだ、って高丸監督が日記で言ってたけど、いやー本当! 目の横にホクロが移動して来そうな程(意味不明?原作の健一みてね) 低い声で淡々と喋る手術シーンの健一、まじシビれた〜。 手術シーンも臨場感があって良かったなあ。 はぁ。。だけど、転移が認められなくて、無事腫瘍も取り除けて、ドラマではもしかして手術成功?かと喜びかけたのに。。。(涙) しかし「あっ」でCMは辛かった。今回は兎に角ずっとドキドキしながら感情バリ入りで見ていたものだから、 CM入るたびに、我に返るのが嫌だったよ。DVDで間が途切れない状態のものを見たらきっと感動5割増し。(だからDVD化お願いプリーズ) しかしマスクで顔を覆ってるけど、目だけでその感情が手に取るように分かるのが凄いなあ。。 術中の鋭い視線、お母さんを見ている時の優しい視線、駄目だと分った時の悲しい目と、空虚な目と。 でさ、当然オダギリは手術なんかした訳ないのに、手術してるように見えちゃうんだよねえ〜。そりゃ見えなきゃ困るんだけどさ、 見ている人を騙すって言い方おかしいかもしれないけど、それまでの経験も知識もなくても、そのモノになりきっちゃう、 役者さんって本当凄いね。 で、色んな次元でのオダギリを見ているみたいで、役者さんのファンである喜び感じちゃうなあ〜。 手術シーンからの展開は映画や原作とほぼ同じだったけど、結局この里見の話では一番の見どころというか、 大事で完璧なシーンだし、あえて変える必要がなかったというより、変えたくなかったのだろうな。 だけど、ドラマオリジナルのシーンがひとつ。 健一の思念波が一時全く無くなる部分。 これには参った。心臓が止まるかと思ったよぅ。。。その時の、健一の目が。。。 「おふくろ、このまま閉じるよ。。」の後、シンと静まり返る手術室と病院内。サトラレでなければこれが普通の状態なんだろうけどね。。。 余りのショックで考えるコトが出来ない状態、って単純なモノでもないだろうし、虚無というか空虚というか。 目の色がさ。ちがうんだよね。なんて言ったらいいのか分からないけど、衝撃だったなあ。。。 何かオダギリすげぇ。。って思ったよ。。鳥肌立ったよ。 コレは忘れられないシーンになりそうデス。。。 ![]() そして手術後、思念波で本当は駄目だったと知ってしまっても、顔色1つ変えないで、微笑んでたり、 佐伯部長に健一の手術の腕前が素晴らしかったと聞いて、満足そうに「うん、うん、」て頷いている健一ママ、素敵すぎで涙するわけですよ〜。 屋上で健一がグシャグシャに泣き崩れる場面に関しては。。もう言葉もございませんともさー! オダギリの泣きの演技は、舌の時や、クウガの時から、入り方が物凄くて自信をもって絶賛していたものの、 やはりココまで号泣するシーンは初めて見たわけで。 ココロの声も、号泣する健一も、演技とかドラマとか忘れてしまう程に切なくてどーしょもなくて、 今思い出すだけでも胸がぎゅうっとなってしまうッス。。 もー、めっさ情けない顔で、子供みたいに泣きじゃくる彼を見ててコチラも泣けない訳はなく、なけなしの(?)母性本能全開で 星野せんせー、早く抱き締めてやってくれようっっ!てな感じで。 考えてみたら健一はいつも情けない泣きそうな顔はしてたけど、実際泣いたの見るのは初めてかも? 因にウチの同居人にも、崩れた顔で号泣できるヤツは合格!(?)てコトで、某草薙くんに引き続きオッケーもらいました(笑)。 (鼻水度では負けたらしいが。) 健一の思念波を聞いて病院中の皆が涙しているシーンも、これまでの色んなエピソードを経てそれぞれの人物に思い入れがドップリなだけに、 すっかりこちらも貰いまくり。。。藤堂の涙が特に来たッス。藤堂もメチャツライだろうになあ。 健一ママとイイ感じになって欲しかったのに。どうなるんだろうね、この二人の今後も気になる所。 。。。もしココの屋上のシーンで、GLAYのエンディングになっていたら、本当に涙腺カラカラになっていただろうな。 けど、そこはサトラレ、最後はちゃんと暖かいキモチにさせてくれるね。 自分より背丈のある健一に抱きつく星野先生、さりげにハグハグで、健一うろたえるかと思ったのに、 それよりも病院で医者として働けるコトのが一大事だった辺りに健一の医者としてのたのもしさと自覚が。。。つか鈍感なだけ? ところで、院長が電話で見栄を切ってガチャン(つかポン!だけど)のシーンって、某踊る刑事物(笑)のパロらしいのですが、 基本的にドラマ見ない私は踊る、、も実は見てなかったりするので分かりませんでした。。ウケたんだけど、知らぬが仏? けど、、問題は来週だよね〜。 原作ですら、扱いが難しいと思われるあの問題をどう消化してくれるのか、不安と期待で胸が一杯だよ。。 番組直後のサトラレHPでのプロデューサーとのチャットで、最終回の各テレビガイド誌の予告は鵜呑みにしないほうがイイって言ってたので 少し安心してるんだけど。つーのは、やっぱり健一ママの病状ね。やっぱりお母さんが死んじゃうのはヤダ〜〜!! で、ドラマが原作者の佐藤さんと話し合いをして展開を決めているのかについては、 佐藤さんからキャスティングも話も、全てお任されているとの答えが。 えっっ。全てお任せで来週の展開、大丈夫?とは思いつつ、 きっとサトラレという物語をココまで大事に作ってくれているスタッフならば、信じてイイかな。。。 お願いしますよ〜〜〜!!! 来週が待ち遠しくもあり、終わってしまうのが悲しくも有り。。 しかし今回はお絵書き辛かった〜。ビデオ見ながら、スケッチしてからお絵描きするんだけど 見ているとお話に見入ってしまって気が付くとウルウル泣いてしまってるし。 泣き乍ら、スケッチしている自分って。。。。さらに一時停止したり、表情チェックしてる自分に ちょっぴり物悲しい絵書きの性を感じましたヨ。。。トホホ (2002/9/5放送) |
#10『最終回!心の声よ永遠に。。。』 好きだからこそ色々言いたい最終回。。 |
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![]() さてさて。。。 と、思ったら。ドラマ始まって3分で子供が健一に「サトラレ先生」発言ッッハヤッ!! つか御両親うろたえすぎ。 自分がサトラレ?と疑いはじめる健一が病院の皆を思念波で試すシーンは面白いねえ。 必死で反応しないようにしているのが、いやー大変。皆凄いね。 飲み物に虫なんて、生理的な所で責められたら辛いゾッ!工藤せんせい偉い! こういう思念波の自分突っ込みみたいなノリは面白くて大好きだったなあ。もっとこういうの見たかったかも。 こんな風に周りの思いやり(まあ罰せられるというペナルティもあるのだけど)でサトラレがサトラレだと悟らずに社会で生きていける、 はずだったんだけど。 火事だ!の思念波で全員集合してしまい、ついに健一は自分がサトラレだと分っちゃうのね。 って、ドラマ始まってから6分。ハッヤ〜〜〜!!! 早いといえば、皆さんが健一がサトラレだと認めてしまうのも早すぎ。 何やってんだ、サトラレ警護〜〜〜。 たとえばガンの告知だって、本人がいくら疑ってたって誤魔化し続ける手立てはあるぞ。。。 とはいえ、まあ確かに今迄の数々の事件で健一がチョットも自分がサトラレだと思わなかった事が不思議っちゃあ不思議だったんだが。 でも駄目でしょ〜!! 「おれ、サトラレだったんだ!」ショックでその場から逃げ出す健一。。。。 の、走り方がフニャ、微妙にオトコらしさがなくて可愛いデス。。(笑) さてこれからなんだよね。問題は。 いなくなった健一を必死で探すのはいいんだけど。。。 警報はいかんだろ〜!!この前のホテルでもあったけど、コレキライ〜!! コメディにしてもやりすぎ、ていうか。警報を健一が聞く可能性だってあるわけじゃない。 それを『サトラレ里見健一は。。』なんてウ〜〜ウ〜〜〜言わせて大放送。 そりゃないよ〜。 もう誤魔化すつもりはナッスゥィング?(主任風) でやっぱりプールにいた健一。分かりやすくて可愛いヤツ。 雨の日の収録だったみたいで雨ふりを誤魔化す為かもしれないけど霧がかったような白っぽい画面が逆に淋しさ倍増でヨイね。 大好きな星野先生にも後すざりして離れようとする健一が可哀想でならんわ〜。(涙)あんなに懐いてたのに〜。。(ペットかよ) そりゃ大好きな人にこそ、自分の心の中なんか見られたくないよねえ。 屋上の思いつめた健一に、健一と同じ立場になろうと星野が自分の事を告白するシーン。 3日不倫とフタマタ告白に「それは知ってる」(笑) ちょっとジーンとしている場面にもクスリと笑わせるこういう部分が好きなんだよなあ、サトラレ。 まあ本当はもっと生理的な部分が恥ずかしいんだよね。けど、それはまあファンタジーて事で。 他の皆も一緒に自分の秘密を打ち明けるけど、藤堂さんと千春まで、って、もう確実に「サトラレ自覚」せざるを得ない。 どうなんでしょ。。。う〜ん 結局健一はサトラレ対策委員会の用意した部屋で(サトラレ隔離ルームかっ?)匿われるんだけど、 病院の制服のままの健一みてるとなんとも不憫でたまらん。 せっかく上手くいってたのに。 ガラス越しに会わなければならないシーンも辛いッス。 まあガラス越しっつたって、思念は届くんだけどね。 それにしてもサトラレのドラマは、お母さん役のジュンちゃんが大成功だよね。 もうお母さんのシーンは言葉や表情でいつもホロリときちゃうよ。 ショックを受ける健一に謝る姿が切ない。。。けど、健一をただ可哀想だと慰めるのではなくて、 「皆のお陰でここまでサトラレだと知らずに生きてこれたんだから、恩返ししなくちゃ」と諭すのがイイね! はー、お母さんの育て方は本当に間違ってなかったよ。 チョットコドモっぽさが抜けない健一には育ってるけど(笑)それは純粋さ故、という事でね。 「また心配かけさせてゴメン」て健一の思念に「親はね、心配したいの」と答えるお母さん。 今迄は直接ココロの声と会話出来なかったのに、今はそれがとても自然に見えて、 もしかしたら自覚したサトラレと一緒に生きて行くのって可能じゃないかと思えたりするんだけどねぇ。 無人島の白木役。だれがやるかと期待していたら。。。升サンかい! OLV2に引き続きオダギリと共演ですな。高丸監督のドラマによくでるらしいね。 が、そのロンゲは。藤堂の変装よりも違和感だぞぃ。せめてひっつめロンゲで宜しくお願い。 キミは何がしたい?と聞かれた健一の願いは「医者になること」。でも、 研究は独りでできるけど、医者は(ましてや臨床医だと)相手が居ない事には成り立たないんだよね。。。 結局無人島に行くと決めた健一。 それは、自分のココロの中が丸見えなのがツライからか、他人に迷惑かけちゃうのが嫌だからなのか。 病院の外から院内の皆に思念で語りかけるのはサトラレならではで、良かったな。 サトラレセンセイと言ってしまった子供を責めるわけもなく、(でもコレ大人だったら。。やっぱり罰せられるのかな) 「正直に言ってくれてありがとう」なんて言ってるし 病院の皆に伝えた言葉も健一の素直さと優しさが溢れてるワケで。 「今迄迷惑かけてすみませんでした。こんなオレの事今迄守ってくれてアリガトウございました。。 本当に優しい嘘をありがとう」 つ、ま、り? この段階ですでに、サトラレだと悟ってしまった健一の苦悩は『自分の心がマルミエである事の恥ずかしさ辛さ』よりも、 『自分の思念で他人を傷つけたかもしれない事』、の方が大きくなっているわけで。 まあなんてお人好しでピュアで真っ白なんだろう。 お母さんの育て方が素晴らしかったのと、、案外ずっと独りだった事が汚れない心の持ち主を作り上げたって事かな。 ある意味天使。(笑) お母さんが最後に顔くらいみたいじゃない、と登場してくると、 既に「ジュンちゃんママさんラブ」状態の私は、カチリと涙腺スイッチON。 ああもう。泣けるんだってばあ。 「あんたがサトラレでよかった」お母さんの優しさに ポロッポロッと涙こぼす健一の可愛さと、別れるのは辛いのに、自分から健一の背中を押しだすお母さんにキューンです。 お母さんがいつも藤堂や皆に話していたキモチをゆっくり話してあげたら健一のキモチも楽になるような気もするんだけどな。 サトラレの母で良かった、て話とかね。 で、星野先生。。は健一と一緒に無人島へ行くと言い出すのね。 そして「もう1つ言ってなかったコトがあるの。ずっと好きだったの」と大告白。やっぱり傘の時からなのかな、それって。 人生最悪の時に喜ぶべきか悩むよなあソリャ。でもお目目キラキラウルウルで可愛いぞ〜〜〜〜!!!健一ッ。 健一が悩んでいるのは、大好きなヒトにこれからもずっと心の中丸見えでいる自分の事じゃなくて、 無人島は淋しいのに、大丈夫なのかなあ、、と相手を心配してるんだよねえ。 けど星野先生は「里見くんがいない方が淋しい」と。 あ〜たしかにこんなにリアクション楽しくて、動きも面白くて、もう見ているだけで 可愛い健一いなかったら淋しいさ! 健一だったら二人きりでも飽きなさそうだもん。。!! で、もちろん嬉しくて、一緒に行きたいんだけどそこはお人好しで優しい子だもんだから、 星野先生にも淋しい思いはさせたくなくて、早朝にフェイントで無人島に向かっちゃう健一。。。 んがっっ。その車を追い掛けて来る星野先生。。。ハヤッッッッ!!物凄い早いんですけど。 しかもミュールみたいなサンダルで〜〜〜。愛か?愛の力なのかい?? この場面にまたOLV2を思い出しつつ、兎に角車との距離がコケルまで一向に離れない星野先生に、 感動するべきシーンなのか分からなく微妙〜。良いシーンなハズなんだけどっっ!GLAYの曲もイイのにっ! 「あたしの事嫌い?ちゃんと声に出して言って」と迫り「あ、い、いや、モゴモゴ」とうろたえる健一に「じゃあ続きはついてからv」 と無理矢理自分も車に乗り込む。やはり健一にはこれくらい押しの強い女じゃないと駄目ですな。 『好き』の一言すら言えない健一が可愛すぎる。。。 こんな可愛いコのキモチをもて遊べる(いや遊んでないって)星野先生うらやましいわ(笑)。 しかし船ちいさっっっっ!!!!どこの近所の無人島?釣りだってもちっとでかい船だよね。 サトラレ対策委員会に国はあまり予算を出してないのかな。 さて。 ココからの展開が、実は私の苦手な『最終回に大勢でワッショイワッショイ盛上がって皆ありがと〜〜!!!大団円。。。』 パターンだったので微妙なキモチになったのデス。。 で、今回も途中迄ジーンワリ感動して、やっぱりイイナア、サトラレ。 な〜んて、ホロリとしつつ見ていたのが、 サーーーーーーーッと冷めてしまったの。ココで。 一緒に付いて行く!と病院の皆が勢ぞろい。無人島に病院をたてて、皆でそこに行くと??? えっげっそうなん、イヤーうそーん。。。 だってサトラレは心を覗かれるコトが恥ずかしいと言うに。。。付いて来られちゃ意味ないっしょ? サトラレである事を自覚して、誰も彼もに自分の思っている事を聞かれてるとわかったら恐ろしいよねえ。。 だからこそ、自殺する可能性も高く、国をあげて必死に保護しているわけで。 健一が心を覗かれるのが辛くて無人島に行くのであれば、皆が一緒に行くと言い出すのは、健一の気持ちを無視した、 勘違いの優しさになってしまうわけで。 それはまあ、星野にも言えるけど、まあそれも健一が好きな相手だけならアリかともオモッタけども。 で、最初に見た時に、うーん。これは。。どうよ。。。。と。 サトラレが自覚して社会で生きて行く難しい問題をこのドラマは解決してないじゃん?と。。拍子抜けしてしまったわけですが。 ですが。2度、3度、と見直して、ああ、コレもありなのか、と。 この物語は、あくまで里見健一というサトラレの1個人のケースであり、 その健一は、物凄くお人好しで、物凄く寂しがりやで、物凄く純粋で。 心の声がつつぬけで自分が恥ずかしいという事よりも、他人を傷つけるのが恐く、申し訳なく、 これからも自分の思念で他人に嫌な思いをさせるかもしれない事が辛いんだな。 だから、回りがソレを許してくれるのが嬉しくて、そして何より、自分の夢はやっぱり医者になって沢山の人を救う事で、 その夢が許されるのなら、サトラレである事は我慢できちゃうと。。。。。とりあえず、今の所はね。 それがサトラレ里見健一のケースなんだろうな。そう納得してみましたが。 まあでも、こう納得できたとはいえ、もちっと他にやりようがなかったかなあ、とか思うのは原作もみちゃったからかなあ。 例えば、星野先生が健一と同じ立場でいようと、四六時中思った事をブツブツ呟き続けるとかネ。 もしくは、星野先生が健一とつき合ったら、サトラレの恋人になった時の弊害(夜の事とか他人にツツヌケ。。。。)があるわけで、 それでも私は平気だから、我慢するから、一緒に皆と生きて行こう、なんて言ってくれたらもっと説得力があったかも? なんて思ったりもしたのだけどネ。 どうやら最終回は時間が足りなくてカットした部分がかなり多いらしいし、こりゃ DVDのノーカットバージョンに期待。 1話の冒頭のシーンと合わせた最後のシーンは、色々思い出しちゃって良い感じにジンときたなぁ。 いやしかし!腕を組まれた後の健一の表情の変化のかわいさったらッッ。 もうもうさあ、なんでこんなカワイイ表情できちゃうわけ?26のオトコが、オダギリッ。 ああもうね、シツコイけど言わせてもらうよ、カワイ〜〜〜〜イ〜〜〜〜!!! 最後だから開き直って言わせてもらうよ、カワイイッ!(もう何度言ったんだか) 子犬とかを見た時のキュンとするキモチと同じなんだなっっ!! 無条件で可愛いんだな!無償の愛をいくらでも捧げたくなるカワイさなんだな! はー。。。。オダギリのキュ−トパ−ト集めたスペシャルだ健一(何いってるか分からなくなってきた〜) 全部でたった10話だったのが惜しいけど、最後迄キッチリ世界観を崩さないでドラマでのサトラレワールドを作り上げてくれたのは脱帽。 なんだかんだと最後はチョッピリ辛口になっちゃったけど、オダギリが出たドラマでこんなに素直にドラマ丸ごと好きになったの初めてで、 登場人物全員に愛着はあるし、 ホンットーにサトラレは可愛くて愛すべきドラマだったヨ〜! 星野先生と、健一のカップルも最高!! 結局最後迄口に出して「すき」と言えなかったけど、この関係のままで良かった感じもするなァ。 まあ、ホッペにキスくらいあっても楽しかったかも?なんて思い乍ら(勿論星野先生から健一にねv)、それはそのうち続編で、とか期待しちゃったりして。 。。。。終わりかア。まじ淋しい。 健一がサトラレ自覚した事で、原作とはパラレルになってしまったワケだけど、この明るいノリで、また続きが見たいよ。 程よいドタバタで程よい涙で、見終わった後はいつもほんわか幸せ気分だったなあ、サトラレ。 はー。。。ホンッット、オダギリファンにとって最高の夏だったデス。 (2002/9/12 放送) それとこんな呟き感想文を最後迄読んでくれた皆様ありがとうございました〜。大感謝&乙彼でした〜! kyomii |