■#6 ■折り返し地点ですが。。



◆今週の耕輔
今回は加奈子の成長物語りといった感じで おしゃれ刑事の見どころはコレと言って無かったなあ。。お楽しみのトラウマシーンすらなかったし。。(もう6話なのに?)。 という事でやっぱり、
『ネクタイ直してもらってデレ〜』。。。
クールに女性記者のマキの横を通り抜けようとするものの、色気攻撃には「ウブな耕輔」の顔がチラ。 「あ、ありがと」だってさー。。。アラカワイイ。
唖然とする瑞穂達にむかって「いや、ぜんっぜん違うわな。な?」と尾崎に同意を求め照れ隠し?普通に可愛い男ですね。
まああんなキャバ嬢みたいのが、「悪く無い」って趣味も冗談だとしてもいかがなモノかと思うけど。
あのマキのキャラクタもちょっと抑えられなかったのかなあ。 できる女の大人の色気っつーより、下品な印象しかないっす。。。 まあしかし、ネクタイ直すのが「気の付く女」って演出も、なんともベタな。

と、今週の耕輔はココまで。
以下ツッコミのみになりますのでツッコミ無用!な方はココまで、という事で。。ひとつ。





◆携帯チェ〜〜ック。
まるで学級会みたいな雰囲気なのは何故に〜? その場で携帯だけ調べて履歴がなくても今どきいくらでも情報のやりとりの方法はありそうだけど。 だいたい携帯なんかでやりとりしたとしてもそんなヤバイ情報の履歴なんか証拠隠滅っすよ。 キレる一課長に立ち尽くしてる刑事達。。何だか頼り無いッス。。 更に何故か耕輔はやや目線そらし気味。怪しいからやめなさいって(笑)

◆で、内村をマークするのが瑞穂?
いや、いいんですけど、これまで見て来た視聴者としては内村と一番接触していたのが瑞穂に見えていたから、え?そうなん?と。。 勿論一課の情報は部署の違う瑞穂に洩れてるハズはない、という事を強調するためにも、 一課に移動した加奈子が捜査状況を部外者である瑞穂には言えないと告げる場面も御丁寧にありますが。。。
一課の某おしゃれ刑事さんと、瑞穂、いつも一緒に行動してたような気がしたんだけどもなー。

◆お茶汲みにコピーか。。
加奈子へ対する一課の反応も、分かりやすいネ。実際まだまだ警察内部ではこんなに男女差別が酷いのかな? そういう中で頑張る女性を描いた物語りでもあるらしいし、まあイイとして。 外に捜査に出ていく刑事を横目にみて手持ちぶたさ気味な加奈子。。。の横に、 ヒマそうにしてる耕輔。。。。いやいいんだけど。
ていうか。何故鶴班?鶴班は耕輔と品川とサブさんともうひとり、全員で4人いて亀班は見たところ亀さん以下3人。 (これがまた何とも頼り無いおかまっぽい3人組なんだが。) はっ。もしかして鶴班の某と某は二人で一人前っっ?(汗)。。

◆連れション刑事?!
仕切り一枚で男女にむりやり分けたトイレが、女性記者マキが刑事の重要な情報を得る格好の場所だったんだってさ。
一体どれだけ長い事トイレに篭っていたのだろう、マキ。。。。
この女、トイレ長っっっ!って思われちゃ、せっかくのドレスも台無し、自慢の香水もトイレの芳香剤に負けそうですが(苦笑)
ていうか。トイレでおしゃべりする刑事ってのもイヤすぎ〜。
「所詮オンナはオシャベリだからなあ〜」
って、お前等のがオシャベリだっての。OLの給湯室かよ!!みたいな。。。
男が毎回ツレションかい?!しかも必ず情報をトイレでオシャベリかい?!
あ〜り〜え〜な〜〜〜い〜〜〜〜!!!
そいや、「音が丸聞こえ」っていうもんだから、耕輔と尾崎が入って来たときには今度こそ音でるのか?!
とヒヤヒヤドキドキワクワクしましたが。。聞こえんかった(ガッカリなんてしてないよぅ)

◆疑われてキレて瑞穂にヤツアタリ加奈子。。
大体、瑞穂から「内村をマークしてる」って話を聞いていた上で 内村と一緒にプライベートで楽しそうに一緒に歩いているっていうのはキレる前に自分が悪い。軽率すぎるッス。 そう言う事すら顧みずに「自分を陥れようとした犯人つかまえる!」って張り切られても。。。
。。。ていうか。
なんでいっしょにいたの?今まで何の接点も無かったのに。
気になるじゃん。普通に。
けどまあ、せっかく1課に配属されたのに男と同等な仕事を貰えないジレンマ感じてる加奈子は 人間らしくて嫌いじゃないけどね。

◆新聞記事。 内村記者。最後に「報道に命をかけてる」なんて記者魂燃やしてたけど、 ほんじゃ誰かが自分のフリをして記事を書き続けていた事はプライドに反しないのかな。。。
同じ記者室からなら本人と偽って記事を送れて、それが掲載されてしまうなんて東部日報も新聞としていかがなものか。。
ましてや警察しかしらないようなネタ、確認なんてしないもん?ガセかもしれないのに?
つか送り主のアドレスは?パソコンは違うの使ってたみたいだし。どうなってるの?なんかスッキリしないんだなあ。。
まあ、トイレでまた聞きした程度の内容をふくらませて一面仕様の記事に仕上げるマキの腕は或意味凄いかも(笑)
東スポ向き。

◆今週の似顔絵
望月の家の子供の話をきいて無心に似顔絵を描く瑞穂。
出来あがってびっくり、被害者の山根にソックリ!!これはどういう事?!
。。。いや、瑞穂は既に被害者の山根の顔を新聞でみているわけで。
子供が黒い車のオジサンと言った段階でそのあたりも想像できちゃったわけで。
先入観なしに子供の話だけで似顔絵を描いたって言うのはうーん、説得力ナッシング。。
これが全然山根の顔を知らない瑞穂が子供の話を聞いて似顔絵を描き、 耕輔にみせたら「コレは山根だ!」て展開なら納得だし自然だと思うのにな。。
しかし、瑞穂の似顔絵の描き方って、特徴を聞き出し確認しつつ。。。というよりは、 無心で何かに取り憑かれたように描いてますね。「似顔絵の神様」が降りて来たって感じ(笑)。 そして仕上がった絵をみて自分がびっくり!!!!って。
ええ、すごい『超』能力なのは認めマス。

◆脚本が辛いなあ。
今回一番萎えたのはラストシーン。。
皆勢ぞろいしてマキを待ってました状態、まるで安っぽいサスペンスのお決まりラストシーンのようで、こういうの、苦手なんだよう。。
そろそろ瑞穂の説教も正直鬱陶しい。。。そういうのイラナイ。。。

そして全体を通して何だか感じる微妙な矛盾と違和感。 自分の理解力が足りないのかなあ?と思って、フジのHPのあらすじを読んでやっと納得。。 けど、これが実際放送されたドラマの脚本の流れと微妙に違っていたりするのな〜。
結局脚本の組み立て方がよろしくない感じがします。

恋愛ものとか、青春ものとか、家族ものとか、まあ色々ドラマありますけど そういうものなら多少脚本がイタタでも「そんな事しないだろう」とか人物の行動に突っ込みした所で、 しちゃったもんはショウガナイ。。そういうキャラなら仕方ない。って或程度諦めがつくんだけど、 刑事物の場合のベースの事件の筋書きに多少でも矛盾とか疑問を感じてしまうと物語に入って行けないんだなあ、 と今回のドラマで痛感。
ベースとなる事件の筋書きが破綻してたら、人間ドラマになんて感情移入できないっすー。

。。でね。オダギリの演技はたまに危ない所があっても、その佇まいや雰囲気がやっぱり誰にもないモノがあるから目が離せないし、 多少の演技の未熟さもそこでカバーで許しちゃうんだけど、 このドラマでは何故か棒読みが気になり、演技の固さが目についちゃって。。ツライ。。
うわあん。どうしたんだー?
いや、オダギリだけじゃないんす。どーもどの役者さんも妙に下手に見えてしかたない。。
セリフが酷すぎ。こんなセリフに感情込めろってのが無茶。
ラストの「妬いてるのか?」に至っては、オダギリ好きなのにテレビ画面のスイッチをブッチン。。。と切りたい衝動に。
そ、そんな陳腐なセリフ言わせないでくり〜〜!!! (嘆)
お願いだから普通の会話させて。何年前の少女漫画だよ、ってセリフはやめて。。。
ていうか何時の間にそういう会話をする関係に??アタクシ、また何話か見のがしましたか??
いい役者さん揃ってる筈なのに、セリフが酷くて言い難いのか、皆棒読みに見えちゃって哀しい。
脇を固めた個性的な俳優達にときめいたあの頃が懐かしい。
皆さん頑張ってるのだろうけど。
公式HP見ると、アクションシーンも俳優が体当たりでやってたり熱意はあるみたいなんだけど。
なんか、こう、脚本と現場の熱が噛み合って無い感じがヒシヒシ。。。。

今回がドラマのちょうど折り返し地点。
来週が2話連続みたいっすね(今回からかと勘違いしてました)
きっと、、、きっと、、、と願いをこめて仕切り直しで次回から期待したい。。。と思う今日この頃。

そんな来週、耕輔階段落ちで重傷の予感?
そしてベッドで意識不明?そして意識はカンヌへ?じゃあアレはカンヌへの階段落ち??(違)
                                        (2003/5/20放送)
                                        
                                       





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