■#4■面白くなってきた。。んだけど。。ウットリの後にツッコミ。

もう第4話っすよ。。見終わった後、オダギリの表情にウットーリしていた所に来た友達からの1通のメールが私を現実に引き戻す。
『矛盾だらけじゃない?』
えっ。そーいや所々気になりつつ、某刑事に見とれてお話ソッチノケだったよ、アタシャ。
落ち着いた所で、冷静にビデオ見直してみたらさあああ。あああ。現実って。。。(笑)

■体中に罵倒の文字が落書きされた死体。で、16年前に同じ様な事件があって、しかも迷宮入りしている。。
で、そこで耕輔が思わせぶりな顔してるんで、私はてっきり、お?耕輔の過去(母親が殺された事件)に関係してるのかと思って、 いよいよ耕輔の過去に触れて来るのかな?と期待してしまったよ。まだ早いか。。
でさ、佐藤刑事が担当していた事件だったらしい。
て事で、すっごいキャラ立ってるのに、生かされてなかった佐藤@さぶさん刑事がいよいよ出番か?ってこれまた期待してしまったわけさ。
毎度そうなんだけど、前半は思わせぶりで面白そうに伏線はって来るんだけどねえ。。。

■聞き込みしてるこうすけ。あのまったり甘い声で聞き込みされたいな〜〜しかし。
何でしょうね、この甘い声とお顔で、女性の聞き込み専門ですか?西島刑事。
「いやん素敵な刑事さん。もっとこの刑事さんとお話したいから何でもしゃべっちゃうわv」
みたいな。。。ホスト刑事。。。。

■瑞穂が捜査一課に似顔絵描きのお仕事で呼ばれるけど、コレは耕輔の御指名?
ていうか、先週頑張っていたあの似顔絵描きさんは?。。。ってそれ言ったらこのお話が進まないかなあ。
強盗殺人の死刑囚が犯人を知ってる、、駄目モトで、一応聞いておこうかって事だろうけど。
「どうやって知ったかは言えない、信じるかどうかは刑事さん次第」
って言われちゃ、しょうがないけど中々都合の良いセリフです。。。
ていうか、本当にどうやって知ったのか、それって重要なんだけどなー?!いいの?聞かなくて。。。
で、出来上がった似顔絵が今回の事件と繋がった!!って差し出す写真とこれまたソックリ!!
ていうか同じ。
先週の続きじゃないけど、写真見て描いたのかよぅ!て程に髪の流れまで同じってどうゆー。。。。
結果から言うと、これは死刑囚の柳の20年前に別れた娘なわけだけど、 20年前の娘が成長した姿がココまでビッタシくると流石に、 あの、似顔絵云々前に、やっぱりコレはファンタジーかSFかと思わざるを得ないわけで。
柳の言葉からココまで感じ取って描きあげる瑞穂がスゴイのか、娘を思う余りの柳の想像力がすごいのか。。??
柳が拘留されてるのは6年前の事件だっていうから、じゃあ百歩譲って6年前に娘のあゆみに会ったとして。。って考えたにしても あの写真とトレスした様に同じっていうのはイタダケナイなあ。。別に髪型くらいは適当に変えておけば良いのにね。
似顔絵捜査官の話なのに、毎回肝心の似顔絵に一番ツッコミいれたくなるのはどうなんだ。。。

■その似顔絵で容疑者にされたあゆみを張り込む凸凹刑事コンビ。
手にはアンパンと牛乳!!!来たね、刑事ドラマお約束。白手袋やらイヤホンやら、続々とお約束が見れてうれしいぞ。
あと残すは 殉職 !!?。。それは困る。
で、また勝手に動き回る瑞穂。これじゃあアレだよね、
『2時間単発一般人が勝手に推理して動き回って事件解決!』ドラマみたい。。
いきなり初対面の女性に顔の傷の事を聞くなんざあ、なかなか出来ないっすよ、失礼すぎて。。トホホ
たった2cm切るだけのお客、怪しすぎ。そりゃ耕輔も怒りますって。

■で、また殺しだ!ってんで現場検証する鶴田班。フトモモも露に、そこに転がっている死体。。。の筈が、突然喉を触る耕輔。
そして「生きてる!」っておい!!!!!
ちゃんと確認してから現場検証しなされー!!
これが突然被害者が息を吹き返した、て言うフリがあるなら兎も角ほんっといきなりだもんなあああ。おいおい。。ヘンすぎ。。
救急車が去った後の残された鶴田班がものっすごくマヌケに見えました。トホホ。

■内村記者に教えてもらった被害者が同じ通販をとっていた、というネタを告げる瑞穂に そんな事はわかってる、捜査中だ。と冷たく言い放つ耕輔。 あれだけ大きな箱が両被害者の所にあったら、そりゃとりあえず調べるだろうね。
この程度のネタを内村が偉そうに鬼の首をとったごとく喜んでいるのも、拍子抜けするんだけど、いやそれより、
「あと少し通報が遅かったら死んでた」
ていうか、放っといて現場検証してたのは誰ッッ?!トホホ。。。
いやむしろ、耕輔はお手柄だけどさ。。うーん。生きてたのに放っとかれた被害者が気の毒です。


■被害者が生きてると聞いた瑞穂。「危ない。被害者をこのままにしておくと危険です」
と、広報課のもと似顔絵捜査官のヒトコトで捜査一課が動いたように見えるけど、よろしいのか?
だいじょーぶかあ?神奈川県警捜査一課。。。。うーん。
。。っていうか!!何で瑞穂もいるの?しかも
ナースコスプレ!?
正直に言って下さい。コレは視聴者サービスですねぃ?!そうですねぃ?だってカワイイもん。(笑)
ってそうじゃなくて。
『捜査一課から外されたものの、現場で働く事を諦め切れない瑞穂がアチコチに首をつっこんで事件をかき回し「またお前か!」 とか迷惑がられつつも得意の似顔絵超能力で事件を解決』ってドタバタドラマにした方が分かりやすくて面白そうなんですけど。。 って、まあ、半分そうなってますが。。。

■被害者の面会謝絶の病室に入っていく怪しい看護婦の後ろ姿。 点滴に更に怪しい青い液(笑)を注入しようとした所に、「やっと来たな」とカーテンの向こうから耕輔、 被害者の身替わりに寝ていたのは佐藤刑事!
って無理があるぞー!!いくらなんでもサブちゃんじゃ気付くって。。ゴツすぎ。(笑)
コレ、逆が良かったのに。ビジュアル的にもベッドで寝てる耕輔おいしいし(笑) 16年待ってたぞ!て感じで佐藤刑事が出て来た方が「16年前の事件の担当だった」てことをお話で上手く描き切れてなくても、 盛り上がっただろうにな。。
少なくとも最後に手錠を掛けるだけの役割で「待ってた甲斐があった、」なんてセリフでお終いにするよりは。

■で、案の定、犯人の目の前に現れて足をひっぱる瑞穂!!ああ迷惑。。。
ナイフで襲われそうになり危機一髪の瑞穂の前に体を投げ打って庇って背中を切られ、
さらに素手でナイフを受け止め流血でウットリ。。。じゃない、無表情で犯人を威嚇?する耕輔。
いやー、ウットリはまあコチラなんですけどね。無表情なのになんつーエロい顔。
握りしめた手から滴り落ちる血がもうドキドキ。。血はエロスだよなあ。。。
瑞穂のコスプレが仲間ちゃんファンへのサービスだとしたらやっぱり流血耕輔はオダギリファンへのサービスでしょうか。
だとしたら思うツボだなー、自分。。こんなサービスなら大歓迎(笑)
しかしコレは相当ざっくりキテマス。 犯人がナイフを引いたらどうしょう、ひゃああ。と弱冠貧血になりつつ画面から目が離せませんともさ〜。
幸い、びびった犯人はナイフを放して逃げた所で御用。
。。。ていうかさー、瑞穂。「西島さん。。。」って、顔みてボーゼンとしてるけど普通血だらけになってる手が気にならないかなあ。 ていうか、気にするよね、ていうか、手当てするよね??
ていうか、体を張って庇ってくれたらメロメロだよね、フツウ。
落ちるよね、フツウ。落ちてるの?落ちてますか?まだ落ちてませんか?だとしたら鈍感すぎだよぅ。。勿体無い(本音)
それどころか。血がだらだら出てる耕輔をだーれも気にとめない。。。。なんでだーー?!!。。
つか、カツラがとれた犯人、ちょっと山田君に似てて笑った。。。

■「16年待った甲斐があった」って手錠をかけた佐藤刑事だけど、同じ犯人かどうかってまだワカンナイんだよね?この段階では。 まあ結局は同じ犯人だったわけだけど。。。。
犯人の自宅から16年前の迷宮入り事件の写真が出て来たらしいけど、その犯人は16年前に別件で逮捕されてずっとムショ入りしてたんだよね?
別件逮捕までして、気がつかないのだろうか、警察も。。そんな写真まであったのに。
もうねえ、事件を解決した後に、セリフで事件をフォロー説明しすぎ。
目撃者が話していた「すっぱい臭いがした」って事も、セリフで犯人が自宅で犯行写真を現像していたからって後で説明されてもなー。 だったら鉄道マニアな品川がソレに気付いて犯人を探すって展開の方が面白いと思うんだけどなあ〜。。。
この事件。女になりたい願望の犯人だとか、死刑囚から犯人を聞き出すとか、『羊たちの沈黙』
勿論あんな素晴らしい筋ではなくて、部分的なネタだけ味付け程度に頂いたものの、もとの素材がイマイチだから、お話は矛盾だらけに。
更にね、犯人と拘置所で一緒で、逆恨みから娘を殺すと脅され、今回の事件を知った柳が娘を守る為に警察を欺いた、、て事ですが、 柳本人すらずっと探しても会えなかった娘の居場所をどうやって山口(犯人)が知り得たのか、とか、、色々もう気になるんだけどさあ。


■けど最後に「あゆみという女の事など知らない」、と言い張る柳に食って掛かる耕輔はすっごく良かったよ。
しかも、大概こういう場面ってのは、意地を張って知らないと言い張るのを叱咤する形で心を開かせる。。 つまり善意的な叱咤だったりするんだけど、耕輔のは明らかにそれとは違っていて、ただ単に怒りをぶつけているのがイイな。
結果、柳の素直な気持ちを引き出す事にはなったけど、多分それは耕輔の意図した所ではなくて、 家族をバラバラにしてしまった父親に対する異様な憎しみがその目に宿ってるような気がして、すごくゾクゾクした。。
なんか、耕輔の過去が少し垣間見れたような?
ここのオダギリの目の表情の変化がすごくいい。怒りと憎しみと悲しささえ見えてしまったのは妄想しすぎかな?
セリフは時々オリョリョ?って時もあるんだけど(汗)、やっぱりねえオダギリのこういう雰囲気、何にも変え難いモノを持ってるよ。
もうね、いいや。本当それだけ見れるだけでも充分。(開き直り。)

■今週の耕輔&瑞穂。
何時の間にか毎回一緒に行動するふたりなんだけど、いっそ、もう捜査一課に瑞穂を移動させて、 スッキリふたり組ませちゃってもイイんじゃ。。品川くんには悪いけど。
仕事中はダンディズム全開で、上からモノを言うような耕輔だけど、案外、瑞穂には
「しょーがないわね、虚勢ばかりはっちゃってv」 って見られていそうですな。。。いや、女ってコワイから(笑)
にしても、瑞穂。最後の場面でも、包帯を巻いた耕輔の手を見て「手の傷。。」とまで言っておきながら、
謝りもお礼もしないってのはいかがなもの?
体を張って瑞穂を守った事に照れてか「お前といるとロクなことねえな」
なんて強がり言っちゃう耕輔がたまんなくカワイイんだけどさあっ。
あの傷、、何針も縫ったはずだぞう。。。守ってもらってトーゼン、とでも思っていそうに見えてしまう瑞穂、 やっぱりタダモノじゃない、これはかなりの食わせ物かも。。。
(どーでもイイ事ですが。「親子の絆って強いものなんですね、誰にも断ち切れない。」「だからやっかいなんだろ」 ってセリフのやりとりに、某ドラマの某タケシを思い出してしまったり。。)

■いやはや。今回はね、オダギリファンのミーハー視点では最高萌えましたよ、ええ。
柳役の六平さんの演技も素晴らしくて、話の矛盾は感じつつも最後の涙する場面ではこちらも思わずググッと気持ちが動いたですよ。 さすがです。
お話だって、突っ込み捲ってるけど全体的には悪くはない。。少なくとも今迄では一番面白かったなあって感じた。。。。
ただ、ボソボソ穴が開いてるのよ。その穴をデザインだと思えるように騙して欲しいのよ。
多少の矛盾はテレビドラマだしね、完璧は求めないけど、 一転二転する凝ったドラマを目指すのなら、もちっと気を回して穴を繕ってほしいなあ。。。
それと沢山の個性的な登場人物がやっぱり生かし切れて無くて勿体無い。。
今回はいよいよ個性的な佐藤@さぶさん刑事にスポット当てつつ、瑞穂と耕輔の過去にも話を絡めていくのかと思ったのに、無駄が多くて、 アチコチ手を出し過ぎてドコも中途半端、ああもったいない。
もともとこの原作も、推理小説と言うよりも、瑞穂を中心にした人間ドラマらしいし、
もっとシンプルな脚本にしたらいいのに。
やりたい事はわかるけど空回りしてて歯がゆいな。。。

■で。。。耕輔の顔がみえないって最初のセリフが、、、やっぱりなんだかおいてきぼりのような。。。。
このままじゃあ、ふつうに心が近付く男女の雰囲気なんだけど。どうなんでしょ?
ああ、また文句ばかり?トホホ。(今回トホホだらけだな。)
余談。
BROSの『ジャン』で、さぶさんとオダギリの2ショ、めっちゃ可愛かったなあ〜〜。
オダギリってば、オジサンに取り入るのが得意?
。。じゃなくて、なんだかオジサンといるオダギリて子供みたいな顔になっててむっちゃカワイイよねえ。母子家庭だからかな?
   さぶさん、オダギリジョーを宜しくお願いします
。。。って偉そうに誰なんだ自分(笑)

                                       (2003/5/6放送)






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